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英国の歩く文化「ランブリング」から生まれたCaledoorの新作バッグが登場
英国で受け継がれてきた歩く旅「Rambling(ランブリング)」をテーマにしたブランド・Caledoorから、機能性と拡張性を兼ね備えた新作バッグコレクションが発売されました。現代の都市生活とアウトドアシーンを繋ぐ「Rambling Day Pack」と「Rambling Sacoche」が新登場し、人気の「Rambling Bag」には新色が追加されています。
Caledoorの新作バッグコレクション概要

Caledoorは2025年8月29日(木)、「歩くことを楽しむための道具」をコンセプトに掲げる新作バッグコレクションを発表しました。今回のコレクションは、ブランドの核となる思想「ランブリング=気ままに歩く楽しみ」を具現化したアイテムとして位置付けられています。
新たに発売されるのは、拡張性に優れた「Rambling Day Pack」と、マルチユースな「Rambling Sacoche」です。さらに、ブランドの定番商品である「Rambling Bag」には、新たにブラウンとグレーの2色がラインナップに加わりました。
これらの商品は、Caledoor公式オンラインストアおよび全国の取扱店舗で購入可能です。日本製にこだわり、都市部での日常使いからアウトドアシーンまで、幅広い用途に対応する設計となっています。
英国ランブリング文化とCaledoorのブランド哲学
Caledoorのプロダクトデザインの背景には、18世紀後半から英国で発展した「Rambling(ランブリング)」という文化があります。産業革命により都市部の環境が悪化すると、人々は自然豊かなカントリーサイドへの歩く旅を求めるようになりました。この「あてもなくただ歩くことを楽しむ」活動がランブリングです。
英国の詩人、ウィリアム・ワーズワースが1850年に発表した「Prelude」に収録された「Tintern Abbey」は、人々を歩く旅へと駆り立て、1930年代には英国内で50万人もの歩く旅人が各地を巡りました。現在でもランブリングは英国で最も盛んな屋外アクティビティとして親しまれており、500以上の公式ランブリンググループが存在し、10万7千人以上が参加しています。
Caledoorは、この脈々と受け継がれてきた歩く文化を掘り下げ、現代の都市生活に馴染む「歩くことを楽しむための道具」を提案するブランドとして2022年にデビューしました。渡辺産業株式会社が展開するこのブランドは、カントリーサイドだけでなくシティライフにも対応するアイテムの開発に取り組んでいます。
ブランドシンボルの意味

Caledoorのブランドロゴには、英国の「Public Footpath」で使われるアローマーク(矢印)をモチーフにしたシンボルが採用されています。これは都市から地方へ、地方から都市への自由なランブリングをイメージしたデザインで、ブランドの哲学を象徴しています。
新商品「Rambling Day Pack」の機能と特徴

49,500円
「Rambling Day Pack」は、シティユースをメインとしながら、アウトドアでの使用も想定した多機能デイパックです。容量約20Lのコンパクトなサイズながら、拡張性の高い設計が最大の特徴となっています。
革新的な脱着システム

本商品の最大の魅力は、別売りのランブリングバッグやランブリングサコッシュを脱着できる機能です。シーンや荷物量に応じて、バッグの構成を自由にカスタマイズできるため、様々な用途に対応可能です。
本体上部には専用の脱着パーツが設けられており、ランブリングバッグのストラップのみを装着することで、ワンストラップでの肩掛けスタイルにも対応します。この柔軟性により、デイリーユースから本格的なアウトドア活動まで、幅広いシーンで活用できます。
機能的なディテール

デイパックの素材にはナイロン100%を使用し、日本製の高い品質を実現しています。サイズはH約41cm×W約31.5cm×D約13cmで、必要十分な収納力を確保しながらも、都市部での使用に適したスタイリッシュなデザインを維持しています。
カラー展開は、Grey、Brown、Black、Beigeの4色で、どれもデイリーユースに馴染む落ち着いたトーンが選ばれています。
マルチユース「Rambling Sacoche」の魅力

14,300円
「Rambling Sacoche」は、日常の使いやすさと拡張性を両立した多機能サコッシュです。コンパクトながら実用性に優れ、シティユースからアウトドアまで対応する汎用性の高さが特徴です。
多様な使用方法

財布や携帯電話、小物、行動食など、必要なアイテムをまとめてすぐに取り出せる利便性を提供します。バックサイドには簡易的なポケットが配置され、さらなる機能性を実現しています。
ストラップは長めに設計されており、サコッシュ、ショルダーバッグ、ポーチとして様々な使い方が可能です。また、同シリーズのデイパックのアウトポケットとしても取り付けられるため、システムとしての拡張性も備えています。
素材と仕様

サイズはH約17.5cm×W約21.5cm×D約5.5cmとコンパクトで、素材はナイロン100%を使用。塩縮加工を施したシワナイロンにより、軽量性と耐久性を両立しています。カラー展開はGrey、Brown、Black、Beigeの4色で、どのカラーも都市的なスタイルに自然に溶け込むデザインとなっています。
人気定番「Rambling Bag」に新色追加

37,400円
Caledoorの定番商品である「Rambling Bag」に、新たにブラウンとグレーの2色が追加されました。これまでのBlack、Beige、Oliveに加え、全5色のラインナップとなります。
4way仕様の万能性

Rambling Bagは、ショルダーバッグ・チェストバッグ・ウエストポーチ・ポーチ単体の4通りの使い方ができる設計です。コンパクトなサイズながら、タンブラー、財布、折りたたみ傘も収納でき、ガジェット類を入れるのに便利なサイドポケットやバックポケットも装備しています。
実用的な機能性

出し入れ口にはアジャストコードが付いた格納部分があり、ペットボトルなどの水分補給アイテムを入れるのに最適なサイズ感となっています。ポーチ単体として使用すれば、バッグインバッグとしても活用可能で、都市部での移動からアウトドア活動まで幅広く対応します。
新色のブラウンとグレーは、既存カラーよりもシックで落ち着いた印象を与え、より都会的なスタイルにも自然に馴染むデザインとなっています。
現代都市生活に最適化されたランブリングギアの価値
Caledoorの新作バッグコレクションは、単なるアウトドアギアではなく、現代の都市生活者のライフスタイルに寄り添う道具として設計されています。リモートワークの普及や働き方改革による余暇の増加といった現代の状況は、産業革命期の1930年代とも重なる部分があります。
システマチックな拡張性
今回発売された3つのアイテムは、単体での使用はもちろん、相互に組み合わせることでより高い機能性を発揮します。Rambling Day PackにRambling BagやRambling Sacosheを取り付けることで、荷物量やシーンに応じたカスタマイズが可能になります。
この設計思想は、英国のランブリング文化における「必要最小限の道具で最大限の自由を得る」という考え方を現代に適用したものといえるでしょう。
持続可能なものづくり
すべてのアイテムが日本製で、塩縮加工を施したナイロン素材を使用することで、軽量性と耐久性を両立しています。長期間使用できる品質により、持続可能なライフスタイルにも貢献します。
また、4色展開により個人の好みやスタイルに合わせた選択が可能で、長く愛用できるデザイン性も重視されています。
Caledoorの新作バッグコレクションは、英国の伝統的なランブリング文化を現代の都市生活に融合させた、機能性とスタイル性を兼ね備えたアイテムとして、多様なライフスタイルをサポートする存在となりそうです。
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