35年ぶりの奇跡！フェアーグラウンド・アトラクションが再結成、2024年6月に来日公演も

80年代の英国の音楽シーンで活躍したバンド「フェアーグラウンド・アトラクション」が、2024年にオリジナルメンバーで再結成することが発表になりました。1988年にデビューするも、人気を高めていった最中の1990年に突然解散。その後、メンバーはそれぞれソロ活動に専念し、再結成の可能性はほとんどないと思われていました。

奇跡の復活となった背景

しかし、2024年に35周年を迎える名古屋クラブクアトロの開店記念日に出演するオファーを受けたことがきっかけで、再結成が実現。このオファーは、1989年に行われた唯一のジャパンツアーの愛知公演が、名古屋クラブクアトロのこけら落とし公演だったことに由来します。なお、そのツアーの川崎クラブチッタ公演を収めたライヴ盤『ライヴ・イン・ジャパン』が2003年にリリースされました。

フェアーグラウンド・アトラクションとは

フェアーグラウンド・アトラクションは、グラスゴー生まれの女性シンガーのエディ・リーダーと、ギタリストのマーク・ネヴィンを中心に結成されました。ロンドンのイースト・エンドを拠点に活動し、RCAレコードと契約。1988年に全英1位を獲得した名曲「パーフェクト」や、そのほかの名曲を収録したデビュー・アルバム『ファースト・キッス』が全英2位のヒットを記録しました。活動期間は約3年と短かったものの、フォークやスキッフルを背景にした音楽性は多くのミュージシャンや音楽ファンに影響を与えました。