大英博物館が所蔵する北斎作品が里帰り! サントリー美術館で『大英博物館 北斎─国内の肉筆画の名品とともに─』開催

大英博物館 北斎―国内の肉筆画の名品とともに―

サントリー美術館で4月16日(土)から6月12日(日)までの日程で、『大英博物館 北斎─国内の肉筆画の名品とともに─』が開催されます。

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江戸時代後期を代表する浮世絵師・葛飾北斎(1760~1849年)は、世界で最も著名な日本の芸術家のひとりです。「冨嶽三十六景」や『北斎漫画』など、いちど見たら忘れられないインパクトを持つ作品の数々は、国内外で高い人気を誇っています。

為朝図

《為朝図》 葛飾北斎 一幅 江戸時代 文化8年(1811) 大英博物館 1881,1210,0.1747 ©The Trustees of the British Museum

北斎と海外との関係については、モネ、ドガ、ゴッホら印象派およびポスト印象派の画家たちによる北斎への傾倒や、フランスを中心としたジャポニスムへの影響が有名ですが、英国にも多くのコレクターや研究者がおり、その愛好の歴史は19世紀まで遡ることができます。

弘法大師修法図

《弘法大師修法図》 葛飾北斎 一幅 江戸時代 弘化年間(1844~47) 西新井大師總持寺

なかでも大英博物館には、複数のコレクターから入手した北斎の優品が多数収蔵されており、そのコレクションの質は世界でもトップクラスです。

本展では、この大英博物館が所蔵する北斎作品を中心に、国内の肉筆画の名品とともに、北斎の画業の変遷を追います。

冨嶽三十六景

《冨嶽三十六景 凱風快晴》 葛飾北斎 横大判錦絵 江戸時代 天保元~4年(1830~33)頃 大英博物館 1906,1220,0.525 ©The Trustees of the British Museum

約70年におよぶ北斎の作画活動のなかでも、とくに還暦を迎えた60歳から、90歳で亡くなるまでの30年間に焦点を当て、数多くの代表作が生み出されていく様子を紹介。

また、大英博物館に北斎作品を納めたコレクターたちにも注目し、彼らの日本美術愛好の様相を浮き彫りにします。

冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏

《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》 葛飾北斎 横大判錦絵 江戸時代 天保元~4年(1830~33)頃 大英博物館 2008,3008.1.JA ©The Trustees of the British Museum

大英博物館 北斎─国内の肉筆画の名品とともに─

大英博物館 北斎─国内の肉筆画の名品とともに─

会場
サントリー美術館
会期
4月16日(土)~6月12日(日) ※作品保護のため、会期中展示替あり。
開館時間
10時~18時 ※金・土および4月28日(木)、5月2日(月)~4日(水・祝)は20時まで開館
休館日
火曜日(5月3日、6月7日は開館)
入館料
当日券 : 一般1,700円、大学・高校生1,200円、中学生以下無料・前売 : 一般1,500円、大学・高校生1,000円
リンク
https://www.suntory.co.jp/sma/

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