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日本の雑誌で初めてイギリス絵画の通史を特集! 『芸術新潮』3月号発売
ターナー、コンスタブル、ベーコン、ホックニーが活躍し、そして現在はバンクシーが世界を席巻中。英国絵画の魅力を届ける『芸術新潮』3月号が発売に。
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イタリアやフランスと比べると出遅れていたイギリスの絵画が、世界レベルに達したのは19世紀に入った頃でした。
J・M・W・ターナーとジョン・コンスタブルという風景画の巨匠ふたりによって花開いた英国の絵画。続いてラファエル前派が結成され、19世紀末にイギリス絵画は実りの時を迎えました。
20世紀に入ると、フランシス・ベーコン、デヴィッド・ホックニーという個性派スターが登場。そして1980年代後半、ダミアン・ハーストを中心としたYBAs(ヤング・ブリティッシュ・アーティスツ)が台頭すると、ついにイギリスは世界の現代アートシーンの中心地となります。
そして現在は、バンクシーが世界再注目アーティストとして大活躍中の英国のアートを『芸術新潮』3月号が特集。「唯美と奇想の王国 決定版 英国絵画史」というテーマの大特集で、日本の雑誌がイギリス絵画の通史を特集するのは初めてのこと。
他の国とはひと味もふた味も違う、個性あふれるイギリス絵画の魅力、そしてなぜバンクシーがイギリスで生まれたのかも、よくわかる内容となっています。
■Magazine info
『芸術新潮』2021年3月号
出版社 : 新潮社
判型 : A4変形
ページ数 : 304ページ
定価 : 1,500円
【特集】唯美と奇想の王国 決定版 英国絵画史
絵画をめぐるイギリス人の物語
第1部 エリザベス朝からヴィクトリア朝まで
英国絵画史
解説 荒川裕子
1. イギリスで「美術」はなぜ出遅れたのか?
2. 風景画が開いたイギリス絵画の新時代
3. ラファエル前派、唯美主義
全盛の大英帝国と耽美へ向かうアート
ターナーとコンスタブル
ふたりの巨匠を徹底比較
解説 荒川裕子
空と雲と虹と
コンスタブルの真摯な気象研究
文 前橋重二
ビアズリーはイギリス的? 非イギリス的?
文 河村錠一郎
第2部 20世紀から現代まで
英国絵画史
解説 桝田倫広
4. 二つの世界大戦とにじみだすイギリスらしさ
5. 解体する帝国とスター誕生 ベーコン、フロイド、ホックニー
6. ターナー賞の先鋭化とYBAs大暴れ
7. 越境する絵画たち
バンクシーはなぜイギリスに生まれたのか
解説 毛利嘉孝
ミニグラフ
コロナ禍のバンクシー
■Link
https://www.shinchosha.co.jp/geishin/
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