英国ETA(電子渡航認証)が4月8日から値上げ、16ポンド→20ポンドに

David Parry/PA Wire

英国への渡航に必須の電子渡航認証「ETA(Electronic Travel Authorisation)」の申請料金が、4月8日(水)から現行の16ポンド(約3,400円)から20ポンド(約4,260円)に引き上げられます。日本を含むビザ免除対象国のすべての渡航者が対象で、2月25日(水)からは未取得者の搭乗が拒否される必須条件となっています。




4月8日から20ポンドへ、3回目の値上げ

ETAは英国内務省(Home Office)が運営するビザ免除国向けの事前入国認証制度です。2023年10月の導入時は10ポンドでしたが、2025年4月に16ポンドへ改定され、今回の20ポンドへの引き上げで導入から約2年半で料金は倍増することになります。根拠法令は「The Immigration, Nationality and Passports (Fees)(Amendment)Regulations 2026」で、3月18日に英国内務省が改定料金表を公表し、3月下旬に議会承認を経て正式決定されました。

新料金は4月8日(水)9時(英国時間)以降の新規申請分から適用されます。すでに取得済みのETAはそのまま有効で、再申請は不要です。なお今回の改定はETAにとどまらず、訪問ビザ・就労ビザ・学生ビザ・永住権申請・英国籍取得など、移民・国籍関連手数料も広く引き上げられています。



日本人旅行者は全員が対象、申請は余裕をもって

ETAはパスポートに紐付けられた電子認証で、英国政府の公式アプリまたは公式ウェブサイトから申請できます。通常3営業日で許可が下り、有効期限は取得日から2年間(またはパスポートの有効期限まで)です。支払い方法はクレジットカード・デビットカード・Apple Pay・Google Payに対応しており、一度支払った料金は払い戻し不可となっています。

注意が必要なのは、オンライン上に申請代行を装った非公式サービスが多数存在する点です。英国政府は公式アプリ・公式サイト以外からの申請に対して警告を発しており、高額な手数料を請求されるトラブルが報告されています。申請は必ず「UK ETA」公式アプリ、またはgov.ukの公式ページから行ってください。



2月25日からすでに必須条件、未取得者は搭乗拒否

英国政府は2月25日(水)から、ETAの取得を渡航の必須条件として本格運用を開始しています。それ以前は周知期間として搭乗確認がほとんど行われていませんでしたが、現在は航空会社など交通機関がチェックイン時にETA保有を確認する義務を負っており、未取得者は英国行きの便への搭乗を拒否されます。

英国旅行を春以降に予定している方は、4月8日(水)の値上げ前に申請を済ませておくのがおすすめです。特にゴールデンウィークの渡航を検討中の場合、余裕をもって申請することで3営業日の審査期間も問題なく対応できます。なお、ETAの申請料金は毎年4月に改定される仕組みとなっています。

Text by British Culture in Japan編集部

 

Link

https://www.uk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ETA.html

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