70〜80年代のロンドンでポール・ウェラー、モリッシー、デヴィッド・ボウイらを撮影したトシ矢嶋の初作品集が発売に

70~80年代のロンドンで伝説級ミュージシャンを多く撮影した写真家・トシ矢嶋の初となる作品集『LONDON RHAPSODY』が7月9日(火)に発売されます。

トシ矢嶋は、加藤和彦の後押しで75年に渡英。00年代初頭までロンドンに滞在した写真家です。70年代中期から80年代初頭、激動のUKミュージック・シーンに身を投じ、パンク、ニュー・ウェイヴ、スカ、レゲエ、プログレ、ハードロックなど、さまざまなジャンルのミュージシャンをフィルムに収めてきました。

 

被写体はポール・マッカートニー、ボブ・マーリィ、エリック・クラプトン、ポール・ウェラーといった伝説のミュージシャンばかり。ライヴ・ステージのみならず、時には自宅などのパーソナルな空間へ足を運び、シャッターを切ることを許された稀有な日本人カメラマンとして広く活躍。帰国後は小山田圭吾が主宰するトラットリア・レーベル内にトシ矢嶋がプロデュースするMO’MUSICが設立され、コーデュロイやタルボット&ホワイトなどの作品がリリースされました。

 

そんなトシ矢嶋がおもに70年代中期から80年代初頭にかけて撮影した作品群を一挙に紹介するのが本書『LONDON RHAPSODY』。そこに収められた100を超える作品から、当時の麗しきロンドンの風景や、撮影時の仰天エピソードなども織り交ぜながら、トシ矢嶋がたどった“ロンドン・ラプソディー”を追体験できる写真集となっています。

 

■Contents

・オフィスの床に寝ていた“迷い猫たち(Stray Cats)”
・オジー・オズボーンのビル・ワード髭焼き事件
・リッチー・ブラックモアのサイキック・リサーチ
・エリック・クラプトンが真にリラックスした瞬間
・イギー・ポップの雄弁なる日本食トーク
・ロバート・フリップが放った沈黙の空気
・イエスで著名な幻想画家、ロジャー・ディーンの仕事場
●特別対談 トシ矢嶋 × 小山田圭吾
●コラム
・大恩人、加藤和彦さん
・シャーデーとの甘美なひと時
・トシ矢嶋カバー・アート集
・本書を見ながら聴いてほしい15枚

 

・登場するミュージシャン
ポール・マッカートニー / ミック・ジャガー / キース・リチャーズ / ロン・ウッド / クイーン / ボブ・マーリィ / エリック・クラプトン / エルヴィス・コステロ / デヴィッド・ボウイ / セックス・ピストルズ / ザ・クラッシュ / ザ・ジャム / ポール・ウェラー / ザ・ポリス / U2 / ザ・スペシャルズ / マッドネス / ロリー・ギャラガー / ブライアン・フェリー / ブライアン・セッツァー(ストレイ・キャッツ) / モリッシー / トレイシー・ソーン / シャーデー / ボーイ・ジョージ / デヴィッド・バーン(トーキング・ヘッズ) / ジャパン / リッチー・ブラックモア / ブラック・サバス / イギー・ポップ / ロバート・フリップ(キング・クリムゾン) / スティーヴ・ハケット(ジェネシス) / 加藤和彦 / YMOほか

 

■Book info
『LONDON RHAPSODY』

著者 : トシ矢嶋
出版社 : リットーミュージック
価格 : 3,800円+税
判型 : 特殊判型
ページ数 : 204ページ

 

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