- Food
ヘレン・ミレン主演のナショナル・シアター・ライブ『オーディエンス』が5月1日より映画館で公開
エリザベス2世女王陛下と歴代首相との謁見の裏側を描いた英国舞台の傑作、ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)『オーディエンス』が、5月1日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国7劇場にて映画館上映されます。ヘレン・ミレンが主演し、ローレンス・オリヴィエ賞とトニー賞をダブル受賞した名舞台が、日本語予告編の完成とともにスクリーンに甦ります。
「謁見」の密室に迫る、ピーター・モーガンの人間ドラマ

『オーディエンス』は、映画『クィーン』(2006年)やNetflixシリーズ『ザ・クラウン』の脚本家として知られるピーター・モーガンが手がけた舞台作品です。英国憲法の規定により内容が一切記録に残されない、女王と首相との非公開の謁見(オーディエンス)を題材に、実際の歴史資料をもとに脚本が書かれました。
ウィンストン・チャーチルからマーガレット・サッチャーに至るまで、国を背負う歴代首相たちと女王との対話が再現されます。励まし、鋭く問いかけ、ユーモアを交えながら対峙する女王陛下の姿を通じて、君主としての誇りとひとりの女性としての葛藤が浮かび上がる構成は、フィクションでありながら深い史実的説得力を持っています。演出は、映画『ビリー・エリオット』や舞台『スカイライト』などで知られるスティーヴン・ダルドリーが担当しています。
ヘレン・ミレンの圧倒的な演技、受賞歴と作品の評価

主演のヘレン・ミレンは、映画『クィーン』でアカデミー賞主演女優賞を受賞した大女優です。本舞台『オーディエンス』ではエリザベス2世女王陛下役を演じ、2013年にはイヴニング・スタンダード・アワードとローレンス・オリヴィエ賞の最優秀主演女優賞をダブル受賞。さらにウエストエンド公演の成功を受けてブロードウェイでも上演され、2015年のトニー賞最優秀主演女優賞も手にしています。
舞台の収録は2013年で、上映時間は約2時間07分(休憩なし)です。また本作は、後に世界的人気ドラマとなった『ザ・クラウン』にインスピレーションを与えた作品としても知られており、英国王室ドラマの源流ともいえる存在です。ナショナル・シアター・ライブとして収録・上映された本作は、舞台という生の臨場感を映画館のスクリーンで体験できる形式として、英国をはじめ世界各国で支持されてきました。
5月1日公開、全国7劇場の上映スケジュール

5月1日(金)より、以下の全国劇場にて上映が始まります。
- 東京:TOHOシネマズ 日比谷
- 神奈川:TOHOシネマズ ららぽーと横浜
- 北海道:札幌シネマフロンティア
- 名古屋:ミッドランドスクエア シネマ
- 大阪:大阪ステーションシティシネマ
- 熊本:熊本ピカデリー
- 鹿児島:ガーデンズシネマ(5月30日(土)・6月7日(日)の2日間限定上映)
鹿児島のガーデンズシネマのみ2日間限定の上映となっているため、鹿児島近郊の方は日程に注意が必要です。各劇場のチケット情報や上映時間の詳細は、公式サイトで確認できます。
英国演劇をスクリーンで体験できる貴重な機会

ナショナル・シアター・ライブは、ロンドンのナショナル・シアターが自ら制作した舞台公演を高品質で収録し、映画館で上映するプロジェクトです。ロンドンまで足を運ばなくても英国最高峰の舞台演技を体験できる形式として、日本でも継続的に上映が行われてきました。生の舞台とは異なり、カメラによる寄りのカットや表情のクローズアップが加わるため、演劇ならではの緊張感と映像ならではの細部の表現が両立する点が特徴です。
『オーディエンス』は2013年の収録から10年以上が経過した現在もなお上映され続けており、英国演劇史における本作の位置づけを物語っています。『ザ・クラウン』をきっかけに英国王室の歴史や人物に関心を持った方にとっても、本作はその原点にあたる作品として楽しめる内容です。英語の原音に日本語字幕という形式で、ヘレン・ミレンの演技をそのままの言語で体験できる点も見どころのひとつです。
Text by British Culture in Japan編集部
Link
https://www.ntlive.jp/audience
Sponsered Link
Sponsered Link
Ranking
注目の記事ランキング
- Travel
- Food
- Food
- Food

