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夢から生まれて娘と紡ぎ上げた、スコットランドのCalifornia Snow Storyが贈るクリスマスEP
カメラ・オブスキュラ(Camera Obscura)の初期メンバーで、スコットランドを拠点に活動するデヴィッド・スカーヴィング(David Skirving)のプロジェクト、カリフォルニア・スノウ・ストーリー(California Snow Story)が、クリスマスEP「Christmas Dreams」を12月6日(金)に日本(Galaxy Train)とアメリカ(Shelflife Records)のレーベルからリリースします。デヴィッドは、夢の中で生まれたメロディを元に、娘や学校の合唱団と共に楽曲を完成させました。このEPには、英国の伝統的なクリスマスキャロルのカヴァーも含まれています。
夢から生まれたメロディ
デヴィッドは、ザ・ビーチ・ボーイズの『クリスマス・アルバム』やフィル・スペクターの『クリスマス・ギフト・フォー・ユー・フロム・フィル・スペクター』を愛聴していましたが、彼自身はクリスマス・ソングを書くつもりはありませんでした。しかし、ある夜、夢の中で「We’re On The Way To Christmas」のメロディが浮かび、それがきっかけで曲作りを始めたそうです。この曲は彼と娘がホリデー・シーズンに歌う定番となり、娘が合唱団に参加したことを機に正式な録音が実現しました。
合唱団とのコラボレーション
Davidは娘と共に「Shh! It’s Christmas Time」を作曲し、合唱団のメンバーも参加。これにより、家族や子供たちとの共同作業を通じて音楽の魔法を体験することができました。
英国伝統キャロルの新解釈
ラジオ番組で耳にしたケイト・ラスビー(Kate Rusby)によるヨークシャー版キャロル「Hail Chime On」にインスパイアされ、デヴィッドはこの曲をカヴァーすることに決めました。長年のコラボレーターであるグラスゴーのインディー・ポップ・バンド、ザ・ハーミット・クラブス(The Hermit Crabs)のメラニー・ウィトル(Melanie Whittle)がヴォーカルとして参加し、新たな魅力を引き出しています。
「Wombling Merry Christmas」の再創造
もう1曲のカヴァー、「Wombling Merry Christmas」は英国のシンガー・ソングライター、マイク・バット(Mike Batt)によるもの。グラム・ロック調のオリジナルとは異なる、アコースティックなアレンジで収録されています。この曲は静かで内省的な雰囲気を持ち、新しいクリスマス・ソングとして生まれ変わりました。
日本人作家によるアートワークとMV
「We’re On The Way To Christmas」のMVより
ジャケットのアートワークは、アニメーション作家 / イラストレーターの片山風花がイラストを担当し、デザイン・ユニット「sögent」の久納ヒサシと荒澤文香のふたりがデザインを手がけました。また、片山による「We’re On The Way To Christmas」のミュージック・ビデオも公開中です。
カリフォルニア・スノウ・ストーリーの「Christmas Dreams」は、夢から生まれたメロディーと家族や仲間とのコラボレーションによって生み出された特別な作品です。英国の伝統的なキャロルを新たな形で楽しむことができるこのEPは、クリスマスシーズンにぴったりです。ぜひこの機会に聴いてみてください。
Link
https://galaxytrain.bandcamp.com/album/christmas-dreams-ep
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