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ミラーズがコーヒーのためのショートブレッド「ベイカー&バリスタ」3種を発売、オールバター仕立て×シングルオリジンフレーバー

英国・ダービシャー州アッシュボーン発のビスケットブランド・ミラーズ(Millers)が、「コーヒーと相性の良いショートブレッド」をコンセプトに開発した新シリーズ『ベイカー&バリスタ(Baker & Barista)』3種を5月18日(月)より全国発売しました。オールバター仕立て×シングルオリジンフレーバーという組み合わせで、コーヒーとのペアリングを科学的に追求した一作です。
コーヒーに「本当に合う」ショートブレッドを目指して

『ベイカー&バリスタ』というネーミングには、焼菓子職人(ベイカー)とコーヒー職人(バリスタ)それぞれの専門性への敬意が込められています。ミラーズのベイカーたちは、コーヒーとの組み合わせで素材の個性がどう変化するかを丁寧に研究し、この3種を完成させました。
生地には小麦粉と米粉をブレンドし、伝統的なラックオーブンで低温・長時間かけて焼き上げています。この製法によって、コーヒーに浸しても崩れにくい適度なかたさと、口の中でほろりと溶けるような食感を両立しています。焼成前にビスケット1枚ずつグラニュー糖を軽くまぶすひと手間も、素材本来の風味を引き立てるための工夫です。
フレーバー開発にあたっては、ヨーロッパの伝統的な焼菓子の資料を参照しながら、香りの設計を丁寧に研究。単なる「コーヒーのお供」ではなく、ペアリングによって互いの風味が引き立て合うことを意識して作られています。
3種のフレーバーラインアップ
今回発売される3種は、それぞれ異なるコーヒーの風味特性に対応して設計されています。
ベルジャンダブルチョコ

120g / 810円
ベルギー産ダークチョコレートチップを15%配合したオールバターカカオショートブレッド。カカオ分95%のダークチョコレートを溶かして生地に練り込み、奥行きのある味わいに仕上げています。チョコレートのほのかな酸味がコーヒーのスモーキーなニュアンスを引き立てます。バター使用率24%。
ブルボンバニラ

120g / 810円
マダガスカル産オーガニックブルボンバニラが香る、上品な風味のオールバターショートブレッド。濃厚でクリーミーな甘さがコーヒーの風味をやさしく包み込みます。バター使用率は31%とこのシリーズ最高水準で、リッチな口当たりが特徴です。
モレロサワーチェリー

120g / 810円
サワーチェリーの代表品種「モレロ」を乾燥・糖漬けして凝縮したドライチェリー入り。ダークローストコーヒーに感じられる果実のニュアンスを、チェリーの豊かな酸味と甘みがより一層引き立てます。バター使用率28%。
いずれも保存料不使用で、原料へのこだわりを守り続けるミラーズのポリシーに沿った仕上がりです。
アッシュボーンの「ベーカリー」から生まれる一枚

ミラーズは2006年、英国ダービシャー州アッシュボーンに誕生しました。街の中心地で長年愛されてきたスペンサー家のベーカリーを受け継いだことがブランドの原点で、現在も製造拠点は「工場」ではなく「ベーカリー」と呼ばれ続けています。
工場のほど近くにはピーク・ディストリクト国立公園が広がり、18〜19世紀に小麦粉を粉砕するために使われていたミルストーン(石うす)が今も自然の中に残されています。ブランド名「ミラーズ」は英語で「石うすを挽く人」を意味し、土地の歴史と職人のものづくりへの向き合い方が、そのまま名前に刻まれています。
生地の状態は職人が日々目と手で確かめ、トレーは人の手で運ばれる。『BAKED BY HAND』の理念は、大量生産が当然となった今も変わらずブランドの根幹にあります。英国のショートブレッド文化の文脈でいえば、こうした手工業的な製法を守りながらフレーバーの現代化を図るアプローチは、スコットランドの老舗ブランドとは異なるアッシュボーン独自の個性といえます。
商品概要と購入方法
『ベイカー&バリスタ』ボックスタイプは3フレーバーいずれも内容量120gで、標準小売価格は810円です。そのままテーブルに出せるペーパートレイ入りのパッケージで、ギフト用途にも適しています。同フレーバーの個包装2枚入りタイプも引き続き販売中で、販売エリアは全国の輸入食品専門店・スーパーマーケット・オンラインストアほかとなります
英国ビスケット文化の「コーヒー時代」への対応
英国ではショートブレッドは伝統的に紅茶と共に楽しまれてきましたが、近年ヨーロッパ全体でコーヒー消費が増加するなかで、ビスケットメーカーもペアリングの設計を意識した商品開発に取り組むようになっています。ミラーズの『ベイカー&バリスタ』は、そうした流れのなかでショートブレッドの可能性を広げる一例として注目できます。
英国のフードカルチャーを語るうえで「ティータイム」と「コーヒーブレイク」が同等に語られるようになってきた変化は見逃せません。ショートブレッドというカテゴリーが、紅茶文化の枠を超えてより広い飲み物文化と接続していく動きは、今後も続くと見られます。
Text by British Culture in Japan編集部
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