写真とエッセイで日めくりカレンダーのように英国の暮らしを紹介する書籍『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』が発売

『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』書影

紅茶の習慣から地下鉄のユーモアまでエピソードを満載した、英国の人たちから学びたい毎日を心地よく過ごすための鍵となる書籍『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』が発売。

著者はイギリス情報ウェブマガジン『あぶそる~とロンドン』編集長の江國まゆ。20年以上在住する英国での暮らしを1日1頁、写真とエッセイで日めくりカレンダーのように紹介する書籍です。

『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』中面

    • イギリスと日本。あらゆる意味で「遠くて近い」国同士だなぁと思いながらロンドンに暮らして早24年。ここ数年はイギリス情報ウェブマガジン「あぶそる?とロンドン」を運営しつつ、イギリスの文化をつぶさに経験してきました。

そんな中、自由国民社の編集者さんから、イギリスの人々の日々の暮らしぶりについて、365日を通して触れることができるような本を書いてみませんか? とお話をいただき、ワクワクしながらお引き受けしたのです。その際、「『不思議の国のアリス』の作者、ルイス・キャロルの言葉に由来する“HAPPY UNBIRTHDAY”という文句がこの本にはピッタリ。何でもない日おめでとうという視点がいいですよね」とおっしゃっていて、 私はビビッと雷に打たれたように、その意図を理解しました。

本書は私が見て感じたイギリスの文化や生活について、かなり事細かに、個人的な視点で書いています。書き終えてみると、まさに「英国の人たちから学びたい毎日を心地よく過ごすための鍵」というサブタイトル通りの内容になっていました。365日。どのページから読んでいただいても大丈夫。関連性のあるテーマは、例えば→269 / 365というふうにリンクを表示していますので、ページを繰ってみてください。文化のつながりを感じていただくことができるでしょう。

執筆を開始したのはコロナ禍の真っただ中。旅もままならないご時世となりましたが、本書で少しでも異国の文化に触れ、楽しんでいただけるといいなと、願いを込めて贈ります。

(本書「はじめに」より)

『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』中面

目次

4月 聖なる金曜は魚の日 / 紅茶は万能薬 / 都会のキツネ…etc.
5月 ロング・ウィークエンドを楽しんで / 野生ハーブを楽しむ春 / ロンドン地下鉄のユーモアにほほ笑む…etc.
6月 イギリス流のプロポーズ / はじけすぎるヘン・パーティー / ロックダウンはバナナブレッドを焼く…etc.
7月 一年で最も幸福な季節 / 夏の王様ピムス / 英国産のワインはいかが?…etc.
8月 ヴィクトリア・サンドイッチの黄金比 / 夏の終わりはブラックベリー摘みを / ユニオンジャックのこと…etc.
9月 テディベアとイギリス人 / Sohoはなぜ愛されるのか / チージーなお話…etc.
10月 ダンス・フィーバー! / ポワロの英国 / ミルクが先なのはなぜ?…etc.
11月 アーサー王伝説を訪ねる / 罪悪感を伴うお楽しみ / アプレンティスとは?…etc.
12月 心を照らすクリスマスマーケット / 成熟度は年齢に比例しない / 一年で一番夜が長い日…etc.
1月 黒猫は良いしるし? / ジョーディー・ガールは雪でもコートを着ない / 永遠の定番ハリスツイード…etc.
2月 ケルトの早い春 / 寒い日は温泉へ / 植物をインテリアに…etc.
3月 旅をするならウエスト・カントリー / サマータイムの始まり / 効率性の問題…etc.

『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』中面

イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日

『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』書影

 

著者
江國まゆ
出版社
自由国民社
定価
1,700円
判型
B6変型
ページ数
368ページ

Link

https://www.absolute-london.co.uk/

Share
  • facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Mail

Sponsered Link

Sponsered Link

Recommends
合わせて読みたい

Sponsered Link

Sponsered Link