2021.8.7

『ブリジット・ジョーンズの日記』の製作陣による映画『ビルド・ア・ガール』の日本版予告編が公開

『ブリジット・ジョーンズの日記』の製作陣が作家・コラムニストのキャトリン・モランの半自伝的小説『How To Build A Girl』（原題）を映画化した『ビルド・ア・ガール』が10月22日（金）より日本公開。予告編が公開されました。

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物語の舞台はオアシス、ブラー、プライマル・スクリーム、ハッピー・マンデーズやマニック・ストリート・プリーチャーズらが、シーンに旋風を巻き起こした90年代前半の英国。

主人公のジョアンナを演じるのは、『ブックスマート卒業前夜のパーティーデビュー』や『レディ・バード』での名演技で強烈な印象を残した、ビーニー・フェルドスタイン。劣等感もパワーに変えて、自らの力で未来を切り開くヒロインを魅力たっぷりに熱演します。

『ビルド・ガール』場面写真

そんな彼女が初めて恋するロック・スターのジョンを演じるのは、『ゲーム・オブ・スローンズ』のシオン・グレイジョイ役で注目を集めたアルフィー・アレン。

ミステリアスな雰囲気と大人の包容力を備えた、ヒロインに寄り添う紳士を好演しています。

『ビルド・ガール』場面写真

さらに主人公の運命を占う重要な役どころでオスカー女優のエマ・トンプソンも登場。

「何かが起こるのを待っていても人生は変わらない！」と、勇気を出して初めての世界へ一歩踏み出したジョアンナは、数々の失敗を経験します。

『ビルド・ガール』場面写真

それでも“いま”のジブンをフル活用し困難に立ち向かうジョアンナ。

その姿には世代を超えて、誰もが勇気をもらえるはずです。

原作はキャトリン・モランの半自伝的小説「How To Build A Girl」で、脚本も彼女自身が担当。当時のロック・ジャーナリズム業界の裏事情もうかがい知ることができます。

『ビルド・ガール』場面写真

このたび解禁された予告編では、郊外で暮らす冴えない高校生・ジョアンナが退屈な日々に「もう耐えられない！爆発してやる！」と単身ロンドンに乗り込み大手音楽情報誌『D&ME』のライターに応募。

『ビルド・ガール』場面写真

髪を真っ赤に染め、大胆で奇抜な衣装に身を包み、人気音楽ライター“ドリー・ワイルド”の才能をみごとに開花させるも、取材で出会ったロック・スターのジョン・カイトに夢中になってしまい、冷静な記事を書けずに大失敗。

「生き残りたいなら、すべて蹴散らせ！」という編集部のアドバイスにより、アメリカのヒップホップグループ、ハウス・オブ・ペインをこき下ろしたかと思えば、伝説のバンド、クイーンの名曲を「ボヘミアン“寒”ソディ」呼ばわりするなど過激な毒舌記事を書きまくることでふたたび返り咲きます。

『ビルド・ガール』場面写真

地位と名声、お金も手に入れた一方、彼女は徐々に自分の心を見失い「最近のあなたは狂ってる」と家族にも見放される始末。

しかしジョアンナは挫折や痛い経験をしてもなお自分を見つめ直し、ふたたび突き進んでいきます。

また、ジョンのライヴ・シーンは、オアシスやコールドプレイ、エド・シーランがステージに立ってきたカムデンのヴェニュー「KOKO」で撮影。

ロンドンのリアルな音楽シーンを垣間見ることもできます。

1993年、ウルヴァーハンプトンに家族7人で暮らすジョアンナは、底なしの想像力と文才に長けた16歳の高校生。だが学校では冴えない子扱い。

そんな悶々とした日々を変えたい彼女は、大手音楽情報誌『D&ME』のライターに応募。

単身で大都会ロンドンへ乗り込み、仕事を手に入れることに成功する。

だが取材で出会ったロック・スターのジョンに夢中になってしまい、冷静な記事を書けずに大失敗。

編集部のアドバイスにより“嫌われ者”の辛口批評家として再び音楽業界に返り咲くジョアンナ。

過激な毒舌記事を書きまくる“ドリー・ワイルド”へと変身した彼女の人気が爆発するが、徐々に自分の心を見失っていき……。

ビルド・ア・ガール

原作・脚本: キャトリン・モラン
監督: コーキー・ギェドロイツ
出演: ビーニー・フェルドスタイン、パディ・コンシダイン、サラ・ソルマーニ、アルフィー・アレン、フランク・ディレイン、クリス・オダウド、エマ・トンプソンほか
作品情報: 2019年 / イギリス映画 / 英語 / 原題 : How to Build a Girl
公開日: 10月22日（金）より、新宿武蔵野館ほか公開
配給: ポニーキャニオン、フラッグ