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イースト・ロンドン散策:コロンビアロード・フラワーマーケットからヴィンテージ・マーケット、そして、『The London Photo Show』へ。
ロンドン在住のフリーランスライター、近藤麻美さんによるロンドンを中心に英国にまつわるカルチャー全般を現地から発信する連載「近藤麻美のカルチュラル・ウォーク in London」の第2回目を公開! 今回はイースト・ロンドンのコロンビアロード・フラワーマーケット周辺を散策します。
お天気の良い日曜の朝。コロンビアロード・フラワーマーケットへ行ってきました。
ストアホルダーはなんと午前4時から設営を開始しますが、営業は毎週日曜日の午前8時から午後2時まで。ここでは、鑑賞用の切り花だけでなく、幅広い種類の植物、低木、鉢植え、さらにドライフラワーなどが、販売されています。

ストリート・ミュージシャンがライブリーなヴァイヴを与えてくれます。
それでは、フラワー・マーケットを見て行きましょう。

レトロな柄のパラソルが可愛い。

観葉植物の種類も豊富。

小さいものは£10とかなりお得。

色鮮やかな切り花。

紫陽花は意外に高価。

上品なペオニー。

レディ・メード・ブーケも。

ヒマワリは大人気。

ドライフラワーはまた違った趣きの美しさ。

Succulent plants(多肉植物)!

新鮮なユリとバラ。
こんなに美しい花や植物がたくさんあるのに、私はサボテンも殺してしまうほどのひどい園芸音痴。なので、お目当てはハーブ。

しっかり育ったハーブの鉢が3個で£12!

種類が多いので悩みます。

やはりバジルは外せない。
というわけで、今回選んだのはこの3つ。

バジルとローズマリー、そしてレッドペッパーをお持ち帰り。
フラワー・ストールの反対側には、おしゃれでかわいい店舗が並びます。

雑貨屋からガーデンショップ、アンティーク、カフェなど。
毎回違ったカフェのコーヒーを試すのも楽しみのひとつ。今回は、LUPO’Sというデリをトライ。

ここを選んだ理由はこのピスタチオのドーナツが食べたかったから。

甘くなく、クリームがたっぷり入って、£3はかなりお得。
コロンビア・ロードの一角を奥に入って行くと、ヴィンテージ・マーケットがあります。

規模はそれほど大きくなく、お値段は高め。
夫が釘付けになったのは、こちら。

ヴィンテージの型紙!
日本にもありましたよね。実家の母がこれを使って、ワンピースやブラウスなどを作ってくれたことを思い出しました。
夫が購入したのはこちら。

1970年代のタンクトップ型紙。
元値が30ペンスなのに、£4.50とは…。もちろん裁縫なんてしないのになぜ購入したのか…。ノスタルジック?
コロンビア・ロードから10分ほど歩いてホクストンへ。お目当ては『The London Photo Show』。

4日間限定のエキシビション。
写真界におけるコミュニティを重視し、参加者間の繋がりとインスピレーションを育てるイベント。新進気鋭の才能にスポットライトを当て、写真の最新トレンドと芸術的表現を紹介します。

テーマやスタイルはかなりランダム。
日本を撮影したものもありました。

ロンドンを拠点に活動するフランス系日本人女性、Noémie Decaenさんの作品。
エキシビションの最後は、好きな作品を3つ選んでください、というコーナー。投票数の多かったものを来年のカレンダーにするのだそうです。

良い作品ばかりだったので苦労しましたが、3つ選んで投票しました。
たった3時間ほどの外出でしたが、フラワーマーケットからヴィンテージ・ショッピング、途中でお茶をして、さいごにエキシビションを観る、という、とても充実した日曜の朝でした。
コロンビアロード・フラワーマーケットへのアクセス
イースト・ロンドンに位置するコロンビアロード・フラワーマーケットへのアクセスは、公共交通機関の利用が便利です。マーケット開催日は周辺が大変混雑するため、車でのアクセスはおすすめしません。
交通手段 | 最寄り駅・バス停 | 路線名 | 徒歩での所要時間(目安) |
---|---|---|---|
鉄道 (オーバーグラウンド) |
ホクストン (Hoxton) | ウィンドラッシュ線 | 約5分~10分 |
ショーディッチ・ハイ・ストリート (Shoreditch High Street) | ウィンドラッシュ線 | 約5分~10分 | |
ケンブリッジ・ヒース (Cambridge Heath) | ウィーヴァー線 | 約13分 | |
ベスナル・グリーン (Bethnal Green) | ウィーヴァー線 | 約16分 | |
地下鉄 (チューブ) |
ベスナル・グリーン (Bethnal Green) | セントラル線 | 約16分~20分 |
オールド・ストリート (Old Street) | ノーザン線 | 約17分~20分 | |
リバプール・ストリート (Liverpool Street) | 複数路線 | 約23分 | |
バス | ハックニー・ロード (Hackney Road) / バーネット・グローブ (Barnet Grove) |
26, 55, 8, 388番など | バス停から徒歩すぐ |
■近藤麻美
99年に渡英。英国のニュース、海外ドラマ、イギリス生活、食、教育、音楽、映画、演劇、歴史、ファッション、アートなど、英国にまつわる文化の多岐に渡る記事を執筆している。
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ご連絡は、mamikondohartley@gmail.comまで。
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