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アート、テクノロジー、スポーツを融合させた大規模屋外ロボティックアートインスタレーション「ザ・コンスタント・ガーデナーズ」の展示がスタート
最先端のテクノロジーとアートを融合する作品を展開する英国のアーティスト、ジェイソン・ブルージュが率いるジェイソン・ブルージュ・スタジオが7月28日(水)から9月5日(日)の期間、東京・上野恩賜公園において、大規模屋外ロボティックアートインスタレーション、「ザ・コンスタント・ガーデナーズ」を展示します。
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「ザ・コンスタント・ガーデナーズ」は、駐日英国大使館とブリティッシュ・カウンシルが2019年より日本において展開している日英交流年「UK in JAPAN」の主要プログラムのひとつで、東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京が主催する「Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル 13」の一環として、東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会の開催期間と並行して公開されます。
日本の禅庭園の伝統の技と最先端のコンピューター技術が組み合わさり、アスリートが生み出す身体の動きをデータ化し、その動きを読み込んだロボットアームの庭師たちが枯山水のような庭園風景を描き出すアート作品です。
本インスタレーションでは、様々なスポーツ競技のアスリートの動きを解析して文様化し、4つの産業用ロボットアーム“庭師(ガーデナー)”が、14トンの黒い玄武岩と4トンのシルバーグレーの花崗岩で構成された砂利を巨大なキャンバスに、禅庭園のような砂紋を描き出すというものです。
大会期間中に毎日パフォーマンスを行い、約150パターンもの独創的な作品をつくり上げます。
作品は、時間の経過とともに展開するアスリートの動きを表現するものもあれば、一瞬の動作を描くものもあります。
本作品は、伝統的な禅庭園の美学と工芸、そして、それぞれの競技分野で鍛錬し、卓越したパフォーマンスを見せるアスリートたちから着想を得て考案されました。
庭師には長年の任務を終えた産業用ロボットアームを再活用し、作品を通して日常生活における機械の役割を映し出し、ロボット工学の新たな意義とクリエイションの可能性を伝えます。
この「ザ・コンスタント・ガーデナーズ」は、ロンドンを拠点に活動するジェイソン・ブルージュ・スタジオが日本で初めて発表する作品となります。
our ancient traditions and new technologies capture the beauty of olympic movement in the gravel of a zen garden as @jasonbruges unveils the constant gardeners @tokyo2020 @artscounciltyo @jp_british https://t.co/Z1d5gwpXYv pic.twitter.com/vcyACt7ySZ
— matthew knowles ???? (@mattintokyo) July 27, 2021
同スタジオは、人、データ、テクノロジー、自然を融合させ、都市の生活とは異なる時空や空間を体感できるインタラクティヴな作品を数多く生み出しています。
これまでに、V&A、テートモダン、自然史博物館などの主要な芸術文化機関とも協働で作品を制作してきた実績があり、2017年には、大規模なアートの祭典、「Hull UK City of Culture」の主要企画として、21台の産業用ロボットを使用したアートインスタレーション、「Where Do We Go From Here?」をハルで発表しました。
「ジェイソン・ブルージュ・スタジオ」について
ロンドンを拠点に多分野で活躍するアーティスト兼デザイナーのジェイソン・ブルージュが、2002年に設立したスタジオ。
建築家、アーティスト、エンジニア、計算設計者のチームに加え、エレクトロニクス、プログラミング、プロジェクト管理の専門家で構成されています。
インタラクションデザインを開発し、アート、建築、テクノロジー、インタラクティヴデザイン分野のパイオニアとして国際的に活動。
建築とインタラクションデザインを融合させ、最先端技術を駆使したミクストメディアを土台に、時空や空間をダイナミックに経験できる没入型の体験を探求し、人々をその環境に引き込むサイトスペシフィックな作品制作に情熱を注いでいます。
Tokyo Tokyo FESTIVALスペシャル13において、「ザ・コンスタント・ガーデナーズ」を公開できることを大変光栄に思います。
私たちはロボット工学とパフォーミングアートの新しい可能性を見出すことで、革新的なテクノロジーが物語を生み出せることを示します。
このまたとない機会に、これまで鍛錬を積み重ねてきたアスリートたちの活躍を讃えつつ、日本のみなさまが楽しめる有意義な体験を提供したいと考えています。
──「ジェイソン・ブルージュ・スタジオ」クリエイティヴ・ディレクター兼創設者ジェイソン・ブルージュ
日本は英国にとって大切な国際的パートナーで、文化的なコラボレーションは、パンデミックからの脱却に向けて、経済回復と健全な社会を支えるための重要な役割を果たします。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会にあわせて、英国の最高級のクリエイティヴィティを日本にご紹介できるのは素晴らしい機会であり、ブリティッシュ・カウンシルはパートナーとしてジェイソン・ブルージュ・スタジオに協力できることを誇りに思います。
──ブリティッシュ・カウンシル駐日代表 マシュー・ノウルズ
ザ・コンスタント・ガーデナーズ
- 場所
- 上野恩賜公園 竹の台広場
- 日時
- 7月28日(水)~2021年9月5日(日)11時~18時
- 入場料
- 無料
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