ヒースロー空港で搭乗前の最終ショッピング！ターミナル5制限区域にM&S初出店

M&S Opens Its First Ever Airside Food Store In Partnership With Heathrow

英国の老舗百貨店マークス＆スペンサー（M&S）が2025年7月、ロンドン・ヒースロー空港ターミナル5の搭乗エリア内に初の空港内フードストア2店舗をオープンしました。Aゲートエリアには7月21日（月）にテイクアウト食品を中心とした店舗が、Bゲートエリアには7月下旬にギフト商品を扱う店舗がそれぞれ開店し、空港利用者の利便性向上に貢献します。

ヒースロー空港ターミナル5にM&Sの2店舗が新規オープン

マークス＆スペンサーがヒースロー空港との提携で実現した今回の出店は、同社初の英国空港内フードストア展開となる記念すべきプロジェクトです。ロンドン・ヒースロー空港ターミナル5は、年間約7,604万人の国際線利用者が通過する世界第2位の国際空港として知られ、英国の玄関口としての役割を担っています。

Aゲート店舗の特徴とサービス内容

7月21日（月）にオープンしたAゲートエリアの店舗では、M&Sの人気商品であるサンドイッチ、セットメニュー、テイクアウト食品を中心に取り扱っています。搭乗前の短時間で手軽に購入できる商品構成となっており、長時間のフライト前に英国の味を楽しみたい旅行者のニーズに応えています。

Bゲート店舗のギフト商品展開

7月下旬にオープン予定のBゲートエリア店舗では、ビスケット缶、チョコレートバー、コリン・ザ・キャタピラーケーキなど、お土産に最適な商品を販売します。これらの商品はM&Sの代表的なギフトアイテムとして人気が高く、英国旅行の記念品として多くの観光客に愛用されています。

空港利用者向けに厳選されたM&S商品を展開

ヒースロー空港内のM&Sフードストアでは、限られた店舗スペースを活用して空港利用者のニーズに特化した商品選定が行われています。

高品質な英国グルメの提供

M&Sは自社ブランド商品のみを扱うことで知られており、今回の空港店舗でも一貫した品質管理が期待されています。Aゲート店舗では「Food on the Move」レンジから新鮮なサマーサラダとサンドイッチを中心に、朝食、昼食、夕食の選択肢を提供しています。

また、人気のパーシー・ピッグ、ビスケット缶、ビッグダディ・チョコレートバーなどの定番商品も販売されており、お土産としても最適な商品構成となっています。これらの商品は、M&Sの代表的なアイテムとして長年愛され続けており、英国旅行の記念品として多くの観光客に選ばれています。

Bゲート店舗では、ギフトに特化した商品構成となっており、箱入りチョコレート、ビスケット缶などの英国らしいお土産商品を重点的に取り扱っています。両店舗とも初便から最終便まで営業しており、4時30分から23時まで開店することで、旅行者の多様なニーズに対応する営業時間を確保しています。

パッケージデザインの魅力

M&S商品の特徴のひとつは、優れたパッケージデザインです。ギフトとしても人気が高く、お土産として購入する際の視覚的な満足度も高いことから、空港という特殊な購買環境において重要な要素となっています。

英国旅行者にとって便利な搭乗前ショッピング体験

Julie, M&S Customer Assistant (left), Sean Doyle, CEO of British Airways (right)

ヒースロー空港ターミナル5は、ブリティッシュ・エアウェイズのハブ空港として機能しており、日本からの直行便も多数運航されています。M&Sフードストアの新規オープンにより、出国前の最後の英国ショッピング体験がより充実したものとなりました。

適正価格での英国グルメアクセス

空港内店舗にもかかわらず、M&Sは比較的リーズナブルな価格設定を維持しています。空港という特殊な環境でも、同社の品質基準を維持した商品を提供することで、旅行者にとって価値のあるショッピング体験を実現しています。

ヒースロー空港の小売戦略強化

ヒースロー空港では2025年に入り、ラグジュアリーウェアの「Lululemon」、ハイエンド高級時計の「Breitling Boutique」、英オーガニックスキンケア「Neal’s Yard Remedies」、高級ショコラの「Hotel Chocolat」など、新規出店が相次いでいます。M&Sフードストアの開店もこの流れの一環として、空港利用者の満足度向上と滞在時間の延長を狙った戦略的な取り組みと言えます。