ロンドンひとり旅で泊まるなら? ピカデリー・サーカスのZedwell、CocoonとCapsuleを比較

Dormitory 8

ウエスト・エンドで舞台を観て、ソーホーで遅い食事をする。そのまま徒歩で眠る場所へ戻れるかどうかで、ロンドンの夜の過ごし方は変わってきます。

ピカデリー・サーカス駅出口4から徒歩1分の「Zedwell Capsule Hotel Piccadilly Circus(ゼドウェル・カプセル・ホテル・ピカデリー・サーカス)」は、ロンドン中心部で使える時間を優先したい人のためのカプセルホテルです。一方、同じく駅から徒歩1分の個室型ホテル、「Zedwell Piccadilly Circus」では、Cocoonと呼ばれる客室に泊まれます。

今回、このふたつの異なる宿泊スタイルを体験しました。ロンドンひとり旅で都心に泊まるなら、個室型のCocoonとカプセル型のCapsuleは、それぞれどんな旅に向くのでしょうか。立地、荷物、バスルーム、室内で過ごす時間、観劇後の動線から比較します。

ピカデリー・サーカスで眠るという選択

ピカデリー・サーカス駅

ピカデリー・サーカス駅の4番出口

両施設の共通点は、ピカデリー・サーカス駅の4番出口から徒歩1分という立地です。劇場、レストラン、バー、ショップが集まるロンドン中心部にあり、ソーホー、レスター・スクエア、コヴェント・ガーデン、チャイナタウンへも徒歩で動きやすい場所にあります。

ピカデリー・サーカス駅

この場所に泊まる価値は、単に観光地に近いことだけではありません。夜の予定を終えたあと、地下鉄の乗り換えやタクシーでの長い移動を前提にせず、徒歩で宿へ戻れます。朝もまた、遠方から中心部へ向かうのではなく、街の真ん中から一日を始められます。

ロンドンのホテル選びでは、客室料金だけで決めるのは早計です。交通費や移動時間、終演後の帰路、朝の動きやすさまで含めて考えたいところ。短い滞在であるほど、都心に拠点を置く効果は大きくなります。

「アクセス重視」という考え方

zedwell

現在、ピカデリー・サーカスのほかにパーク・レーン、ナイツブリッジ、グリニッジ、トテナム・コート・ロードに展開。今後、エディンバラ、オックスフォード、レスター・スクウェア、マンチェスターに開業予定

Zedwellが掲げる「access rather than excess」は、「過剰な設備より、街へのアクセスを」という考え方です。ホテルの中で使い切れないほどの設備を増やすより、ロンドンの中心で眠り、必要なときにすぐ街へ出られることに価値を置いています。

広い客室、窓からの眺望、バスタブ、ホテル内のレストランやラウンジを旅の楽しみにしたい人には、別のタイプのホテルが向く場合もあるでしょう。一方で、観劇、食、買い物、展覧会、音楽、街歩きを旅の中心に置くなら、ホテルは休息と身支度のための拠点になります。

Cocoonは、専用バスルームと荷物を広げる余裕を含めて、ホテルに戻ったあとも個室で過ごすためのスタイルです。Capsuleは、共用設備を使いながら、就寝に必要な機能へ滞在を絞るスタイルといえます。

CocoonとCapsule、何が違う?

CocoonとCapsuleは、どちらが上という関係ではありません。ホテルに戻ったあとに何をしたいか、室内にどれほどの機能を求めるか、荷物をどう扱いたいか。その違いによって選択が変わります。

