英国映画の巨匠ケン・ローチ、幻の作品『石炭の値打ち』の日本最終上映が決定

『石炭の値打ち』

英国映画界を代表するケン・ローチ監督の幻の名作『石炭の値打ち』が、4月19日(土)に渋谷ユーロライブで日本最終上映されることが決定。この二部作は労働者階級の日常と現実を描き、深い共感を呼ぶ作品として知られています。今回の上映は、英国映画ファンにとって貴重な機会となるでしょう。




ケン・ローチ監督と『石炭の値打ち』について

ケン・ローチ監督は、労働者階級や社会的弱者をテーマにした作品で知られる英国映画界の巨匠です。1977年に制作された『石炭の値打ち』は、脚本家バリー・ハインズとの共同作業による二部構成のテレビ映画です。

第一部「炭鉱の人々」はコメディタッチで描かれ、第二部「現実との直面」ではシリアスなトーンで南ヨークシャーの炭鉱労働者たちの日常と苦悩を深く掘り下げています。この作品はBBCで放送されたものの、日本では長らく未ソフト化・未配信となっていました。

労働者階級への深い共感

ケン・ローチ監督は、自身も鉱山労働者を祖先に持つ背景から、本作に特別な思いを込めています。「私たちが住む世界を映す鏡」として映画を位置づけた彼は、観客に現実を直視させる力強いメッセージを送り続けています。



日本最終上映イベント詳細

今回、『石炭の値打ち』が渋谷ユーロライブで日本最終上映されます。この特別イベントでは、第一部と第二部が連続して上映される予定です。

上映日時
2025年4月19日(土)14時より上映(13時45分開場)
会場
ユーロライブ
料金
前売り券1,977円(Peatixにて販売中)、当日券2,000円
チケット購入
https://peatix.com/event/4117920



社会貢献活動との連携

このイベントでは、有料入場者1名につき250円が「認定NPO法人3keys」に寄付されます。この寄付金は、子どもたちへの学習支援や自立支援活動に活用され、映画鑑賞を通じて社会貢献にも参加できる仕組みとなっています。

寄付活動への意義

「認定NPO法人3keys」は、すべての子どもたちが孤立せず安心して暮らせる社会を目指して活動しています。このような取り組みは、ケン・ローチ監督作品が訴える社会的弱者への共感とも深く結びついています。



『石炭の値打ち』は、英国映画界屈指の名匠ケン・ローチ監督の根本的な作品です。日本最終上映となるこの機会は、ローチ監督が描く労働者階級の日常や苦悩に触れる絶好のチャンスと言えます。さらに、このイベントは社会貢献活動とも連携しており、多くの観客に新たな気づきを与えるでしょう。ぜひ足を運んでみてください。

 

Link

https://pikao.hatenablog.com/entry/20241020/1729350000

Share
  • facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Mail

Sponsered Link

Sponsered Link

Recommends
合わせて読みたい

Sponsered Link

Sponsered Link