ウェッジウッドのジャスパー250周年記念│ジャスパー製帯留めと着物6柄が限定販売

【Wedgwood – KIMONO COLLECTION】ジャスパー250周年記念イヤープロジェクト

ツカモト市田株式会社は2025年11月21日(金)から、英国の陶磁器ブランド「ウェッジウッド」とコラボレーションした「Wedgwood – KIMONO COLLECTION」の販売受付を開始。同ブランドの代表的なデザインを日本の伝統工芸技術で着物に落とし込み、訪問着から帯留めまで全6柄を展開します。2025年はウェッジウッドの代名詞である素材「ジャスパー」の誕生250周年にあたり、記念イヤープロジェクトとして発表されました。




6種類のウェッジウッドデザインを着物に表現

【Wedgwood – KIMONO COLLECTION】ジャスパー250周年記念イヤープロジェクト

今回のコレクションでは、ウェッジウッドの代表的な柄である「フェニックス」「フロレンティーン」「アンセミオン」「ルネッサンス」「マグノリア」「ホワイトフォリア」の6種類が選ばれています。これらのデザインは日本の卓越した伝統工芸技術によって着物のデザインとして再解釈され、洋の美を和に体現した作品となりました。

訪問着は2,178,000円から、付け下げは638,000円、帯は363,000円から、小紋は385,000円から、色無地は385,000円で展開されます。いずれも複数の配色が用意され、着物愛好家の幅広い好みに対応しています。



ジャスパー製帯留めを限定数で生産

 

ジャスパー 帯留め アラベスク

 

本コレクションの開発にあたり、ウェッジウッドはジャスパー製の和装小物「帯留め」を特別に制作。「ジャスパー 帯留め アラベスク」はペールブルーとブラックの2配色で、価格は27,500円です。マットな素材と優しい発色が特徴のジャスパーは着物との相性も良く、組み合わせる着物や帯締めによって異なる表情を見せます。

帯留めは数量限定で生産され、ツカモト市田とウェッジウッド双方で販売されます。ただし着物や帯などの和装品は、通常の食器を販売しているウェッジウッドショップでは取り扱いがありません。



発表会は11月21日から3日間銀座で開催

「Wedgwood – KIMONO COLLECTION」の発表会は2025年11月21日(金)、22日(土)、23日(日)の3日間、銀座の時事通信ホールで開催。発表会では全柄・全配色を実際に見ることができ、専門スタッフが着物の詳細やコーディネートの提案を行います。

販売は11月21日(金)から催事・百貨店・着物専門店にて順次開始されます。問い合わせはツカモト市田株式会社(TEL: 075-366-1367、メール: info@tsukamoto-ichida.co.jp)で受け付けています。



ジャスパー誕生250周年を記念した企画

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2025年はウェッジウッドにとって、オリジナル素材「ジャスパー」の誕生250周年という節目の年です。ジャスパーは創業者ジョサイア・ウェッジウッドが4年の歳月をかけて1775年に完成させた素材で、レリーフ装飾と繊細な発色が特徴です。ウェッジウッドはこの記念年にあわせて世界各国で限定商品を展開しており、日本では着物コレクションという形で展開されることになりました。

ウェッジウッドは1759年に創設され、265年を超える歴史を持つ英国を代表する陶磁器ブランドです。英国王室御用達ブランドとしても知られ、ファイン ボーン チャイナ製のテーブルウェアやジャスパー製品を世界中で販売しています。



英国陶磁器と日本の伝統工芸が融合

今回のコラボレーションは、アートとクラフト、伝統と革新の尊重という両社の共通点から生まれました。ツカモト市田株式会社は2017年設立の和装品企画・製造・販売企業で、京都と東京に拠点を持ち、伝統技術を活かした商品開発を行っています。同社とフィスカース ジャパンが展開するウェッジウッドが協力し、英国デザインを日本の伝統工芸技術で表現する試みが実現しました。

近年、海外ブランドと日本の着物産業のコラボレーション事例は増加傾向にあり、イギリスのアーティストが京都の友禅染職人と共に新しい模様を作り出す取り組みなどが注目されています。今回のウェッジウッドとの協業も、こうした国際的な文化交流の一環として位置づけられます。

 

Link

https://www.tsukamoto-ichida.co.jp/

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