ザ・フーのロック・オペラ『四重人格』がバレエに！2025年英国で初演

ザ・フーのロック・オペラ・アルバム『四重人格』がモッズ・バレエ『Quadrophenia, a Mod Ballet』として生まれ変わり、2025年に英国で初演されます。

バレエで描かれるジミーの物語

このバレエでは、1973年のザ・フーのアルバム『四重人格』で描かれ、その後、1979年に『さらば青春の光』として映画化もされた、悩めるモッズ青年ジミーの物語をダンサーたちが生き生きと表現します。優秀なダンサーを多数起用し、多くの人に愛されたオリジナル作品の精神に忠実でありながら、問題を抱えたジミーの物語を新しい観客に投影します。

ツアーと公式上演

『Quadrophenia, A Mod Ballet』は、2025年5月28日よりプリマスのシアター・ロイヤル、エディンバラのフェスティバル劇場、サウサンプトンのメイフラワー劇場を巡演した後、6月24日から7月13日までロンドンのサドラーズウェルズ劇場で公式上演されます。また、ロンドンの後はマンチェスターのサルフォードにあるザ・ローリーでも上演されます。

音楽とスタッフ

レイチェル・フラーとマーティン・バチェラーがオーケストラ編曲を手がけた、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでのコンサートで初披露された『Quadrophenia』のオーケストラ・ヴァージョンが、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団によって録音され、今回の新たな舞台の音楽として使われます。

また、振付はポール・ロバーツ、演出はロブ・アッシュフォード、衣装はポール・スミスとナタリー・プライス、映像はニック・ヒレル、照明デザインはファビアナ・ピッチョーリが手がけています。

 

Link

https://www.sadlerswells.com/whats-on/quadrophenia/