- Food
蒸留所を丁寧に回りながら記された『スコッチウイスキーの薫香をたどって』が発売
著者自らが、蒸留所などを丁寧に回りながら、造り手、飲み手、風土など、現場でしか感じられない空気感を伝える書籍『スコッチウイスキーの薫香をたどって』が9月30日(木)に発売されます。
Sponsered Link
Sponsered Link
今では当たり前に飲むことができるスコッチウイスキー。
それまでの多くの苦労、多くの工夫、多くの苦難、そして歴史の結晶が、一杯のグラスに詰まっていることを伝える一冊です。
目次
第Ⅰ部 個性あるスコッチの世界
第1章 ローランドとキャンベルタウン
ローランド
キャンベルタウン
第2章 ハイランドとスペイサイド
ハイランド
スペイサイド
第3章 アイランズとアイラ島
アイランズ
アイラ
第4章 伝統あるウイスキー vs.新しいウイスキー
お酒は食物から
モルトとグレーン
ブレンデッドウイスキー論争第5章 「麦」の酒
スコットランドのアイデンティティ
スコットランドのイメージ
第6章 スコッチの友「ハギス」?
オーツ麦の文化
Column スコットランドは美味しい国 / スコットランドのお菓子
第7章 スコッチの条件
スコッチの基本的条件
オフィシャルとボトラーズ
モルトとグレーン、シングルモルトとブレンデッド
シングルモルトは、なにが「シングル」なのか?
ブレンデッドも大事!
第8章 樽熟成の歴史
密輸時代の偶然
災い転じて福となる?
樽熟成にもいろいろある第9章 スコットランドのパブ
いろんなスタイルがある
ジャパニーズウイスキーも人気?
Column 犬もお客様? / 昔ながらのマイクロパブ
第10章 パブの歴史
公共の家(public house)
Barとは?
「パブ」の元型は宿泊所?
パブには食事が欠かせない
「コーヒーハウス」というPublic House
コーヒー文化から紅茶文化へ
Column 地方ごとのパブの特色
第11章 スコッチをどう飲むか?
ロック派? ストレート派?
「ロック」は珍しい?
水割りもいける?
ハイボールもいい感じ
シングルモルトもハイボールで楽しもう!
Column ウイスキー&ビール?第Ⅱ部 スコッチ文化論
第12章起源をたどる
「オリジン」は幻想なのか?
生命の水としてのウイスキー第13章ウイスキーの源流とは?
ウイスキーはイングランドにもあった?
アクアヴィテとウシュケバーの違い
地酒としてのウシュケバー第14章ケルト系住民の密造酒
ラテン語とゲール語
スコッチのオリジン
起源はアイデンティティあってのこと第15章スコッチ規制の歴史
スコッチは抵抗の象徴?
スコッチ課税の是非
規制が裏目にでることもある?
第16章密造酒時代を超えて
呪われしスピリッツ
やはりウイスキーが悪者?
いたちごっこから生まれた樽熟成
陽の目をみはじめるウイスキー第17章世界を席巻する「スコッチ」
時代とのマッチング
自らも変化するスコッチ
ブレンダーの役割も重要
第18章スコッチのイメージ戦略
「田舎の酒」→「紳士の酒」
禍転じて……?
クセがあるのがスコッチ?
第Ⅲ部 歴史をたどる第19章ケルト人国家スコットランド
化外の民としてのケルト人
スコットランドのキリスト教第20章反逆の酒ウイスキー
自由を愛し抵抗するスコットランド
ジャコバイトの乱とウイスキー
第21章スコティッシュアイデンティティ
反骨精神と独立心
第22章苦難のアイルランド
イングランドによる支配
カトリック国ゆえの苦難
信用されないアイルランド
今なお残るしこり
第23章アイリッシュウイスキーの勃興と没落、そして復活
抑圧されるアイリッシュ
アイルランドの雑草魂
密造酒時代から公式認可へ
没落するアイリッシュ
復活するアイリッシュ
3回蒸留の理由
Column
第24章アメリカンウイスキーとスコッチ
ラムからウイスキーへ
コーヒーも反イギリス?
さらには反アメリカ政府?
アメリカを代表するバーボンウイスキー
バーボンこそがスコッチを支えている?
スコッチウイスキーの薫香をたどって -琥珀色の向こう側にあるスコットランド-
- 著者
- 中村隆文
- 出版社
- 晃洋書房
- 定価
- 2,200円
- 判型
- A5判
- ページ数
- 180ページ
Sponsered Link
Sponsered Link
Recommends
合わせて読みたい
Sponsered Link
Sponsered Link
Ranking
注目の記事ランキング
- Food
- Food
- Home
- Travel