NTLiveが彩の国さいたま芸術劇場に初登場、3作品を5月から順次上映

ナショナル・シアター・ライブ x 彩の国さいたま芸術劇場

英国の演劇演目をライブ撮影して上映する「ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)」が、彩の国さいたま芸術劇場と香川県への初上映を発表しました。また、TOHOシネマズ日比谷で公開初日から連日即完売を記録した『フィフス・ステップ』の延長上映も決定し、全国各地での展開が加速しています。




彩の国さいたま芸術劇場で3作品を順次上映

NTLiveは、英国ナショナル・シアターが実際の観客の前でライブ撮影した舞台公演を、世界各地の映画館・劇場で日本語字幕付きで上映する企画です。15年以上にわたり世界1,300万人以上に愛されてきた実績を持ち、俳優の表情や舞台の細部まで捉えたカメラワークで、劇場での生観劇に近い没入感を提供します。今回、数多くの名舞台を生み出してきた彩の国さいたま芸術劇場での上映が初めて実現しました。

上映スケジュールは以下の通りです。

  • 『欲望という名の電車(A Streetcar Named Desire)』:5月27日(水)〜5月31日(日)13時開映
  • 『インター・エイリア(Inter Alia)』:8月5日(水)〜8月9日(日)13時開映
  • 『ハムレット(Hamlet)』:11月19日(木)〜11月23日(月・祝)13時開映



彩の国さいたまで上映される3作品の見どころ

最初に上映される『欲望という名の電車』は、テネシー・ウィリアムズ作・ベネディクト・アンドリュース演出。ドラマ『X-ファイル』でも知られるジリアン・アンダーソンが上流階級から転落した女性ブランチを演じ、2015年ローレンス・オリヴィエ賞の最優秀リバイバル賞を受賞した作品です。ジリアン・アンダーソン自身もイブニング・スタンダード演劇賞の最優秀女優賞を受賞し、ガーディアン紙やタイムズ紙から「今世紀最高の演出」と絶賛されました。上映時間は3時間22分(休憩あり)。

8月上映の『インター・エイリア』は、世界的ヒット作『プライマ・フェイシィ(Prima Facie)』と同じスージー・ミラー作・ジャスティン・マーティン演出。映画『ゴーン・ガール』のロザムンド・パイクが、仕事と母親の役割の狭間で重圧に立ち向かう判事を演じます。「観たら観る前の自分に戻れない」と評される1時間52分(休憩なし)の作品です。

11月上映の『ハムレット』は、ウィリアム・シェイクスピア作・ロバート・ヘイスティ演出。NTLive大ヒット作『ライフ・オブ・パイ』でオリヴィエ賞に輝いたヒラン・アベイセケラが、「生きるべきか、死ぬべきか」という究極の問いに挑む王子ハムレットを演じます。上映時間は約2時間52分(休憩あり)。シェイクスピア作品との縁が深い彩の国さいたま芸術劇場で観るにふさわしい一作です。



チケット情報、シーズンチケット先行は4月18日から

彩の国さいたま芸術劇場のチケットは全席指定で、3作品すべてを購入できるシーズンチケットと、各作品ごとの単回チケットの2種類があります。

  • シーズンチケット(3作品)一般:9,000円 /学生・障がい者割:7,500円 / メンバーズ先行:4月18日(土) 一般発売:4月25日(土)
  • 単回チケット 一般:3,000円 / 学生・障がい者割:2,500円 / 発売日は作品ごとに異なるため各作品ページを確認

シーズンチケットは単回チケット3枚分と比べ最大1,500円お得になるうえ、最速での座席確保が可能です。学生・障がい者チケットの利用には、入場時に学生証または障害者手帳の提示が必要です。なお、チケットは彩の国さいたま芸術劇場での鑑賞専用で、他会場での使用はできません。



香川県にNTLive初上陸、ホール・ソレイユで3作品上映

今回、香川県のホール・ソレイユへの初上陸も発表されました。上映されるのは、マーティン・フリーマン主演の『フィフス・ステップ』、アカデミー賞俳優イメルダ・スタウントンが実の娘ベシー・カーターと初共演を果たした『ウォレン夫人の職業(Mrs Warren’s Profession)』、そしてロザムンド・パイク主演の『インター・エイリア』の3作品です。

