ウェッジウッドが英国で活躍する日本人陶芸作家、細野仁美とコラボした「陶季コレクション」を発表

Wedgwood by Hitomi Hosono

ウェッジウッド(Wedgwood)から、大英博物館に才を認められ、その作品が所蔵されている、英国で活躍する日本人陶芸作家の細野仁美とコラボレーションした「陶季コレクション」が登場。

土と話す陶芸家、細野仁美。大英博物館やヴィクトリア&アルバート美術館にその才能が認められる日本人アーティストとウェッジウッドのコラボレーションで、日本の五季を繊細に陶板に表現したウォールアート コレクションとなります。
 

細野仁美

細野仁美

「季節を感じ、移ろいを知ることはとても大事なこと。季節を感じることで、自分たちも自然の一部であることが認識でき、幸福と充実感を得ることもできます」と細野は語ります。

自身でアレンジして飾ることができるというのが、本作品のコンセプト。季節に合わせてひとつの陶季だけを飾ったり、ふたつの陶季を一緒に飾って季節の移ろいを楽しんだり、3つの陶季を並べて飾り、過去、現在、未来というような感じで飾ることもできます。

Wedgwood by Hitomi Hosono

もちろんすべての陶季を一手に飾り、一年丸かじりに季節を楽しむこともできます。

五季のストーリー

季節を象徴する花とともに、ひとつひとつに、Hitomi Hosonoの想いが込められた名前がつけられています。

【春】サクロソウ – 純(Jun)

 

 

ピンクのジャスパーをベースに、繊細なサクラソウが咲き乱れる春を表現。「純」は、純粋、初恋、希望、無邪気という意味です。

【初夏】紫陽花 – 水咲(Mizusa)

 

Wedgwood by Hitomi Hosono

 

水色のジャスパーをベースに、繊細な紫陽花が咲き誇る、初夏を思わせる作品。日本ではこの時期を「梅雨」と呼びますが、この時期は紫陽花が最も美しく咲く季節です。このような連想から、「みずさ」は「水」と「さ(く)」を意味する「Mizusa」と名付けられました。

【夏】蓮 – 清(Kiyoshi)

Wedgwood by Hitomi Hosono

 

Hitomiはこの季節の花として、神聖な気持ちを呼び起こす蓮の花を選びました。黄色のジャスパーをベースに、鮮やかな蓮の花が咲き誇る、夏のエッセンスを凝縮した美しい作品で、落ち着いた黄色は陽光と幸福を、蓮の花は満足感と平和を、表しています。

蓮の花は、仏教では天に咲く花として登場し、日本語では「極楽」と訳されます。この花にある、神聖な、清らかな、澄んだという意味から、「清」という名前が付けられました。自然の四季をイメージした作品の中に、静かに佇んでいるような作品です。

【秋】菊 – 貴(Taka)

 

Wedgwood by Hitomi Hosono

 

秋が深まり、新しい季節が始まるとき、子供のように懐かしく、魅惑的な気持ちになることでしょう。菊の葉の色に似た淡いグリーンのジャスパーをベースに、菊の花びらが中心から無限に広がっています。日本の重要なシンボルであるこの花は、その気品と象徴性から、Hitomiが選んだものです。

菊は、旧暦の9月9日に行われる重陽の節句を祝う花で、1年で最も幸運な日とされています。この日は季節の変わり目のため、秋を表すモチーフに最適です。

【冬】 水仙 – 仙(Sen)

 

Wedgwood by Hitomi Hosono

 

ライラックジャスパーをベースに、スイセンが咲き始めました。他の球根が土の下に隠れている間、水仙は不屈の精神で、静かに、じっくりと咲き続けます。どんな困難にも負けずに咲き誇り、喜びと未来への希望をもたらす花びらは、この滑らかな土台を静かに覆っています。

花の美しさを表現した和名は、花の名前「水仙」にちなんだものです。水仙の形と、その花から感じられる平和で孤独な感情を反映した漢字の仙を細野は選び、「Sen」と名付けました。

商品名 サイズ 価格
陶季コレクション 各直径14cm 550,000円

Link

http://www.wedgwood.jp/

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