湖水地方で羊飼いとして生きる喜びを綴った『羊飼いの暮らし』の文庫版が発売に

2017年1月に単行本で出版された『羊飼いの暮らし イギリス湖水地方の四季』が7月19日に文庫版として発売されました。

2017年に世界遺産に登録された湖水地方で600年以上続く羊飼いの家系に生まれた著者のジェイムズ・リーバンクスさん。オックスフォード大学を卒業し、現在は故郷で羊飼いとして働くかたわら、ユネスコのアドバイザーもつとめています。

 

日々接している羊や牧羊犬の写真、湖水地方の写真が投稿されるジェイムズさんのTwitterは11万人以上フォローされていて、この本の続きが今もリアルタイムで発信されていると言っていいでしょう。

 

“太陽が輝き、羊たちが山で気ままに草を食む夏。

競売市が開かれ、一番の稼ぎ時となる秋。

過酷な雪や寒さのなか、羊を死なせないよう駆け回る冬。

何百匹もの子羊が生まれる春”

 

美しさと厳しさの両面を見せる自然の中で、ジェイムズさんが羊を飼う日々のつらさと喜びが率直に綴られています。

 

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