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アカデミー賞主演男優賞に輝いた映画『ファーザー』主演のアンソニー・ホプキンスがコメントを発表!
日本時間4月26日に開催された第93回アカデミー賞で主演男優賞に輝いた、映画『ファーザー』主演のアンソニー・ホプキンスからコメントが到着!
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史上最高齢の受賞となったアンソニー・ホプキンスですが、先だって行われた英国アカデミー賞(BAFTA)で受賞した際には自宅で絵を描いていたことが世界中で話題に。
アカデミー賞では監督賞、作品賞が最後に発表されるのが慣例となっていましたが、今年は主演男優賞が最後になるという異例の展開に。
主演男優賞は故チャドウィック・ボーズマンが獲得するというのが大方の予想でしたが、アンソニー・ホプキンスがみごと主演男優賞受賞を果たしました。
しかし、アンソニーは会場におらず、授賞式の生中継が突然終了して世界中が騒然に。
アンソニーはどこにいたかというと、故郷のウェールズでした。
受賞コメントは滞在中のウェールズから届きました。
「おはようございます。生まれ故郷のウェールズに来ています。83歳という年齢になってこのような賞を受賞するとはまったく思ってもみませんでした。アカデミーに感謝を申し上げます。そして、あまりにも早くこの世を去ってしまったチャドウィック・ボーズマンにこの賞を捧げます。ありがとうございます。本当に予想外でした。とても光栄で名誉なことと思います」
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映画史に刻まれることになった役者人生の集大成との声が高いホプキンスの演技。
目の動き、呼吸の仕方、体の動かし方、発声など一挙手一投足から目が離せない本編映像はこちら。
また、アンソニーの半世紀を超える役者人生の最高傑作にして集大成と言えるパーフェクトな演技に、日本を代表する映画監督から賞賛の声も到着しました。
瀬々敬久(映画監督)
アンソニー・ホプキンスの一挙手一投足は舞踏のように荘厳でありながら、リアリティの極致に到達している。
人間という「生き物」を演じながら、人生の「真実」に触れてくる。まるで即身仏のようで、私たちは初めてこのような映画を見る幸福を味わえるのだ。
行定勲(映画監督)
アンソニー・ホプキンスのリアリティのある深淵なる演技。失われし記憶、しかし、執着だけは残る人間の悲しみ。これは他人事ではない。
これほど自分の記憶が抜け落ち混濁する様をここまで実感できる映画はなかったのではないか。
白石和彌(映画監督)
認知症である父の視点で戸惑い不安に陥りながら過ごす90分。スリラーのような感覚に陥るが、見終わるととても愛しい時間を過ごしていたことがわかる。アンソニー・ホプキンスの素晴らしい演技にただただ圧倒された。
オスカーに相応しい“並外れた傑作”となった映画『ファーザー』は5月14日(金)より全国公開。
■Film info
『ファーザー』
監督 : フロリアン・ゼレール
出演 : アンソニー・ホプキンス、オリヴィア・コールマン、マーク・ゲイティス、イモージェン・プーツ、ルーファス・シーウェル、オリヴィア・ウィリアムズほか
2020年 / イギリス・フランス映画 / 英語 / 原題 : THE FATHER
公開日 : 5月、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
配給 : ショウゲート
©NEW ZEALAND TRUST CORPORATION AS TRUSTEE FOR ELAROF CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION TRADEMARK FATHER LIMITED F COMME FILM CINÉ-@ ORANGE STUDIO 2020
■Link
https://thefather.jp/
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