ウェッジウッドが令和6年能登半島地震復興を支援│「輪島塗」の美しき邂逅:西洋と東洋の融合が生む新たな美

「ウェッジウッド」x「輪島塗」

英国王室御用達ブランド「ウェッジウッド」と日本の伝統工芸「輪島塗」が手を組み、「WEST MEETS EAST」という特別なコラボレーションを実現しました。西洋と東洋の美が交わることで生まれる新たな美しさに注目が集まっています。




ウェッジウッドの支援

伝統的な技法と匠の技をもって育まれてきた輪島塗

伝統的な技法と匠の技をもって育まれてきた輪島塗

令和6年能登半島地震で被災された地域のひとつに、世界に誇る日本の伝統工芸「輪島塗」を生み出してきた輪島市が含まれます。「輪島塗」は、1977年に文化財保護法に基づいて重要無形文化財に指定されている日本を代表する漆芸品ですが、現地では工房や道具を失い、継続制作に困窮されている職人の方々が多くいる状況です。英国ブランドの「ウェッジウッド」にとって日本は大切な国であり、クラフトマンシップを礎にしていることもあり、ウェッジウッドを組み合わせて、伝統工芸の美に着目する「WEST MEETS EAST」が企画されました。

アートディレクションについて

ウェッジウッド「フェニックス」× 輪島塗「菊描詰 卓上膳」

ウェッジウッド「フェニックス」× 輪島塗「菊描詰 卓上膳」

アートディレクションは、金沢美術工芸大学製品デザイン学科客員教授の経歴から石川県との関わりが深く、復興支援活動に精力的なプロダクトデザイナー、鈴木啓太氏が担当。クリエイティヴは、フォトグラファーの川上輝明氏とスタイリストの曲田有子氏とともに練られました。「ウェッジウッド」「輪島塗」ともに伝統的な技法と独特の美しさが人気ですが、クリエイティヴチームの“美しいものをより美しく魅せる手腕”により、まさに、西洋美と東洋美の邂逅による、思いがけないアートが出現しました。

ウェッジウッド「ヘリア」× 輪島塗「六角猪口」「朱御膳」

ウェッジウッド「ヘリア」× 輪島塗「六角猪口」「朱御膳」

ウェッジウッド「フォーチュン」× 輪島塗「職人盃」「丸盆 尺一 洗朱面切」

ウェッジウッド「フォーチュン」× 輪島塗「職人盃」「丸盆 尺一 洗朱面切」

ブランド統括本部長のコメント

 

ウェッジウッドのブランド統括本部長のショード・リーフラング(Sjoerd Leeflang)氏は、次のように語ります。

    ウェッジウッドは日本との出会いを大切にしており、今年初めに発生した能登半島地震で被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、支援したいと願っています。私達は、創業者であるジョサイア・ウェッジウッドの精神を継承し、環境を大切にし、同時に、人々を大切にしたいと考えています。



鈴木啓太氏のコメント

 

アートディレクションを務めた鈴木啓太氏は、次のように語りました。

    「『EAST MEETS WEST』—このコラボレーションは、能登の空に飛来した不死鳥、フェニックスの旅。2024年能登半島震災で大きな被害を受けた輪島塗と、英国が誇るウェッジウッドの感性が出会う瞬間、さまざまな物語が幕を開けるでしょう。英国と日本、自然と人、そして陶磁器と漆器。それらは場所や時を超えて響き合い、苦境のなかでも翼を広げ、旅を続けていきます。九谷焼をデザインのルーツにもつ「フォーチュン」、太陽を意味する「ヘリア」、そして飛翔する「フェニックス」。類まれなる職人技の融合が、美しい未来を紡ぐことを心から祈っています。

「フェニックス」「ヘリア」そして「フォーチュン」

「輪島塗」の作品は、鈴木啓太氏が現地の方々と相談の上、セレクトされました。それらは、人間国宝の職人の方が手がけた作品を含む、まさに輪島塗の真骨頂。息をのむ、緻密な技術と美しさが詰まっています。

一方、組み合わせたウェッジウッドのファイン ボーン チャイナ3柄には、被災された地域へのメッセージが込められました。フェニックス(Phoenix)は「不死鳥」がモチーフで、何度でも蘇ることを意味することから、一日も早い復興への願いが込められています。

ヘリア(Helia)は太陽が語源で、夜明けを示唆し、「明けない夜はない」と寄り添います。和柄を想わせるフォーチュン(Fortune)は、実は、九谷焼に着想を得たシリーズがデザインのルーツです。ウェッジウッドのアーカイヴに残る絵柄から生まれたコレクションで、どこかなじみがあるデザインが、遠くない未来に光が届くようにという祈りの気持ちが伝わります。

フェニックスx輪島塗

 

フェニックスx輪島塗

フェニックスx輪島塗

フェニックスx輪島塗



ヘリアx輪島塗

 

ヘリアx輪島塗

ヘリアx輪島塗

ヘリアx輪島塗

フォーチュンx輪島塗

 

フォーチュンx輪島塗

フォーチュンx輪島塗

フォーチュンx輪島塗



被災された方々に生きがいを

「ウェッジウッド」x「輪島塗」

被災支援には様々な方法があります。テーブルウェアブランド「ウェッジウッド」の「WEST MEETS EAST」は、“食卓”や”クラフト“を軸に繋がった「輪島塗」にフォーカスしています。地元の自活復興のため、輪島市の重要な産業のひとつである「輪島塗」自体に興味を持ってもらうためのきっかけ作りです。震災後、半年が過ぎますが、被災された方々には「忘れないこと」が大きな励ましになるそうです。

今回撮影された作品はひとつの組み合わせに過ぎず、今回の作品以外にも「輪島塗」工房が数多く点在します。目に留まった「輪島塗」の中で気に入った作品があれば、応援して、お求めください、と「ウェッジウッド」は訴えます。それが、職人の方々にとっての持続的な制作支援や生きがいに繋がり、日本の伝統工芸「輪島塗」の将来も支えることができます。気に入った作品をお手元にし、同時に、気持ちが満たされる特別なお買い物となることでしょう。

 

Link

https://www.wedgwood.jp/contents/west-meets-east

Share
  • facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Mail

Sponsered Link

Sponsered Link

Recommends
合わせて読みたい

Sponsered Link

Sponsered Link