ウェールズの伝統と革新を融合させたウイスキー『ペンダーリン』とは？日本正規輸入開始

ウェールズ南部のペンダーリン村に2000年に誕生した「ペンダーリン蒸溜所」。他に類を見ない蒸溜器でつくるウェールズのシングルモルトウイスキーを、株式会社ウィスク・イーが日本正規輸入代理店として国内販売することになりました。その魅力と特徴を紹介します。

ペンダーリン蒸溜所とは

ペンダーリン蒸溜所

ペンダーリン蒸溜所は、2000年にウェールズ南部のバンナイ・ブラヘイニョグ（旧名：ブレコンビーコンズ）国立公園内にあるペンダーリン村で設立されました。ウェールズは、スコットランドやアイルランドと同じくケルト系の文化を持ち、ウイスキーの歴史も古く、19世紀には多くの蒸溜所がありましたが、20世紀に入ると次々と廃業し、ペンダーリン蒸溜所が誕生するまで、ウェールズ産のウイスキーは消滅していました。

ペンダーリン蒸溜所は、ウェールズの伝統と革新を融合させたウイスキーづくりを目指し、独自に設計した蒸溜器『ファラデースチル』を用いて軽快ながらも豊かな味わいを持つシングルモルトをつくっています。開発者であるデービッド・ファラデーの名を冠した『ファラデースチル』は、ポットスチルとコラムスチルそれぞれの利点を合わせて設計された世界でも希少な蒸溜器です。蒸溜中のもろみと銅の接触を積極的に促し、非常にクリーンなニューメイクを得られることが特徴です。

ペンダーリンのウイスキーの特徴

ペンダーリン蒸溜所

ペンダーリンのウイスキーは、ファラデースチルでつくられた軽快で透明感のあるニューメイクと、伝統的なポットスチルでつくられた豊かなボディのあるニューメイクの2種類をブレンドしています。この2種類のニューメイクは、それぞれ厳選されたバーボン樽（バッファロートレース社）で熟成後、さらにマデイラ樽など異なる樽でじっくりと熟成させ、最適な状態に達した時点でブレンダーが絶妙な比率でブレンドします。

出来上がったウイスキーは、世界のセレブリティに珍重され、英国王室の結婚指輪にも使われてるウェルシュゴールドのような美しい輝きを放ちます。クリーンで透明感がありながらも深く豊かな味わいを持つシングルモルト・ウェルシュウイスキー『ペンダーリン』は、英国で特に高い人気を誇り、現在世界45か国で楽しまれています。

ペンダーリンのラインナップ～GOLD RANGE＜ゴールドレンジ＞

ウェルシュゴールドと同じ、唯一無二の品質と誇りを反映したペンダーリンのフラッグシップレンジ。

ペンダーリンマデイラ

ペンダーリンのハウススタイルである軽快な味わいに、マデイラカスクフィニッシュによって奥行きをもたらしたフラッグシップアイテム。爽やかで透明感がありながら、レーズンやトフィクリームのような上品な甘さを兼ね備えています。アルティメット・スピリッツ・チャレンジ2023にて「ファイナリスト」、「グレートバリュー」を受賞。

色: ペールゴールド
香り: トフィークリーム、熟れたフルーツ、レーズン
味: トロピカルフルーツ、レーズン、バニラ
度数: 46%