ブリティッシュ・エアウェイズ×グラインド|高高度専用ブレンドがプレミアムキャビンと世界のラウンジに登場

Coffee service by Grind served in business class (Club World).

ブリティッシュ・エアウェイズ(British Airways)がロンドン発のスペシャルティコーヒーブランド、グラインド(GRIND)との提携を拡大し、高高度専用に開発した新ブレンドを3月26日(木)に発表しました。新ブレンドはクラブ・ヨーロッパ(欧州線ビジネスクラス)、クラブ・ワールド(長距離線ビジネスクラス)の両キャビンで無料提供され、英国内のラウンジへの導入も順次進められます。




高度38,000フィートのために設計された専用ブレンド

 

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機内でコーヒーを美味しく淹れることは、地上とは根本的に条件が異なります。キャビン内の気圧低下と水の沸点の低下により、風味の発現が地上とは変わるためです。今回発表されたブレンドは、ブリティッシュ・エアウェイズのマスター・オブ・ワイン、ティム・ジャクソンと、グラインドのヘッド・オブ・コーヒー、ハワード・ギルが共同で開発しました。実際に機内でのテイスティングを重ね、高高度でも豊かな風味が引き出せるよう調整されています。

使用するのはブラジル産農園から調達されたスペシャルティグレードのアラビカ豆。ダークチョコレート、ヘーゼルナッツ、トースト・ピーカンを思わせる香りと深みのある味わいが特徴で、スモールバッチでロースト後に高精度なブレンド工程を経ています。同社が昨年だけで機内およびラウンジで提供したコーヒーは90トンを超えており、このブレンドはその大量提供の質を底上げする取り組みのひとつに位置づけられます。



提供されるキャビンとラウンジ|クラスごとのサービス内容

今回の拡大提携により、グラインドのコーヒーはプレミアムキャビンで無料提供となります。各クラスの提供内容は以下のとおりです。

  • クラブ・ヨーロッパ(欧州線ビジネスクラス)/クラブ・ワールド(長距離線ビジネスクラス):ブリティッシュ・エアウェイズ×グラインドの専用ブレンドを無料提供
  • ファースト(長距離線ファーストクラス):グラインドのハウスブレンドおよびデカフェブレンドをはじめ、エスプレッソベースのカフェスタイルドリンクを選択可能
  • ユーロ・トラベラー(欧州線エコノミークラス):ヒースロー・ガトウィック発欧州線の機内販売「ハイライフカフェ(High Life Café)」でグラインドのコーヒーを引き続き購入可能
  • 英国内ラウンジ:順次導入中。5月頃より既存ブランドに替わりグラインドへの切り替えが完了予定

グラインドが年間ベースで提供するコーヒーは、今後1,200万杯規模に達する見込みです。これはロンドンのショーディッチで生まれたカフェブランドとして、これまでにない規模の機内展開となります。



グラインドとはどんなブランドか

グラインドは2011年にロンドンのショーディッチで創業したスペシャルティコーヒーブランドです。ロンドン市内に14店舗を展開するほか、スーパーマーケット向けのリテール商品やカプセルコーヒーのダイレクト販売も手がけています。サステナビリティ認証の「Bコープ(B Corp)」を取得しており、調達から製品設計まで環境・社会への配慮を組み込んでいる点が特徴です。

今回のパートナーシップについて、ブリティッシュ・エアウェイズのティム・ジャクソンは「グラインドを空の上で初めて提供する航空会社として、ショーディッチ生まれのこのブランドを世界200以上の目的地へ向かう何百万人ものお客様にお届けできることを誇りに思います」とコメントしています。グラインドの創業者デヴィッド・アブラハモヴィッチは今回の提携を「ロイヤル・ワラントを受けるようなもの」と表現しており、英国のカフェカルチャーを体現するブランドとして高い評価を受けています。



ブリティッシュ・エアウェイズとグラインドの提携の経緯

両者の協業は2024年7月にスタート。当初はヒースロー・ガトウィック発の欧州短距離線限定で、機内販売のハイライフカフェを通じてグラインドのフラット・ホワイト、ロング・ブラック、デカフェ・ブラックの3種が1杯£3.25で提供されていました。今回の拡大提携はその成功を踏まえ、プレミアムキャビンへの無料提供とグローバルネットワーク全体への展開へとステージを引き上げるものです。

英国の航空会社が機内食・飲料の質にこだわる背景には、長距離フライトにおける乗客体験の差別化があります。コーヒー文化が根づいた英国において、ロンドン発のスペシャルティブランドとの提携は、そのまま国のカルチャーを国際線の機内に持ち込む試みとも言えます。

Text by British Culture in Japan編集部

 

Link

https://www.britishairways.com/ja-jp/

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