「ローザンベリー多和田」英国風バラ庭園の見どころ：限定英国式朝食で迎える満開のシーズン

“いつか自分の庭を造りたい”という夢から始まった「English Garden ローザンベリー多和田」。開拓から21年を経て、今や訪れる人々を魅了する英国風の「バラと宿根草の庭」が、今年も満開のシーズンを迎えます。

ガーデンの魅力と今シーズンの見どころ

ローザンベリー多和田では、約400種類のバラが咲き誇り、クレマチスやウツギなどの宿根草や木々と共に、訪れる人々に絵画のような美しい風景を提供しています。季節限定のローズスコーンや人気のローズアフタヌーンティー、ローズアロマハンドバスなど、五感で楽しむことができるイベントも盛りだくさんです。

営業時間

10時〜17時

入園料

おとな（中学生以上）2,200円～、こども（4歳以上）1,300円～、3歳以下無料 ※5月18日（土）～6月16日までのシーズン料金

休園日

毎週火曜日 ※バラシーズンの5月21日、28日、6月4日、11日は臨時営業

特別な朝のバラを楽しむ

 

バラの香りや色が一番美しいと言われる朝の時間に、ガーデン散策を楽しめます。朝露で輝くバラの風景は格別で、写真撮影にもおすすめの時間帯です。また、カフェ EASY TIMEでは4日間限定でイングリッシュブレックファストも提供。

早朝入園時間

7時～9時30分

早朝入園料

1,200円

バラで楽しむティータイム

 

TEA PASTRIESでは、英国の老舗ティーハウス「ファーラーズ」のレイクランドスペシャルを使ったローズミルクティーや、英国庭園の専属パティシエによる甘酸っぱいローズと木苺のスコーンなどを味わえます。お土産としても人気のスコーンは数量限定。

電車で楽しむバラの旅

 

ローザン鉄道ミルキーウェイには、100種類のつるバラが植栽された約100ｍのバラのトンネルがあります。世界的にも珍しい電車で走り抜けるバラのトンネルをくぐり抜けながら、華やかな香りに包まれるバラの旅を楽しみましょう。

乗車料金

おとな500円、こども300円（片道）

バラの香りに癒される

 

バラを鑑賞したあとは、クラフト体験工房で優雅なバラの香りに包まれるローズアロマハンドバスで癒しの時間を過ごしましょう。アウトバスには、ブルガリァ産ダマスクローズを使用したハンドクリームで保湿ケアも。

体験料

1,350円

バラの主な植栽エリア

ローズガーデン

 

イングリッシュローズが約60種類180株植栽されており、色とりどりのバラが見渡せるように低く手入れされています。また、ハーブや宿根草がバラの美しさを惹きたて、周りを囲む柵にはツルバラを植栽。背景の山と調和した見事な風景を創り出しています。新しく置かれたベンチで記念写真も素敵です。

バラと宿根草庭

 

自生していた木々や借景を取り込んだ美しいメインガーデンには、レンガのパーゴラに植栽されたバラのトンネル、バラの小路、アンブレラ仕立てのバラなどが楽しめます。施設全体で約400種類、約1,000株のバラが植栽されています。

アジアンローズガーデン

 

世界的なバラ研究家 上田善弘氏が収集した中国、ラオス、インド、日本の貴重な野生種を中心に植栽したエリア。花の色が移ろうロサ・キネンシス・スポンタネアなど珍しいバラを目にすることができます。

ガーデンの歴史と未来

「English Garden ローザンベリー多和田」は2003年、ひとりの女性の夢が始まりました。採石場跡地を購入し、岩盤と向き合いながら、周りの山々を借景に、自生していた桜や杉を活かしたオリジナルの庭づくりを進めてきました。2011年のオープン以来、サスティナブルな庭造りの理念を大切にしながら、自然災害にも負けず、強い想いとこだわりを持って日々のガーデニングを続けています。2023年には年間25万人の来場者を迎え、2025年の「第20回世界バラ会議 in 福山大会」の公式ポストツアー先にも選ばれるなど、その注目は高まる一方です。

Link

https://www.rb-tawada.com/