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映画『カセットテープ・ダイアリーズ』の日本版予告編が公開に
『ベッカムに恋して』のグリンダ・チャーダが監督を務め、パキスタン移民の少年がブルース・スプリングスティーンの音楽に影響を受けながら成長していく姿を描いた映画『カセットテープ・ダイアリーズ』の日本版予告編映像が公開に。
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2019年のサンダンス映画祭でプレミア上映され、観客と評論家からも大絶賛された本作は、英国ガーディアン紙で定評のあるジャーナリスト、サルフラズ・マンズールの回顧録『Greetings from Bury Park : Race, Religion and Rock N’ Roll』を元に描いた青春音楽ドラマ。当時のサッチャー政権の影響からなる移民排斥運動といったイギリス国内の問題が、軽やかなストーリーの中に緻密に盛り込まれています。偏見や父親との確執がある中、友情、恋愛、そして将来の夢へと懸命に前へ進もうとするティーンの心情を爽やかに映し出していきます。
ロンドンから北に50キロほどのルートンで暮らすパキスタン系の高校生ジャベド。音楽と詩を書くことが好きな彼は、閉鎖的な街の中で受ける人種差別や、保守的な親に価値観を押し付けられる鬱屈とした生活から抜け出したくてたまりません。ある日、そのモヤモヤをすべて吹き飛ばしてくれる、ブルース・スプリングスティーンの音楽と衝撃的に出会って彼の人生は変わり始めます。
この度公開された日本版予告編映像では、高校に入学した期待や作家になるという夢を膨らませるジャベド(ヴィヴェイク・カルラ)が、厳格な父親から「身の程を超えた夢ばかり追うな」という厳しい言葉を浴びせられつつも、友人に勧められたブルース・スプリングスティーンの音楽をきっかけに、自分の夢や可能性に自信を持ち前に進もうとする姿が映し出されています。また、1999年にポール・マッカートニーやビリー・ジョエルらと共にロックの殿堂入りを果たしたスプリングスティーンの「明日なき暴走」「ダンシン・イン・ザ・ダーク」「プロミスト・ランド」といった名曲もふんだんに使われており、その歌詞に影響されるジャベドの心情を表現したシーンも見どころのひとつです。
また、サウンドトラックも4月8日に発売に。『ムトゥ 踊るマハラジャ』や『スラムドッグ$ミリオネア』をはじめ数々の映画音楽を手がけるアカデミー賞受賞の作曲家A・R・ラフマーンによるスコアをはじめ、映画の題材となったブルース・スプリングスティーンの名曲と未発表音源3曲ほか、ペット・ショップ・ボーイズ、a-haらの楽曲が収録されています。そして、3月6日(金)より各上映劇場にて(※一部劇場を除く)特製カセットテープ付きのムビチケが発売に。再ブームとなっているカセットテープに、好きな曲を入れてぜひオリジナルのサウンドトラックを作成してみては?
特製カセットテープ付きのムビチケ
■Film info
『カセットテープ・ダイアリーズ』
監督 : グリンダ・チャーダ
脚本 : サルフラズ・マンズール、グリンダ・チャーダ、ポール・マエダ・バージェス
原作 : サルフラズ・マンズール『Greetings from Bury Park : Race, Religion and Rock N’ Roll』
出演 : ヴィヴェイク・カルラ、クルヴィンダー・ギール、ミーラ・ガナトラ、ネル・ウィリアムズ、アーロン・ファグラ、ディーン=チャールズ・チャップマン、ロブ・ブライドン、ヘイリー・アトウェル、デヴィッド・ヘイマンほか
2019年 / イギリス映画 / 英語 / 原題 : Blinded by the Light
配給 : ポニーキャニオン
4月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかで全国ロードショー
©BIF Bruce Limited 2019
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