モッズが愛したクラークスの象徴「デザートブーツ」75周年記念モデルが登場

クラークスのアイコンシューズ「デザートブーツ」が誕生75周年を迎え、特別記念モデルが発売されました。英国老舗タンナーC・F・ステッド社のウルフスエードを採用し、クラシックなカラーリングが復活。時代を超越したスタイルと履き心地を兼ね備えた一足が、再び注目を集めています。

英国発、時代を超える名作「デザートブーツ」の歴史

誕生の背景と進化

1949年にネーサン・クラークによって考案された「デザートブーツ」は、英国陸軍士官が着用していたカイロ製の靴に着想を得て誕生しました。そのシンプルで洗練されたデザインは瞬く間に世界中で人気を博し、モッズ・カルチャーやアメカジスタイルにも影響を与えました。

75周年モデルの特徴

今回の記念モデルでは、1950年代のオリジナルカタログにも掲載された象徴的なカラー「ウルフスエード」が採用されています。さらに、ダークチョコレートカラーのステッチやシューレース、天然素材のクレープソールなど、細部にまでこだわり抜かれた仕様となっています。

こだわり抜かれた素材とディテール

英国老舗タンナーC・F・ステッド社とのコラボレーション

今回使用されるウルフスエードは、C・F・ステッド社が提供する高品質な素材です。このスエードは耐久性と美しさを兼ね備え、履き込むほどに味わいが深まります。また、メタリック箔仕上げの中敷きや特製フォブなど、特別感あふれるディテールが魅力です。

履き心地と機能性

天然素材のクレープソールは優れたクッション性とグリップ力を提供し、長時間歩いても疲れにくい設計です。さらに、足に馴染むスエードアッパーが快適な履き心地を実現しています。

購入情報と展開店舗

販売価格と入手方法

75周年記念モデルは26,400円で販売されます。購入はクラークス公式オンラインストアおよび一部取扱店舗で可能です。ただし、渋谷店や湘南店では取り扱いがないため注意が必要です。

クラークスのサイズ選びについて

クラークスの靴は、そのデザインや素材によってサイズ感が異なるため、正しいサイズ選びが重要です。以下では、特に人気モデルである「デザートブーツ」や「ワラビー」を中心に、失敗しないサイズ選びのポイントを紹介します。

一般的な傾向

クラークスの靴は、スニーカーと比べてやや大きめに作られていることが多いです。そのため、普段履いているスニーカーサイズから「ハーフサイズダウン」または「ワンサイズダウン」が推奨されます。

– デザートブーツ: 足に馴染むスエード素材と天然クレープソールを採用しており、履き込むほどにフィット感が増します。最初はジャストサイズまたはハーフサイズ小さめを選ぶと良いでしょう。

– ワラビー: 横幅が少し広めですが、甲をしっかりホールドするデザインです。こちらもハーフサイズダウンが一般的な選択肢です。

具体的なサイズ選びのコツ：メンズの場合

メンズモデルでは、以下のようなサイズガイドが参考になります。

日本サイズ（cm）	推奨UKサイズ	推奨USサイズ
25.0	UK6	US7
26.0	UK7	US8
27.0	UK8	US9
28.0	UK9	US10

例として、普段26.5cmのスニーカーを履いている場合、クラークスではUK7（26.0cm）がフィットするケースが多いです。

レディースの場合

レディースモデルも同様に、普段履いている靴よりハーフサイズ小さいものを選ぶことが推奨されます。

日本サイズ（cm）	推奨UKサイズ	推奨USサイズ
22.5	UK3.5	US5.5
23.5	UK4.5	US6.5
24.5	UK5.5	US7.5
25.5	UK6.5	US8.5

試着時に確認すべきポイント：フィット感と履き心地

– つま先: 捨て寸（つま先部分の余裕）は最小限でOK。大きすぎると足が動いてしまい、不安定になります。
– 甲周り: 革素材は履き込むことで伸びるため、最初は少しタイトに感じるくらいがベストです。
– 幅: クラークスには「スタンダード（G）」や「ワイド（H）」など幅広モデルもあります。足幅が広い方はこれらを検討してください。