ブリストル出身写真家スティーブン・ギルの展覧会が虎ノ門で9月11日より開催

杭にとまる鳥の姿を捉えたスティーブン・ギルの展覧会ポスター

英国・ブリストル出身の写真家スティーブン・ギルによる展覧会が、虎ノ門のギャラリーにて9月11日(金)から11月8日(日)まで開催されます。本展では、代表的な4つのシリーズから抜粋された36点の写真作品が展示され、土地や自然、偶然性を取り入れた独自の制作世界を鑑賞できます。

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スティーブン・ギル展覧会で公開される4つの代表シリーズ

本展では、スティーブン・ギルが手がけた複数の作品群から選ばれた36点の写真が展示されます。対象となるシリーズは「ハックニー・フラワーズ(Hackney Flowers)」、「トーキング・トゥ・アンツ(Talking to Ants)」、「ザ・ピラー(The Pillar)」、「プリーズ・ノーティファイ・ザ・サン(Please Notify the Sun)」の4つです。

ロンドン東部のハックニーで撮影した写真に現地の花や種を重ねて土に埋めた作品や、カメラ内部に植物や昆虫を入れて撮影した作品など、物理的な介入を伴う手法が特徴となっています。一匹の魚の体内に入り込む探検を通して制作された作品も含まれます。

花と種が写真の上に配置されたハックニー・フラワーズの作品

Hackney Flowers 2004–2007

偶然性と自然に委ねられた撮影アプローチ

スウェーデンの農地に設置した木製の杭とモーションセンサーカメラによって制作された「ザ・ピラー」では、作家自身が立ち会うことなく鳥たちの姿が記録されています。羽ばたきや羽づくろいなど、鳥と撮影装置の出会いから生じた偶発的なイメージが提示されます。

写真を記録の手段にとどめず、土地や自然とともにイメージを生み出す状況そのものを構築する姿勢が、展示作品を通じて示されています。

水辺の風景に植物や痕跡が重なるトーキング・トゥ・アンツの作品

Talking to Ants 2009–2013

スティーブン・ギルの歩みと作品背景

1971年に英国・ブリストルで生まれたスティーブン・ギルは、幼少期から写真と自然に関心を持ち、1997年よりフリーランスの写真家として活動を開始しました。長年ロンドン東部のハックニーを拠点に活動を展開し、2005年には自身の出版レーベル「ノーバディ(Nobody)」を設立しています。

編集から印刷、製本に至る工程を自ら手がける出版活動も継続しており、作品はテートやヴィクトリア&アルバート博物館などの主要コレクションに収蔵されています。近年はスウェーデン南部を制作拠点としています。

オレンジ色の光彩と微粒子が写るプリーズ・ノーティファイ・ザ・サンの作品

Please Notify the Sun 2020

会場アクセスと開催情報

展覧会は、虎ノ門ヒルズ ステーションタワー内のアートギャラリーにて開催されます。営業時間は11時から20時までとなっており、最終入場は19時30分です。

会期および会場の詳細は以下の通りです。

会期
9月11日(金)〜11月8日(日)
会場
アート・クルーズ・ギャラリー(art cruise gallery by Baycrew’s)東京都港区虎ノ門2-6-3 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー3F SELECT by BAYCREW’S 内
営業時間
11時〜20時(19時30分最終入場)
協力
塩竈フォトフェスティバル

Text by British Culture in Japan編集部

 

Link

https://artcruisegallery.com/

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