観点 Cocoon Capsule
施設 Zedwell Piccadilly Circus Zedwell Capsule Hotel Piccadilly Circus
基本形態 個室タイプ カプセル型の就寝スペース
滞在の感覚 街の近くに、自分だけの部屋へ戻る 就寝に必要な機能へ滞在を絞る
バスルーム 室内の専用シャワー・トイレを利用 共用シャワー・トイレを利用
荷物 室内でスーツケースを開き、荷物を整理しやすい 外出時は大型スーツケースをカプセル内に入れて施錠できます。ただし、荷物を入れたまま就寝はできません
ホテルに戻った後 シャワー、荷造り、翌日の準備を室内で完結できます 就寝と最低限の充電・身支度を中心に考えます
こんな人におすすめ 連泊し、個室で休息や身支度の時間を確保したい人 観劇やライブを中心に動き、ホテルでは主に寝るだけという人
重視する価値 都心立地と個室のプライバシー 都心立地と就寝機能への集中
予約前の確認点 客室の広さ、部屋タイプごとの設備 共用設備、荷物、施錠方法、アメニティ

ひとり旅であっても、ホテルに戻ってから個室で荷物を広げ、シャワーを浴び、翌日の準備まで自分のペースで済ませたいならCocoonが向いています。反対に、ホテルにいる時間を最小限にし、共用設備を使いながら就寝を中心に滞在したいならCapsuleが候補になります。

Cocoon──街の近くで個室に戻る

 

Zedwell コクーン

 

Cocoonの魅力は、ピカデリー・サーカスのすぐ近くに泊まりながら、戻れば完全に自分の時間へ切り替えられることにあります。街で一日を過ごしたあと、ドアを閉め、スーツケースを開き、シャワーを浴び、翌日の服や荷物を整える。その一連の動作を、自分の部屋で完結できます。

 

Zedwell コクーン

 

Capsuleとの違いは、単にスペースの広さだけではありません。Cocoonなら、ホテルに戻ったあとも身支度や荷造りを急ぐ必要がありません。連泊中に洗面用具や買い物の荷物が増えても、室内で整理しやすく、旅の小さなストレスを減らしてくれます。

 

Zedwell コクーン

 

窓のない客室設計は、眺望を旅の楽しみにしたい人には向かないでしょう。一方で、観劇や食事を終えたあと、外の光から距離を置いて休息に集中したい人には合理的な設計です。都心で過ごす時間を最大化しながら、個室のプライバシーと専用バスルームも手放したくない。そんなひとり旅には、Capsuleより余裕のある選択肢となります。

Capsule──ロンドンのど真ん中で眠る

 

Capsule 1

Zedwell Capsule Hotel Piccadilly Circusが入るのは、シャフツベリー・アベニュー沿いのロンドン・パヴィリオンです。かつて「Ripley’s Believe It or Not!」があった建物を活用し、現在は1,000を超えるスリープポッドを備える英国最大規模のカプセルホテルとして生まれ変わっています。

Dormitory 2

Capsuleは、ホテルに求めるものを「眠る場所」として明確に切り分けたスタイルです。カプセル内部はコンパクトで、就寝前に必要な小物を手元に置き、照明を落として横になるための空間。ホテルでの時間を最小限にするという割り切りがあります。

 

zedwell カプセル

 

私が宿泊した際は、大型スーツケースをCapsule内に入れ、外出時にはシャッターを閉めて南京錠で施錠しました。ただし、スーツケースを入れた状態では人が入って休むことはできません。カプセルは、荷物を保管する場所として使うか、自分が眠る場所として使うかの二択になります。私は外出中はスーツケースをカプセル内に収め、就寝時はカプセル前に出して、カプセルを寝るための空間として使いました。

zedwell カプセル

Capsuleでは共用シャワー・トイレを使うことになります。客室内で荷造りをしたり、ゆっくり身支度をしたりすることには向きません。

 

zedwell カプセル

 

個室の広さや専用バスルームよりも、就寝に必要な機能へ絞った滞在スタイルです。ホテルの部屋で過ごす時間を最小限にし、旅の予算や時間を街での体験に回したい人には、合理的な選択肢といえます。