  • 4月10日(金)〜『フィフス・ステップ』
  • 4月17日(金)〜『ウォレン夫人の職業』
  • 4月24日(金)〜『インター・エイリア』

『ウォレン夫人の職業』はバーナード・ショー作・ドミニク・クック演出の1時間52分(休憩なし)。時代を先取りした思考を持つ娘と、旧来の家父長制度を利用して財産を築いた母親が対峙するドラマで、イメルダ・スタウントンはドラマ『ザ・クラウン』や映画『ダウントン・アビー』でも知られる名優です。



『フィフス・ステップ』TOHOシネマズ日比谷で延長上映決定

ナショナル・シアター・ライブ『フィフス・ステップ』

3月20日(金・祝)に公開した『フィフス・ステップ(The Fifth Step)』は、TOHOシネマズ日比谷で公開初日から週末にかけて連日即完売を記録しました。「気づいた時には予約できなかった」「観たいので延長してほしい」という声に加え、鑑賞後も「良過ぎた。もう一回観る」という感想が相次いだことを受け、3月27日(金)からの延長上映が急遽決定しています。延長後の上映時間はTOHOシネマズ日比谷の公式サイトで順次発表されます。また、鹿児島県のガーデンズシネマでも3月29日(日)に1日限定上映が予定されています。

本作はオリヴィエ賞受賞俳優ジャック・ロウデンと、ドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』でも知られるエミー賞・BAFTA受賞俳優マーティン・フリーマンが共演するブラックコメディです。アルコール依存症の回復プログラム「12ステップ」に取り組むジェームズが新入りのルカのスポンサーになったことから物語が展開し、「第5ステップ」で2人の信頼関係を根底から揺るがす真実が明かされるまで、81分(休憩なし)のジェットコースターのような緊張感が続きます。



全国各地の上映スケジュール一覧

NTLiveは全国各地でも上映が続きます。以下に2026年の主な予定をまとめます。

会場 作品 上映日程
東京 TOHOシネマズ日比谷 『フィフス・ステップ』 続映中(3月27日(金)から延長上映)
東京 吉祥寺オデヲン 『インター・エイリア』 4月17日(金)〜
『ウォレン夫人の職業』 5月22日(金)〜
『ハムレット』 6月12日(金)〜
『フィフス・ステップ』 7月17日(金)〜
香川県 ホール・ソレイユ 『フィフス・ステップ』 4月10日(金)〜
『ウォレン夫人の職業』 4月17日(金)〜
『インター・エイリア』 4月24日(金)〜
埼玉県 彩の国さいたま芸術劇場 『欲望という名の電車』 5月27日(水)〜5月31日(日)
『インター・エイリア』 8月5日(水)〜8月9日(日)
『ハムレット』 11月19日(木)〜11月23日(月・祝)
神奈川県 川崎市アートセンター 『ハムレット』 5月3日(日・祝)〜5月8日(金)※5月7日(木)休映
高知県 県民文化ホールグリーン 『欲望という名の電車』 5月11日(月)1日限定2回上映
大阪 吹田メイシアター中ホール 『ウォレン夫人の職業』 10月2日(金)1日限定2回上映

各会場のチケット情報や上映時間の詳細は、NTLive公式サイトおよび各会場の公式サイトでご確認ください。

シーズンチケット先行発売は4月18日、見逃せない3作品

彩の国さいたま芸術劇場でのシーズンチケットのメンバーズ先行発売は4月18日(土)です。5月から11月にかけて3作品すべてを鑑賞する予定であれば、単回チケット3枚分より最大1,500円お得になるシーズンチケットを早めに確保しておくことをおすすめします。香川県のホール・ソレイユでも4月10日(金)から順次上映がスタートするため、関西・四国在住の方はこちらも要チェックです。NTLiveは、渡英せずに日本で英国演劇の最前線を体験できる貴重な機会です。今シーズンは首都圏・関西・四国と各地でのアクセスが広がっており、より多くの方が英国舞台の感動に触れられるシーズンとなっています。

Text by British Culture in Japan編集部

 

Link

https://www.ntlive.jp/

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