ロビン・デイによるモダインデザインの傑作|英国スクールチェア「シリーズE チェア」日本販売開始

Robin Day series E Chair

英国の学校で広く使われている椅子といえば、ロビン・デイがデザインした「シリーズE チェア」です。この椅子は、低コストながらスタイリッシュで機能的なモダンデザインの代表作として、世界中で愛され続けています。この名作の日本販売がスタートしました。

ロビン・デイとは

Robin Day

ロビン・デイは1915年にイギリスのハイ・ウィッコムで生まれた家具デザイナーです。1939年にロンドンのロイヤルカレッジ・オブ・アートを卒業後、1948年に妻のルシエンヌと共にデザイン事務所を設立。彼はグラフィックデザインやインダストリアルデザインなど幅広い分野で活躍しましたが、特に家具デザインで名声を得ました。

ロビン・デイは、戦後のイギリスにおいて、工業的な技術と素材を用いて、シンプルで機能的な家具を生み出しました。彼はプラスチックや金属などの新しい素材の可能性を探求し、低コストで大量生産できる家具を目指しました。彼の作品は、モダンデザインの普及に大きく貢献し、英国のイームズとも称されています。

シリーズE チェアの誕生

Robin Day series E Chair

ロビン・デイが最も有名な作品のひとつが、「シリーズE チェア」です。この椅子は、1971年に英国の家具メーカーHille社から発売された、射出成形によるポリプロピレン製のスタッキングチェアです。

「シリーズE チェア」は、教育機関向けの椅子として人間工学に基づきデザインされました。そのため、座面や背もたれは体にフィットし、快適な座り心地を提供します。また、軽量で丈夫でスタッキングできるため、収納や移動も簡単。さらに、色やサイズも豊富で、様々な空間に合わせることができます。

「シリーズE チェア」は、教育機関向けの椅子の基準を定めた厳しいヨーロッパ規格をクリアしました。その確かな耐久性と安全性は、長年にわたって多くの学校で実証されています。現在でも英国では約800万脚が使用されており、世界中でも約1400万脚が販売されています。

英国スクールチェアの魅力

Robin Day series E Chair

「シリーズE チェア」は、徹底した低コストを実現しながらもチープさを感じさせない美しいフォルムを保っています。その魅力は、デザインから50年以上経った現在も色あせません。この椅子は、学校だけでなく、カフェやレストラン、オフィスや自宅など、様々な場所で使われています。また、コレクターやデザイン愛好家にも人気があり、オークションやアンティークショップで高値で取引されることもあります。

「シリーズE チェア」は、英国の文化や歴史を象徴するデザインのひとつとして、多くの人々に親しまれています。2009年には、英国を祝う「British Design Classics」の8つのデザインのうちのひとつとして、ロビン・デイのポリプロピレン製チェアがロイヤルメールの切手に選ばれました。また、2012年には、ロンドンオリンピックの開会式で、英国の歴史を表現する小道具として登場しました。

このたび発売される「シリーズE チェア」は、スタンダードな4本脚のチェアと、横連結を可能にする金具の付いたリンキングタイプの2種類、各2色(レッド、チャコール)。

ロビン・デイによるモダンデザインの傑作を自宅で楽しんでみてはいかがでしょうか?

シリーズE チェア

Robin Day series E Chair

サイズ / 重量
チェア : W470×D450×H760mm 座面高さ:430mm 重量 3.2kg / チェア リンキング : W495×D450×H760mm 座面高さ:430mm 重量 3.25kg
材質
座面・背面 : ポリプロピレン / フレーム:スチール(粉体塗装仕上げ)
カラー
レッド、チャコール
価格
チェア : 18,700円、チェア リンキング : 20,900円
発売日
2023年8月31日(木)

Link

https://metropolitan.co.jp/

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