Bathroom 1

©Zedwell

Capsuleが向くのは、荷物を絞れるひとり旅、観劇やライブを主目的にした短期滞在、ホテルには主に寝に戻るという旅です。

実際に宿泊して感じたこと|CocoonとCapsule、ロンドン中心部での3泊

今回の滞在では、個室型のCocoonに1泊、Zedwell Capsule Hotel Piccadilly CircusのCapsuleに2泊しました。どちらもピカデリー・サーカス駅出口4から徒歩1分。ヒースロー空港からはピカデリー線で乗り換えずにアクセスでき、長いフライトのあとに複雑な移動をせず到着できるのも助かりました。

オックスフォード・サーカス、コヴェント・ガーデン、ソーホーへ徒歩で出かけられ、買い物で荷物が増えても、いったん置きに戻ってすぐまた出かけられる。この立地の使いやすさは、CocoonとCapsuleに共通する最大の魅力でした。ホテルへ「帰る」というより、街の中心にある拠点へ何度も「戻る」感覚になります。

Cocoon|荷物を広げ、個室で整える一泊

 

Zedwell コクーン

Cocoonのチェックインカウンター

Cocoonのチェックイン前には、フロントでスーツケースを預けました。必要な荷物だけを持って外へ出れば、目の前はピカデリー・サーカスです。チェックイン時はタブレットを使うセルフ方式でしたが、スタッフの対応も親しみやすく、到着直後でも戸惑うことはありませんでした。

Zedwell コクーン

宿泊したのは、ダブルベッドと専用のシャワールーム、トイレを備えたCocoon 2です。テレビやドライヤーはありませんが、不足を感じませんでした。むしろ、買い物で増えた荷物を置き、スーツケースを広げ、シャワーを浴び、翌日の準備を整える。それらを自分の部屋で完結できることが、個室型Cocoonの大きな利点です。

Zedwell コクーン

Cocoonのカフェ

ベッドのマットレスはほどよい硬さで、よく眠れました。翌朝はホテル内のカフェを利用することもできますが、シャフツベリー・アベニュー沿いには24時間営業のマークス&スペンサーもあります。早朝に出発したい日や、部屋で軽く朝食を済ませたい日にも便利な環境です。

Capsule|就寝に集中する二泊

 

zedwell カプセル

Cocoonをチェックアウトしたあと、徒歩1分のZedwell Capsule Hotel Piccadilly Circusへ移動しました。Capsuleもチェックインは15時からで、到着後は荷物を預けて街へ出かけ、時間になってからタブレットで手続きをします。私が滞在した際には日本人スタッフもいて、質問しやすい雰囲気でした。

 

zedwell カプセル

シャッターを下ろして、内側から撮影

カプセルのあるフロアや共用シャワー、トイレのエリアへ入る際にはカードキーが必要です。カプセルは下段で、内部にはバスタオルとフェイスタオルが用意されていました。外出時は大型スーツケースをカプセル内に入れ、シャッターを閉めて南京錠で施錠しました。

 

zedwell カプセル

カプセルのあるエリアに入るのにはカードキーが必要

ただし、スーツケースを入れた状態では、人が入って寝ることはできません。外出中はカプセルを荷物の保管場所として使い、就寝時はスーツケースをカプセル前に置いて、自分が入るための空間に切り替えます。私の滞在時にも、同じように使っている宿泊者が見られましたが、通路の利用状況や施設側の案内に従い、スーツケースには鍵をかけておきたいところです。

 

zedwell カプセル

 

ドミトリーのようにベッド同士が近く、常にほかの宿泊者の気配を感じる形式ではありません。カプセルごとに区切られ、シャッターを閉めれば視線を遮れるため、共用施設を使う宿でありながらプライバシーは保ちやすいと感じました。

 

zedwell カプセル

 

共用シャワーの床は濡れやすいため、使い捨てスリッパやビーチサンダルが役立ちます。ただし、不潔さが気になるという印象ではありませんでした。お湯の量も十分で、観劇や街歩きのあとにリフレッシュできます。トイレも数があり、滞在中に待つことはありませんでした。

zedwell カプセル

就寝時は、スーツケースと入れ替わるように自分がカプセルへ入ります。枕元には照明の調整、電源、USBポートがまとまっており、スマートフォンの充電や就寝前の準備に便利でした。空調も効いていて暑さは気にならず、シャッターを閉めると外の音も大きくは聞こえません。2泊しましたが、騒がしさで眠れないことはなく、閉塞感も意外なほど気になりませんでした。

