マクビティダイジェスティブビスケットチョコレート100周年記念イベントが渋谷で11月29日・30日開催、1万5千個を無料配布

英国のビスケットブランド「マクビティ」の主力商品「ダイジェスティブビスケットチョコレート」が1925年の発売から100周年を迎えることを記念して、2025年11月29日（土）と30日（日）の2日間、渋谷駅マークシティ前で1万5千個の無料サンプリングイベントを実施します。

100周年記念サンプリングイベントの詳細

サンプリングイベントは2025年11月29日（土）と30日（日）の10時から17時まで、渋谷駅マークシティ前で開催されます。配布されるのは「マクビティダイジェスティブビスケットチョコレート」の2枚入り個包装で、両日合わせて1万5千個が用意されています。配布は予定数に達し次第終了となるため、早めの来場が推奨されます。なお、悪天候や自然災害により中止となる場合は、マクビティ公式SNS（X: @mcvities_jp）でアナウンスされます。

1925年誕生、世界中で愛されるロングセラー商品

ダイジェスティブビスケットチョコレートは1925年に英国で誕生し、今年で発売100周年を迎えました。マクビティは1892年に世界初の全粒粉ビスケット「ダイジェスティブビスケット」の開発に成功し、翌1893年には英国王室からロイヤル紋章（英国王室御用達認証）の称号を授与された格式高いブランドです。1925年にはビスケット製造にチョコレートを組み合わせた商品開発に着手し、現在の主力商品となるチョコレートコーティング版が誕生しました。

全粒粉ビスケット特有のザクザクとした食感と、濃厚でなめらかなチョコレートの組み合わせが特長で、甘さの中にほのかな塩味が感じられる奥行きのある味わいが100年間変わらず支持されています。英国ではお菓子部門全体で第1位の売上を誇り、世界100か国以上で販売される国際的なブランドとして認知されています。

小麦全粒粉がもたらす独特の食感と栄養価

マクビティのビスケットは小麦を丸ごと挽いた「小麦全粒粉」を使用しており、小麦本来の栄養素をそのまま残しながら特徴的なザクザク食感を実現しています。全粒粉には外皮（ふすま）と胚芽が含まれるため、通常の小麦粉と比較して食物繊維が豊富で、鉄分は3倍以上、ビタミンEは約4倍、ビタミンB群やマグネシウム、亜鉛なども多く含まれます。

食物繊維は腸内環境を整え、ビタミンB群は糖質代謝を助け、ミネラル類は骨や筋肉の健康をサポートするなど、健康志向の消費者にも注目される栄養特性を持ちます。マクビティ独特のザクザク食感と小麦本来の豊かな風味は、他のビスケットでは味わえない独特の美味しさを生み出しています。

マクビティブランド180年の歴史と日本展開

マクビティ

マクビティは1839年にスコットランドのエディンバラでロバート・マクビティがパンの製造販売所として創業したブランドで、180年以上にわたり英国の食文化を代表する存在として愛され続けています。1892年に製パン責任者ののアレクサンダー・グラントが全粒粉ビスケット「ダイジェスティブビスケット」のレシピを開発し、翌1893年には英国王室御用達の称号を獲得しました。1939年までに約370種類ものビスケットとケーキのレシピを生み出し、ブランドは英国全土で名声を確立しました。

日本では1973年から販売が開始され、現在は株式会社モントワールが輸入・販売を担当しています。全国のスーパーマーケットやドラッグストアで「ダイジェスティブビスケットオリジナル」「ダイジェスティブビスケットチョコレート」「ホブノブオーツビスケット」などのラインナップが展開されており、12枚入り（2枚×6袋）のパッケージでオープン価格にて販売されています。

英国ビスケット文化と100周年の節目に込められた意味

英国ではビスケットは日常的な食文化の一部であり、紅茶に浸して食べる伝統的なスタイルが今も受け継がれています。マクビティのダイジェスティブシリーズは英国人が選ぶビスケット人気ランキングで第1位を獲得し、お菓子部門全体でも首位に立つなど、国民的な支持を集めています。100周年という節目は、単なる商品の長寿を祝うだけでなく、世代を超えて愛される「定番のおいしさ」が時代の変化に左右されず価値を持ち続けてきた証といえます。