バンクシー本人をとらえた超貴重な作品集の第二弾が発売に

バンクシー本人をとらえた超貴重な作品集の第二弾『BANKSY CAPTURED by STEVE LAZARIDES Vol.2』の予約がスタート。12月17日以降に届けられます。

覆面アーティスト・バンクシー（Banksy）と11年間仕事を共にしてきたスティーヴ・ラザリデス（Steve Lazarides）。かつて雑誌『Sleaze Nation』のカメラマン兼フォトエディターを務め、バンクシーの右腕として作品の撮影や車の運転などを担当し、10,000点以上のバンクシー関連の写真を撮り続けてきました。

 

スティーヴ・ラザリデス

 

また、バンクシーの代理店として知られている英国のアートギャラリーのオーナーであり、ストリートアートの普及に貢献した最初の人物のひとりとして、アンダーグラウンドアートの最新トレンドの権威として知られています。

 

「バンクシーとして知られていた、みすぼらしくて気分屋な男と初めて会ったのは1997年頃でした。その頃の私は、最高にエキセントリックなスティーブ・ビールによって製作および編集されていた雑誌『Sleaze Nation』のカメラマン兼フォトエディターでした。バンクシーという若いイノヴェイティヴなグラフィティー・アーティストの噂を聞きつけ、バンクシーの追跡を頼まれたのです。私たちはブリストルっ子として結束していたので、ブリストル内の連絡網を通して繋がりました」（スティーヴ・ラザリデス）

 

 

スティーヴは10,000点を超えるアーカイヴをまとめ、2019年12月に世界発の自著『バンクシー・キャプチャード 1stエディション』を発売しました。

 

BANKSY CAPTURED Vol.1 1st edition

 

「写真に収める許可、つまりバックステージパスを私が唯一持っていたのです。つい最近すべての写真を見返して、その文化的価値が見えるようになりました。数々のポートレート、ストリートで作品を描くバンクシーのルポルタージュ、スタジオで撮った作品や彼の初期の作品記録など、これらに与えられるべき露出がなかったのです」（スティーヴ・ラザリデス）

 

BANKSY CAPTURED Vol.1 2nd edition

 

『バンクシー・キャプチャード 1stエディション』は、世界初となるバンクシー本人を捉えた写真や未発表の写真を収録。国際的なメディアにも数多く取り上げられ話題となり、初版5,000部は即完売に。そして、その話題は日本国内の主要メディアでも大きく取り上げられました。

 

 

バンクシー本人からも“BANKSY BLESSING”（応援している）の作品となっており、限りなく本人公認に近い出版物と希少価値が高いものとして扱われています。今や、世界のどこでも手に入らない作品集は、世界の様々なオークションサイトでも転売が目撃され、799.99ドルの値が付けられたことも。

 

 

その続編となる『バンクシー・キャプチャード 2ndエディション』は90年代後半から2000年代の初頭に記録された写真が中心で、これまでに見たことのない非公開写真も満載。

 

 

ロサンゼルスでのベアリーリーガル展、ノッティングヒルでの原油ショー、自然史博物館とテートブリテンでの無断展示、彫像の落下、ピカデリーサーカスの上の風船を持った少女など、独創的なバンクシーの創作の瞬間を捉えた書籍となっています。

 

 

 

「90年代後半はフォトグラフィーにとって変わった時期でした。フィルムカメラの最後の時期であり、デジタル写真が始まったからです。携帯のカメラはなく、ソーシャルメディアといったプラットフォームもありませんでした。もしこれらがすでに普及していたとしたら、写真をアップしてから数時間で数百万のフィードに拡散されたことでしょう。この本自体存在しなかったはずです。私自身が正しい場所と時間に立ち会えたことを感謝するばかりです。エクスクルーシヴな写真をどうぞ楽しんでください」（スティーヴ・ラザリデス）

 

■Book info

『バンクシー・キャプチャード 2ndエディション』

 

出版社 : ベストセラーズ
定価 : ソフトカバー 13,200円 ハードカバー　26,400円

 

■Link
https://banksy.official.ec/