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大阪・関西万博の英国パビリオンでアストラゼネカが心不全AI診断の未来を語る
大阪・関西万博の英国パビリオンで、アストラゼネカが市民公開講座「心臓フロンティア~心不全ゼロの未来へ~」を7月30日(水)に開催。循環器専門医と俳優の本田望結さんが、AIとゲノム医学を活用した心不全早期診断の可能性を紹介し、予防の重要性を来場者へ訴えました。
健康ハートの日40周年に合わせた市民公開講座

今回の講座は「健康ハートの日」制定40周年を記念し、英国パビリオンとアストラゼネカが共同で企画しました。心疾患は日本の死因第2位で、総患者数は357万8,000人に達しています。しかし心不全の認知度は44.2%にとどまり、正しい知識の普及が急務となっています。講座は14時から15時15分まで行われ、多くの来場者が参加しました。
AIとゲノムが切り拓く心不全診断の最前線

小室一成教授
国際医療福祉大学・東京大学の小室一成教授は「心不全を知る・防ぐ・治す~AIとゲノムがひらく医療の未来~」と題して講演しました。AIが心電図解析やウェアラブルデバイスと連携し、息切れなど曖昧な症状段階で異常を検知できる仕組みを解説しました。
心アミロイドーシス早期発見への取り組み

鍵山暢之准教授
順天堂大学の鍵山暢之准教授は、AIが心エコー画像から心アミロイドーシスを高精度で検出する研究成果を示し、専門医でも見逃しやすい疾患の早期診断が現実味を帯びてきたと述べました。
専門医と本田望結さんが語る「気づき」の大切さ

木田圭亮教授

本田望結さん
トークセッションには小室教授、聖マリアンナ医科大学の木田圭亮教授、鍵山准教授、本田望結さんが登壇しました。本田さんは「家族の小さな変化にも気づき、早期受診につなげたい」と語り、来場者とともに心不全予防への意識を高めました。
英国パビリオンが示す国際連携の意義

駐日英国大使館と日本循環器協会が後援する本講座は、医療課題の解決に国際協力が不可欠であることを示しました。英国パビリオンという舞台は、世界規模での医学知見共有を進めるシンボルになりました。
心不全ゼロへ向けた継続的アクション
アストラゼネカは一般社団法人日本循環器協会と連携し、情報サイト「Spotlight On Heart Failure」で心不全の症状・原因・診断方法を発信しています。同社は今後も早期診断と治療介入を促進し、心不全ゼロの未来を目指す方針です。
Link
https://www.astrazeneca.co.jp/
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