- Food
バラクータとラベンハム、ベルスタッフが「ヴァルカナイズ・ロンドン青山」に集結、ポップアップストアを展開
BLBG(ブリティッシュ・ラグジュアリーブランド・グループ)株式会社は、南青山・骨董通りの直営店「ヴァルカナイズ・ロンドン青山」にて、英国を代表するアウターブランド3社のコンセプトストアおよび期間限定ポップアップを展開中。1937年創業のバラクータによる日本唯一のコンセプトストア、1969年創業のラベンハムによる2025年秋新作展示、1924年創業のベルスタッフによるナイジェル・ケーボンとのコラボレーション商品展示が実現し、英国製アウターの伝統的製法と現代的デザインを体感できる空間が誕生しました。
バラクータの日本唯一のコンセプトストアが常設展開

スエード素材の、ハリントンG9
1937年に英国マンチェスターで誕生したバラクータは、世界初のハリントンジャケット「G9」を生み出したブランドとして知られます。防水性に優れたコットン・ポリ混紡のシェル、フレイザー家のタータンを用いた裏地、背面のアンブレラヨークが特徴で、スティーヴ・マックイーンやエルヴィス・プレスリーが愛用したことで一躍アイコンとなりました。

限定カラー・素材を含むコレクションも
今回のコンセプトストアでは、英国製を貫くG9ハリントンジャケットの定番品を豊富なカラーバリエーションで揃えるほか、日本の毛織産地として知られる尾州産ウールを使用したスペシャルモデルや、通常展開されないコレクションを含むモアコレクションを展開。スエード素材のG9や限定カラー、素材を含むフルラインナップは、フラットポケットの形状や裏地へのこだわりなど、ブランドの世界観を体感できる日本でも唯一無二の空間となっています。
ラベンハムが2025年秋新作コレクションを期間限定展示

ヴァルカナイズ・ロンドン 2Fのポップアップスペース
1969年にサフォーク州の小村ラヴェンハムで創業したラベンハムは、世界初のナイロン製キルト馬用ブランケットの製造から始まり、キルテッドジャケットの代名詞として世界中で愛されています。軽量で耐久性に優れるナイロン素材とダイヤモンドキルトを特徴とし、創業から現在に至るまで自社サフォーク工場での一貫生産体制を維持しています。ヴァルカナイズ・ロンドン青山2階のポップアップストアでは、定番のクラシックスコレクションを中心に2025年秋の新作コレクションを会期中にアイテムを入れ替えながら展開する予定。高耐久リサイクル素材の活用、欧米とアジアンフィットの中間を行く新しいサイズ感、肩周りの可動域により配慮したデザインなど、市場ニーズに合わせた細かい改良を加えた商品が数多く並びます。

定番のクラシックコレクション
ラベンハムのマネージング・ディレクターを務めるジェイコブ・ウィルモア氏は「ヴァルカナイズ・ロンドンと共に東京に戻って来れるのは本当に嬉しく思います。英国の工芸的素晴らしさを現代的且つ体験型に集約する彼らのヴィジョンは、我々ラベンハムが目指す顧客体験にも非常に近いものがあります。青山にある『ザ・プレイハウス』も他には類を見ない、独自の世界観を持つ場所ですし、店舗というよりは文化的な集約場所と言えますよね。東京の中でもエキサイティングなキュレーションと言えるでしょう」とコメントしています。
ベルスタッフがナイジェル・ケーボンとのコラボ商品を展示

11月1日発売となる「ナイジェル・ケーボン」とのコラボ
1924年にスタッフォードシャーで創業したベルスタッフは、世界で初めて防水性と通気性を兼ね備えたオイルドコットン素材を開発し、モーターサイクルジャケットの先駆けとして名を馳せました。代表作「トライアルマスター」は1950年代に英国のバイクレース用に誕生し、4つのフラップポケットとスタンドカラーのシルエットが特徴で、風雨を防ぎながらも動きを妨げない設計となっています。2025年秋冬シーズンは、ブランドアイコンの「トライアルマスター」や「コマンダー」を現代的に再解釈したコレクションを発表しました。

ライダーと共に歩んできた歴史は、昨年100年を迎える
注目は2025年11月1日(金)から発売となる、世界的ヴィンテージコレクターとして知られる英国人デザイナー、ナイジェル・ケーボンとの初のコラボレーション商品です。アビエーターシアリングやワックスドコットン、カモフラージュ柄など両ブランドの特徴を融合した限定アウター3種類がラインナップされ、高耐久素材を使用しつつバイク由来の動きやすいカッティングを維持しながら都市生活にも馴染むデザインとなっています。ベルスタッフの代表作「トライアルマスター」とナイジェル・ケーボン氏が保有する貴重なヴィンテージアイテムのデザインを掛け合わせたアイテムや、選び抜かれたシープスキンと卓越した技術を持つイタリアのファクトリーで生産されたムートンジャケットが間近で確認できます。
南青山で英国製アウターの製法と歴史を体感

ヴァルカナイズ・ロンドン青山は、2002年の開業以来英国ブランド専門店として展開し、2024年11月(金)のリニューアルを経て常に新しいカルチャーが生まれるロンドンを体現したストアへと生まれ変わりました。南青山・骨董通りに位置する建物は1階から2階までの合計660平方メートル超にわたる体験型ストアで、1階にはショッピングゾーン「ロンドン・アーケード」とカルチャー発信のハブ「ロンドン・スクエア」、2階にはヴァルカナイズがセレクトする英国ブランドの品々が揃うキュレーションショップを展開しています。
今回展開される3ブランドは、いずれも80年以上から100年以上の歴史を持ち、英国製アウターの伝統的製法を現代まで継承している点で共通しています。バラクータはスポーツウェアとテーラリングの中間に位置する英国らしいスタイルを象徴し、ラベンハムは馬具から始まったプロダクト起源と英国国内での一貫生産体制が強みです。ベルスタッフは使い込むほどに味わいを増すワックス仕上げの素材で英国の実用美を体現しています。日本国内でこれら3ブランドを同時に体感できる機会は希少であり、英国製アウターの製造技術と歴史的背景を間近で確認できる貴重な場となっています。
Link
Sponsered Link
Sponsered Link
Recommends
合わせて読みたい
Sponsered Link
Sponsered Link
Ranking
注目の記事ランキング
- Travel
- Food
- Food
- Food