比較して分かったこと

 

Capsule 4

©Zedwell

CocoonとCapsuleの違いは、ホテルに戻ったあとの時間にあります。Cocoonは、荷物を広げ、シャワーを浴び、翌日の準備までを個室で完結したい人向け。連泊中に買い物の荷物が増える人や、観劇後に自分の空間で落ち着きたい人には、こちらが使いやすいでしょう。

Capsuleは、ホテルに戻ったあとの行動を就寝と最低限の身支度に絞るスタイルです。共用設備を使うこと、荷物を外出時と就寝時で入れ替えることを受け入れられるなら、コンパクトながら十分に快適でした。ホテルでは主に眠り、日中から夜までロンドンの街で過ごしたいひとり旅に向いています。

どちらを選ぶ? 旅程別の判断基準

CocoonとCapsuleを選ぶ際には、予算だけでなく、旅程とホテルに戻ったあとの過ごし方を考えたいところです。

Cocoonが向く旅

 

  • 連泊し、日々の荷造りや身支度を室内でゆっくり済ませたい
  • 専用のシャワー・トイレを使いたい
  • スーツケースを開いたままでも、室内である程度の余裕を持ちたい
  • 観劇やライブのあと、個室で落ち着いて休息したい
  • ひとり旅でも、ホテルの個室らしいプライバシーを確保したい
  • 買い物や移動で増えた荷物を部屋で整理したい

Capsuleが向く旅

 

  • 1〜2泊の短期滞在で、ホテルは主に眠るための場所と考えている
  • 個室の広さや専用バスルームより、宿泊費を抑えることを優先したい
  • 共用シャワー・トイレに抵抗がない
  • 荷物を最小限にまとめられる
  • 相部屋ではなく、カプセルという区切られた就寝空間を選びたい
  • ホテルに戻ったあと、荷造りや長い身支度の時間を必要としない

料金は同じ条件で比べる

 

CocoonとCapsuleの料金を比べるときは、同じ宿泊日、同じ人数、同じキャンセル条件で予約画面を確認することをおすすめします。

Cocoonは客室料金だけを見るのではなく、専用バスルーム、荷物を広げられる余裕、ホテルに戻ってからの時間まで含めて判断したいところです。どちらが「安い」かは、表示価格だけでなく、自分が必要とする設備と滞在の仕方によって変わります。

観劇後のロンドンを徒歩で終える

 

Stairs leading down to Piccadilly Circus tube station in central London, England.

Photo: VisitBritain/Hazel Parreno

CocoonでもCapsuleでも、ピカデリー・サーカスに泊まる最大の利点は、夜の予定を入れた日に実感しやすいものです。ウエスト・エンドには劇場が集まり、終演後には観客が一斉に劇場街へ流れ出します。

そのあと近くで食事をするのか、ソーホーを歩くのか、すぐ宿へ戻るのか。ホテルの場所によって、夜の過ごし方は変わります。ピカデリー・サーカス近くに拠点があると、終演後の時間を急いで切り上げずに済みます。

劇場の看板、ソーホーの人の流れ、閉店後の店先、夜更けのチャイナタウン。ホテルへ戻るまでの短い道のりにも、ロンドンの夜らしい時間が残ります。

「アクセス重視」の価値は、観光名所までの距離だけではありません。予定が終わったあとにも、自分の時間を残せること。その点にこそ、この立地の強さがあります。

実際に宿泊して感じたこと|CocoonとCapsule、ロンドン中心部での3泊

今回の滞在では、個室型のCocoonに1泊、Zedwell Capsule Hotel Piccadilly CircusのCapsuleに2泊しました。どちらもピカデリー・サーカス駅出口4から徒歩1分。ヒースロー空港からはピカデリー線で乗り換えずにアクセスでき、長いフライトのあとに複雑な移動をせず到着できるのも助かりました。

