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V&A イースト・ミュージアム、2026年4月18日ロンドン東部に開館|500点超が無料公開
ロンドン東部のクイーン・エリザベス・オリンピック・パークに位置する新文化施設「V&A イースト・ミュージアム」の開館日が2026年4月18日(土)に決定。建築事務所オドネル・アンド・トゥーミーが設計した5階建ての建物には、V&Aのコレクションから500点以上の作品を展示する無料の常設ギャラリー「Why We Make Galleries」のほか、初の企画展 『The Music is Black: A British Story』や、Jikoniによるカフェなどが入ります。
イースト・バンクの文化拠点として開館

©Lewis Vorn
V&A イースト・ミュージアムは、ロンドン東部のクイーン・エリザベス・オリンピック・パーク内にある文化・教育地区イースト・バンクに開館する新施設です。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション(UAL)、BBC、サドラーズ・ウェルズ・イースト、UCL イーストといった文化・教育機関が集まるエリアに位置し、建築事務所オドネル・アンド・トゥーミーが設計した5階建ての建物で構成されます。2025年5月に開館した姉妹施設のV&A イースト・ストアハウスに続く施設として、ロンドン市長の支援を受けて実現しました。入館は無料で、開館時間は10時から18時まで(毎週木曜日と土曜日は22時まで延長)です。
Why We Make Galleries の展示内容

©JA Projects
「Why We Make Galleries」は2フロアにわたる常設ギャラリーで、V&Aのコレクションから500点以上のアート、建築、デザイン、パフォーマンス、ファッション作品を展示します。展示は10のテーマに分かれ、「世界における私たちの居場所」「境界を越える」「自分自身をケアする」などを扱います。ギャラリーデザインはJA プロジェクツが担当し、ロンドン東部やV&A イースト・ユース・コレクティヴとの協働で実現しました。

Gown, hand-woven brocaded silk damask by Anna Maria Garthwaite, London, 1740s
展示作品には、リー・バウリー、クロード・カフン、ラディ・クワリ、ヤスミン・ラリ、アルシア・マクニッシュ、ジョー・スペンス、モード・サルターらの作品に加え、イタリアルネサンスの絵画、16世紀の香料ケース、18世紀のスピタルフィールズ産シルクドレス、19世紀のインドとチベット産コーラルジュエリーなどの歴史的作品が含まれます。

Yinka Ilori and ‘Captain Hook’ Armchair in his London Studio ©Lewis Khan
新規収蔵作品としては、インカ・イロリ、陶芸家ビシラ・ノハ、建築コレクティヴのヒマラヤン・インスティテュート・オブ・オルタナティヴズ・ラダック、ファッションデザイナーのVIN + OMIとモリー・ゴダードの作品、キング・オウスとレイジー・オーフのコラボレーションアイテム、ロンドン東部のワン・オブ・マイ・カインドとラビッツ・ロード・プレスによるzineなどが展示されます。
初の企画展『The Music is Black: A British Story』
開館日には、初の企画展『The Music is Black: A British Story』が開幕します。この展示は1900年から現在までのブラック・ブリティッシュ・ミュージックが英国文化に与えた影響と、その世界的なインパクトを紹介するものです。展示にはジョーン・アーマトレーディングの幼少期のギター、リトル・シムズが着用したファッションアイテム、ジェニー・バティスト、デニス・モリス、エディ・オチェレ、サム・ホワイトらによる新規収蔵写真などが含まれます。ゼンハイザーがサウンド体験を提供し、BBCミュージックとの大規模パートナーシップも予定されています。チケットは2026年初頭に販売開始となります。

Photograph by Eddie Otchere, ‘So Solid Crew’, inkjet print, 2001
開館に合わせて、イースト・バンクの各パートナー機関(ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション、UAL、BBC、サドラーズ・ウェルズ・イースト、UCL イースト)と協働し、『The Music is Black Festival』が2026年春に開催されます。これは創造性、協働、コミュニティを祝福する新しい年次フェスティバルの第1回目となります。
新作アート作品と半年ごとのコミッション

Rene Matic, Untitled (black and white self portrait), 2025
V&A イースト・ミュージアムの開館に合わせ、トーマス・J・プライスによる記念碑的作品「A Place Beyond」が来館者を迎えます。さらに、V&A イースト・ミュージアムとストアハウスの両施設で半年ごとに入れ替わる新しいコミッションプログラムが始動し、タニア・ブルゲラ、エス・デヴリン、ローレンス・レック、ターナー賞ノミネート作家のレネ・マティッチ、シャヘド・サリーム、ジュスティニアン・トリビヨン、キャリー・メイ・ウィームズ、ローラ・ウィルソンによる8点の新作が公開されます。これらの作品はロンドン東部の創造性の歴史と未来に応答する内容です。
ロンドン東部の創造性を体現する施設

©Lewis Vorn
V&A イースト・ミュージアムは、ロンドン東部の若者、クリエイター、地域住民、学生との共創によって誕生しました。施設内には、レストラングループのジコニによるカフェも併設されます。ジコニは「国境を越えた料理」をコンセプトとするレストランとして知られています。V&A イーストは10年に1度の規模となる英国最大級のミュージアムプロジェクトの一環であり、ロンドン市長による2012年オリンピックレガシーの文化投資の成果です。イースト・バンク全体では年間150万人の来館者を見込み、経済効果は15億ポンドと推計されています。
Cover Photo: ©Niall Hodson
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