ブリティッシュ・ボーディングスクール・フェア2025でAレベル解説セミナー開催、ドラゴン・スクール副校長ら登壇

「ブリティッシュ・ボーディングスクール・フェア October 2025」が、2025年10月26日（日）にJPタワーホール＆カンファレンス（東京都千代田区丸の内）で開催。英国留学の専門家によるセミナーが実施されます。世界のトップ大学進学に通用する英国カリキュラムAレベルの解説や、小学校留学のアドバンテージをテーマにした講演が行われ、オックスフォードの進学校ドラゴン・スクールのケイティ・ダリモア副校長が初来日します。

英国最大規模プレップスクール副校長が小学校留学を解説

ケイティ・ダリモア副校長

今回初来日するドラゴン・スクールのケイティ・ダリモア副校長は、13時から13時45分に「プレップ・スクール（小学校）から留学するアドバンテージ」をテーマにトークセッションを実施します。ダリモア氏はケンブリッジ大学で理系の大学院課程を修了後、4歳から18歳まで幅広い年齢の子どもたちを教えてきた経験を持ち、現在は英国最大規模を誇るプレップスクールの寄宿舎コミュニティを支えています

英国ボーディング・スクールでは、Year4（8歳）から留学生を受け入れており、両親が海外に住んでいるジュニアボーディング生（小学生留学）は現在1,388名となっています。日本人留学生は昨年の66名から今年は100名ほどに増加しており、留学の低年齢化が急激に進んでいる状況です

シュルーズベリー・スクール校長が世界基準Aレベルを講演

リオ・ウィンクリー校長

約500年の伝統を誇るシュルーズベリー・スクールのリオ・ウィンクリー校長は、14時15分から15時に「世界のトップ大学進学で通用する英国カリキュラムAレベルとは？」をテーマに講演。Aレベルは16歳から18歳の生徒に提供される大学進学資格で、全世界2,200以上の大学で認められている世界基準の入学資格です。

英国の中等教育学位認定制度GCSE（General Certificate of Secondary Education）は、世界5,000校以上の学校で採用されており、ケンブリッジカリキュラムは世界160の国と地域の約1万校で導入されています。2024年6月の制度改正により、国際Aレベル資格を取得した者は日本の大学入学資格を有する者として法令上に追加されました。

J PREP斉藤淳氏が英語学習と心構えを指南

斉藤淳氏

11時30分から12時15分には、J PREP代表の斉藤淳氏による「英国ボーディングスクールへの留学準備ー英語学習、親と子の心構え」セミナーが開催。斉藤氏は上智大学外国語学部英語学科卒業後、イェール大学大学院政治学専攻博士課程を修了し、イェール大学では助教授を歴任しました。

斉藤氏は2012年にJ PREPを立ち上げ、現在は全体の統括、教材開発、授業、進路指導を担当しています。2025年には最新の著書『一億人の英語習得法』を刊行しており、英語学習のエキスパートとして実践的なアドバイスが期待されます。

ピッパズ代表が正しい学校選びを解説

ベン・ヒューズ氏

10時30分から11時15分には、ピッパズ・ガーディアンズ代表のベン・ヒューズ氏による「ボーディングスクール留学を成功に導く『正しい学校選び』とは？」セミナーが実施。ヒューズ氏は小中高校生のイギリス留学のエキスパートで、全英約150のボーディングスクールと提携し、留学生のケアとサポートを担うガーディアンシップ・サービスを10年以上にわたり手がけています

ピッパズ・ガーディアンズは、25年にわたり英国で学ぶ小中高の留学生とそのご家族をサポートしている企業で、現在は全英約150校の名だたるボーディングスクールと連携し、世界各国から集まる約700名の留学生のボーディングスクール生活を支えています。