ロンドンひとり旅では、ホテルへ「帰る」というより、街の中心にある拠点へ何度も「戻る」感覚になります。オックスフォード・サーカス、コヴェント・ガーデン、ソーホーへ徒歩で出かけられ、買い物で荷物が増えても、いったん置きに戻ってすぐまた出かけられる。この立地の使いやすさは、CocoonとCapsuleに共通する最大の魅力でした。

Cocoon|荷物を広げ、個室で整える一泊

 

Cocoonのチェックイン前には、フロントでスーツケースを預けました。必要な荷物だけを持って外へ出れば、目の前はピカデリー・サーカスです。チェックイン時はタブレットを使うセルフ方式でしたが、スタッフの対応も親しみやすく、到着直後でも戸惑うことはありませんでした。

宿泊したのは、ダブルベッドと専用のシャワールーム、トイレを備えたCocoon 2です。テレビやドライヤーはありませんが、私の滞在では不足を感じませんでした。むしろ、買い物で増えた荷物を置き、スーツケースを広げ、シャワーを浴び、翌日の準備を整える。それらを自分の部屋で完結できることが、個室型Cocoonの大きな利点です。

ベッドのマットレスはほどよい硬さで、よく眠れました。翌朝はホテル内のカフェを利用することもできますが、シャフツベリー・アベニュー沿いには24時間営業のマークス&スペンサーもあります。早朝に出発したい日や、部屋で軽く朝食を済ませたい日にも便利な環境です。

Capsule|就寝に集中する二泊

 

Cocoonをチェックアウトしたあと、徒歩1分のZedwell Capsule Hotel Piccadilly Circusへ移動しました。Capsuleもチェックインは15時からで、到着後は荷物を預けて街へ出かけ、時間になってからタブレットで手続きをします。私が滞在した際には日本人スタッフもいて、質問しやすい雰囲気でした。

カプセルのあるフロアや共用シャワー、トイレのエリアへ入る際にはカードキーが必要です。カプセルは下段で、内部にはバスタオルとフェイスタオルが用意されていました。外出時は大型スーツケースをカプセル内に入れ、シャッターを閉めて南京錠で施錠しました。

ただし、スーツケースを入れた状態では、人が入って寝ることはできません。外出中はカプセルを荷物の保管場所として使い、就寝時はスーツケースをカプセル前に置いて、自分が入るための空間に切り替えます。周囲にも同じように使っている宿泊者が多く見られましたが、通路の利用状況や施設側の案内に従い、スーツケースには鍵をかけておきたいところです。

ドミトリーのようにベッド同士が近く、常にほかの宿泊者の気配を感じる形式ではありません。カプセルごとに区切られ、シャッターを閉めれば視線を遮れるため、共用施設を使う宿でありながらプライバシーは保ちやすいと感じました。

共用シャワーの床は濡れやすいため、使い捨てスリッパやビーチサンダルが役立ちます。ただし、不潔さが気になるという印象ではありませんでした。お湯の量も十分で、観劇や街歩きのあとにリフレッシュできます。トイレも数があり、滞在中に待つことはありませんでした。

就寝時は、スーツケースと入れ替わるように自分がカプセルへ入ります。枕元には照明の調整、電源、USBポートがまとまっており、スマートフォンの充電や就寝前の準備に便利でした。空調も効いていて暑さは気にならず、シャッターを閉めると外の音も大きくは聞こえません。2泊しましたが、騒がしさで眠れないことはなく、閉塞感も意外なほど気になりませんでした。

比較して分かったこと

 

CocoonとCapsuleの違いは、ホテルに戻ったあとの時間にあります。Cocoonは、荷物を広げ、シャワーを浴び、翌日の準備までを個室で完結したい人向け。連泊中に買い物の荷物が増える人や、観劇後に自分の空間で落ち着きたい人には、こちらが使いやすいでしょう。

