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100万ポンドを燃やした男の芸術:The KLFのジミー・コーティー、東京で初のアート展開催
英国の伝説的音楽ユニット、The KLFのメンバーとして知られるジミー・コーティーの初のアート展「THE RISE AND FALL OF TOWERBLOCK1」が、2024年12月14日(土)から22日(日)まで東京・渋谷のhRp_aで開催。政治や社会問題を鋭く切り取る作品群と、日本のアーティストとのコラボレーション、さらには貴重な限定グッズの販売も予定されています。
ジミー・コーティー:音楽からアートへの軌跡
ジミー・コーティーは、1956年にイングランド北西部のウィラルで生まれました。彼の名は、ビル・ドラモンドとのユニット「The JAMs」や「The KLF」での活動で広く知られています。特に、The KLFとして1990年代初頭に数々のヒット曲を生み出し、英国音楽シーンに大きな衝撃を与えました。
しかし、コーティーの創造性は音楽にとどまりません。The KLF解散後、彼はアーティストとして新たな道を歩み始めました。その作品は、実験的な音響兵器から反戦メッセージを込めた切手まで、多岐にわたります。彼の作品に共通するのは、社会への鋭い批評精神とユーモアの融合です。
The KLFの伝説:100万ポンドを燃やした男
コーティーの名を一躍有名にしたのは、The KLFの活動終了時に行われた衝撃的なパフォーマンスです。1994年、彼らは稼いだ100万ポンド(約1億8000万円)を燃やすという行為を実行しました。1992年のブリット・アワードでのエクストリーム・ノイズ・テラーをステージに上げてのパフォーマンスと並んで、音楽の境界を超えた挑戦的な表現として、今もなお語り継がれています。
「THE RISE AND FALL OF TOWERBLOCK1」展の見どころ
Smiley Riot Shield
Ritual In a Jam Jar
今回の東京展では、コーティーの近年の代表作が一堂に会します。政治、戦争、パンデミック、環境問題など、現代社会が直面する課題を鋭く切り取った作品群が展示されます。
Cali DeWittとのコラボレーション作品
注目の展示作品
1. 「SMILEY RIOT SHIELDS」:笑顔のマークが描かれた警察の盾。権力と抵抗の関係を皮肉った作品。
2. 「Ritual In a Jam Jar」:日常的なオブジェを用いた非日常的な表現。
3. 日本のアーティスト河村康輔とのコラボレーション作品
会場の雰囲気
展示会場では、コーティー本人が選曲したプレイリストが流れ、彼の独特の世界観に浸ることができます。視覚と聴覚の両面から、コーティーの芸術を体感できる貴重な機会となるでしょう。
限定グッズと日本のブランドとのコラボレーション
本展では、アート鑑賞だけでなく、貴重なグッズの販売も行われます。
The KLF・The JAMs復刻Tシャツ
The KLF JUSTIFIED LS-Tee
The JAMs Who killed the J.A.Ms LS-Tee
これまで復刻されなかったThe JAMs、The KLFのTシャツが数量限定で販売されます。ファンにとっては見逃せないアイテムとなるでしょう。
©SAINT Mxxxxxxとのコラボレーション
日本のブランド©SAINT Mxxxxxx(セント マイケル)とのコラボレーションアイテムも数量限定で販売されます。The KLFに強く影響を受けたこのブランドとのコラボは、音楽とファッション、アートの融合を体現しています。
展覧会の詳細情報
THE RISE AND FALL OF TOWERBLOCK1
- 会場
- hRp_a(東京都渋谷区神宮前3丁目1-26 SS神宮前)
- 会期
- 2024年12月14日(土)〜12月22日(日)
- 時間
- 11時〜19時(月〜金は18時まで)
- 入場料
- 無料
ジミー・コーティーの東京アート展「THE RISE AND FALL OF TOWERBLOCK1」は、英国のカウンターカルチャーを代表するアーティストの世界観を直接体験できる貴重な機会です。The KLFファンはもちろん、現代アートに興味のある方、社会問題に関心のある方にとっても、刺激的な展示となるでしょう。
Link
https://www.instagram.com/ldope_japan/
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