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ミスコンで実際に起きた前代未聞の“大騒動”を描くキーラ・ナイトレイ主演映画『彼女たちの革命前夜』の本編映像が公開に
世界三大ミスコンテストのひとつである「ミス・ワールド」で、実際に起こった前代未聞の大騒動を完全映画化した『彼女たちの革命前夜』。
主人公のサリーを演じたのは、『はじまりのうた』のキーラ・ナイトレイ。盟友のジョーには『ジュディ 虹の彼方に』のジェシー・バックリー。ミス・グレナダのジェニファーには『女神の見えざる手』のググ・バサ=ロー。
監督には『サード・デイ 〜祝祭の孤島〜』のフィリッパ・ロウソープが務め、ミス・ワールドを舞台に、出演者と主催者、そして開催を阻止しようとするサリー達ら、それぞれの思惑が交差する群像劇をみごとに描き切っています。
このたび公開された本編映像は、バス停で本を読んでいた主人公のサリー(キーラ・ナイトレイ)が、“男性を幸せに”というコピーが書かれている広告看板に落書きをするジョー(ジェシー・バックリー)を発見するシーンから始まります。
その後、巡回する警察官に気付いたサリーは、落書きに夢中になっているジョーに対し警告しますが、結局警官に見つかってしまいます。
ふたりは街中を全力で駆け抜け、何とか警官から逃げ切り、難を逃れました。サリーはジョーに対し、「逮捕される危険を冒してやること? ただのスローガンよ」と非難の言葉を伝えますが、ジョーの「好きだから」という突拍子もない返答に呆れかえり、つい溜め息をついてしまうことに。
サリーにとってはとんだ災難に巻き込まれたのですが、この出会いが今後のふたりの運命を変えていくのでした。
また、本作に共感をした伊藤詩織や宇垣美里ら著名人からの推薦コメントも到着しました。
伊藤詩織(映像ジャーナリスト)
「普通の女性じゃない」私の人生で何度も突き刺さってきたこの言葉は、この映画のワンシーンからも聞こえて来た。でも、今は普通じゃないことに胸を張っている。
「普通」なんてその時代の決まり事にしがみつこうとしている者が私たちを縛ろうとしているただの言葉の鎖なのだと彼女たちが教えてくれたから。宇垣美里(フリーアナウンサー)
牛の競りかと見紛うようなおぞましさも
ただ自分の持って生まれたものを
素直に誇りたいと願う気持ちも
ここではないどこかを目指して戦う気持ちも
全部分かるから苦しくて
ところでどうしてこの世界は
1970年から未だ進歩してないんでしょう?前田エマ(モデル)
人類の歴史は、過去の間違いを繰り返し続けているけれど、
女性の自由への歴史は、本当に少しずつではあるけれど、前に進んでいるはずだ。
その背景には常に連帯する女性たちがいたこと、
だからこそ今日があることを、この映画は教えてくれる。※敬称略・順不同
Story
1970年、ロンドン。学問をやり直すため大学に入学をしたサリーは、女性解放運動の活動家であるジョーに出会う。彼女が所属する団体ではミス・ワールドを阻止するための計画を練っていた。
その頃、ミス・ワールドの主催者は開催に向けた準備を進めており、司会者にはアメリカのコメディアンであるボブ・ホープを起用し、世界各国からは出演者が続々と集結していた。
カリブ海の島国グレナダから参加したジェニファーは自身の夢を叶えるために出場をしたが、白人の出場者ばかりに注目が集まる状況に複雑な心境でいた。それぞれの想いが交差をする中、ついにミス・ワールドの当日を迎えるが……。
彼女たちの革命前夜
- 監督
- フィリッパ・ロウソープ
- 出演
- キーラ・ナイトレイ、ググ・バサ=ロー、ジェシー・バックリー、レスリー・マンヴィル、リス・エヴァンス、グレッグ・キニアほか
- 作品情報
- 2019年 / イギリス映画 / 英語 / 原題 : MISBEHAVIOUR
- 公開日
- 6月24日(金)よりkino cinéma横浜みなとみらい、立川髙島屋S.C.館、天神ほか全国順次公開
- 配給
- キノシネマ
©Pathé Productions Limited, British Broadcasting Corporation and The British Film Institute 2019
Link
https://movie.kinocinema.jp/works/misbehaviour
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