映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』での好演ぶりが光るマシュー・グードのインタヴュー映像が公開

映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』場面写真

『キングスマン:ファースト・エージェント』や『ダウントン・アビー』などの出演で知られるマシュー・グードが敏腕弁護士役を演じる映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』。その役柄とストーリーについてマシューが語ったインタヴュー映像が公開に。

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1961年、ロンドン・ナショナル・ギャラリーで実際に起きた絵画盗難事件の知られざる真相を描いた映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』。

『キングスマン:ファースト・エージェント』(2021)の副官モートン役で記憶に新しいマシューですが、これまで『マッチポイント』(05)、『ウォッチメン』『シングルマン』(ともに09)、『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』(15)など数々の話題作に出演。

テレビドラマ『グッド・ワイフ 彼女の評決』や『ダウントン・アビー』シリーズ(ともに14~15)でも人気を博し、『ザ・クラウン』(16~)では、エミー賞ドラマシリーズ部門ゲスト男優賞を受賞しています。

英国紳士らしい端正な顔立ちと洗練された佇まいで存在感を放ち、観る者を釘付けにしてきました。

『ゴヤの名画と優しい泥棒』場面写真

今回マシューが演じるのは、前代未聞の大事件の犯人として捕らえられた主人公ケンプトン・バントンを弁護する敏腕弁護士ジェレミー・ハッチソン。

本映像では、自身の役どころについて「当時売れっ子の法廷弁護人として非常に有名な人物」「この裁判で彼がケンプトンを無罪にしたため法律を変えざるを得なくなった」と説明しています。

『ゴヤの名画と優しい泥棒』場面写真

主役を務めたジム・ブロードベントについては、「彼が誰にでも愛される理由は、単に才能があるというだけじゃなくて、彼の演技にはムダなところがない。すごくピュアでとても繊細なんだ。余分なところがない。だからお手本なんだ」と絶賛。

「誰にも優しくてすごくおもしろい人だ。無口に思える時もあるけど、笑い声を上げてくれたら、それだけでうれしくなる」とジムの人柄の良さも称えています。

また、昨年9月に惜しくも逝去したロジャー・ミッシェル監督について「最高の監督だと仲間から聞いていたんだ」と明かし、「ジムの演技同様に演出にムダなところがない。彼はカメラを熟知している。いいスタッフも揃えている。思慮深く落ち着いていてすごく頭がいい。いい物を作るための最良の方法は、全員が平等でヒエラルキーがないことだ」と監督の手腕について熱く語る様子も。

『ゴヤの名画と優しい泥棒』場面写真

さらに本作の見せ場となる法廷シーンにも言及。「ケンプトンの弁明力は未知だった。証人尋問も反対尋問もみごとに切り抜けて、ケンプトンは傍聴人を味方につける。ぼくの役のハッチンソンは、それを利用して独自の論法を展開するんだ」とふり返り、「作品も脚本も出演者もすばらしい。楽しんでもらえるよ。ぼくらも笑ったからね」と太鼓判を押しています。

映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』は2月25日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国公開。

Story

1961年。197年の歴史を誇る世界屈指の美術館・ロンドン・ナショナル・ギャラリーから、ゴヤの名画「ウェリントン公爵」が盗まれた。

ロンドン警視庁はその巧妙な手口から、国際的なギャング集団による周到な計画による犯行だと断定。

しかし、この前代未聞の事件の犯人はケンプトン・バントン、60歳だった。

長年連れ添った妻と優しい息子とニューカッスルの小さなアパートで年金暮らしをする、ごく普通のタクシー運転手。

孤独な高齢者が、TVに社会との繋がりを求めていた時代。

彼らの生活を少しでも楽にしようと、盗んだ絵画の身代金でBBCの受信料を肩代わりしようと企てたのだ。

しかし、事件にはもうひとつの隠された真相が。

当時、イギリス中の人々を巻き込んだケンプトン・バントンの“優しい嘘”とは!?

ゴヤの名画と優しい泥棒

『ゴヤの名画と優しい泥棒』ポスター

 

監督
ロジャー・ミッシェル
出演
ジム・ブロードベント、ヘレン・ミレン、フィオン・ホワイトヘッド、アンナ・マックスウェル・マーティン、マシュー・グードほか
作品情報
2020年 / イギリス映画 / 英語 / 原題 : THE DUKE
公開日
2月25日(金)よりTOHO シネマズ シャンテほか全国公開
配給
ハピネットファントム・スタジオ
後援
ブリティッシュ・カウンシル

©PATHE PRODUCTIONS LIMITED 2020

Link

https://happinet-phantom.com/goya-movie/

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