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世界最高峰のスコティッシュサーモンと実は身近なサバ!日本の食を豊かにする北海の恵み

スコティッシュサーモンやサバをはじめとする北海の海の恵みは、英国の食文化を語る上で欠かせない存在です。冷涼な海域と厳格な基準に育まれた魚介類は、日本の食卓や外食シーンでも選ばれる機会が増えています。知っておきたい現地の品質基準や味わいの背景に迫ります。
ラベルルージュ認証が証明するスコティッシュサーモンの品質

北大西洋の冷涼な海水と激しい潮流に囲まれたスコットランド西岸やヘブリディーズ諸島では、引き締まった身質と上品な脂質を備えたスコティッシュサーモン(Scottish Salmon)が育まれています。

品質の高さを象徴するのが、フランス政府による品質保証制度「ラベルルージュ」の認定です。1992年に魚類およびフランス国外の食品として初めて取得して以来、30年以上にわたり厳格な基準を満たし続けています。現地の生産者が育成から加工、物流まで一貫して管理を行うトレーサビリティの高さも、国際的な評価を支える土台となっています。
日本の食卓で輸入シェアを伸ばすスコットランド産サバの実力

サーモンと並ぶ主要な魚種であるスコティッシュサバ(Scottish Mackerel)も、日本国内で着実に選ばれる機会を増やしています。日本への輸入量は2019年の2,608トンから2023年には1万9,313トンへ拡大し、2025年も1万7,651トンを記録しました。輸入金額ベースでは2019年の9億9,900万円から2025年には114億円へと大きく伸長しています。
日本全体のサバ輸入量が減少傾向にあるなかでの拡大は、豊かな脂乗りと高い鮮度管理が評価された結果といえます。水揚げ港の近隣に高度な加工拠点を備え、漁獲後すぐに加工・冷凍できる体制を整えている点が強みです。また、定められた漁獲枠を順守する厳格な国際資源管理のもとで供給が続けられています。
スコッチウイスキーとの相性と日本における専門的な紹介

食文化の観点からは、スコットランドが誇るウイスキーとのペアリングも注目されています。スコットランド国際開発庁(Scottish Development International)の上席商務官を務める吉田圭吾氏は、次のように背景を語っています。
例えば、日本ではフランス料理が高級外食のひとつとして定着していますが、その本場フランスで長年評価されてきたのがスコティッシュサーモンです。また、日本で確固たる地位を築いているスコッチウイスキーとのペアリングを考えても、同じ土地の海から生まれるスコティッシュシーフードには大きな可能性があります。単に魚を輸入するのではなく、その背景にある産地、品質、食文化まで含めて日本の消費者に届けていきたいと考えています
こうした現地の食文化や品質基準を伝える取り組みとして、東京で8月19日(水)より開催されるジャパンシーフードショーの専門ブース(東ホール3、Q64)などでも関係者向けに紹介が行われています。北海の恵みは、単なる食材にとどまらず、英国の豊かな風土を伝える存在として親しまれています。
」
Text by British Culture in Japan編集部
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