Capsuleは、ホテルに戻ったあとの行動を就寝と最低限の身支度に絞るスタイルです。共用設備を使うこと、荷物を外出時と就寝時で入れ替えることを受け入れられるなら、コンパクトながら十分に快適でした。ホテルでは主に眠り、日中から夜までロンドンの街で過ごしたい一人旅に向いています。

どちらを選ぶ場合でも、最大の魅力はピカデリー・サーカス駅から徒歩1分という立地です。ウエスト・エンドの劇場、ソーホーのレストラン、コヴェント・ガーデンのショップへ気軽に出かけ、必要ならすぐ戻れる。ロンドン中心部を最大限に楽しみ、帰って寝るという旅なら、CocoonとCapsuleはいずれも有力な選択肢になります。

よくある質問

ロンドンひとり旅で、CocoonとCapsuleはどちらが安いですか?

 

Capsuleのほうが安い場合が多いものの、宿泊日、予約時期、キャンセル条件によって料金は変わります。Capsuleは、ホテル内の設備よりも就寝機能を優先したいひとり旅に向いています。Cocoonは、個室と専用バスルーム、荷物を整理する空間を重視する場合に比較したい選択肢です。

Capsuleに大型スーツケースは入りますか?

 

私が宿泊した際は、大型スーツケースをCapsule内に入れ、外出時にはシャッターを南京錠で施錠しました。ただし、スーツケースを入れたまま人が入って寝ることはできません。外出中は荷物の保管場所、就寝時は自分の寝床として使い分ける必要があります。就寝時の荷物が心配な場合は、フロントで預けることもできます。荷物預かりは1点につき£15です。

到着前・出発後に荷物を預けられますか?

 

Zedwellでは、到着前またはチェックアウト後の荷物預かりを利用できます。公式案内では、レセプション近くの保管施設を1点につき£15で利用できるとされています。料金や利用条件は変更される場合があるため、予約前または当日に確認してください。

Cocoonの客室にヘアドライヤーやアイロンはありますか?

 

Zedwell Piccadilly Circusでは、Beauty RoomとIroning Roomを無料で利用できます。客室へヘアドライヤーまたはアイロンを届けてもらう場合は、£10の追加料金がかかります。室内に常設されているわけではないため、身支度に必要な場合は到着後に利用方法を確認すると安心です。

まとめ

 

Zedwell コクーン

シャフツベリー・アベニュー沿いにあるマークス&スペンサーは24時間営業。歩き疲れた身体にバナナ牛乳が染みました

CocoonとCapsuleの違いは、ホテルに戻ったあとの時間にあります。Cocoonは、荷物を広げ、シャワーを浴び、翌日の準備までを自分の部屋で完結するための滞在。Capsuleは、共用設備を使いながら、眠るための空間をシンプルに確保するための滞在です。

個室で過ごす余白を求めるか、就寝に必要な機能へ絞るか。選ぶ基準は、ロンドンの街で何をするかではなく、街から戻ったあとにどのように過ごしたいかにあります。

個室のプライバシーや専用バスルーム、荷物を整理する余裕を求めるならCocoon。ホテルは主に寝るための場所と割り切り、観劇、食、買い物、音楽、夜の散策に旅の重心を置くならCapsuleが向いています。

どちらを選んでも、ピカデリー・サーカス駅から徒歩1分という立地は、ロンドンの夜をより自由に使うための強い味方になります。旅の印象を決めるのは、ホテルの広さだけではなく、街から戻ったあとに自分の時間をどう過ごせるか。Zedwell Piccadilly CircusとZedwell Capsule Hotel Piccadilly Circusは、ウエスト・エンドの灯りを背に宿へ戻る、その短い道のりまで旅の一部にしてくれます。

Text by British Culture in Japan編集部

 

Link

https://zedwellhotels.com/

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