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2023.6.6
注釈を頼りにしながらシェイクスピア作品を英語原文で読むシリーズ『大修館シェイクスピア双書 第2集』全8巻が12月と2023年夏の2期に分けて刊行されます。
1987年から刊行された第1集(全12巻)に続く第2集で、第1期のラインナップはこちらとなります。
- ヘンリー四世 第一部・第二部(King Henry IV, Parts 1 and 2)
- ウィンザーの陽気な女房たち(The Merry Wives of Windsor)
- リチャード二世(King Richard II)
- タイタス・アンドロニカス(Titus Andronicus)
対注方式で原文が読むことができ、作品についての解説や文献紹介も充実。
シェイクスピア作品の原文に取り組みたい人はもちろんですが、舞台を観てシェイクスピア作品に興味を抱き、その作品の背景やセリフに込められた意味、また当時の文化事情や上演の様子を知りたい、という人も、右ページの注や解説を読むだけでも楽しめる1冊です。
また、函入りで金箔押しの上製本は贈り物としても喜ばれるデザインで、かつ開きやすくて丈夫な装丁です。
シェイクスピアを原文で読みたい人のために、見開き2ページで、原文と詳細な注を収めています。
原文テクストは、初期版本をもとに編注者が組み上げ編集したものを使用。
各場の冒頭にはあらすじを入れ、初期近代英語の文法や語句表現の解説や、当時の文化背景の説明で作品の理解を助けます。
また、巻頭には、最新の研究成果に基づき、底本となるテクストや、創作年代、材源、作品の時代背景、上演史などについて紹介・分析する「解説」や、より学びたい人のためにそれぞれの本の特徴コメントを添えた「参考文献解題」、また登場人物が一望できる「登場人物一覧」や「関係系図」、また国内外での上演シーンの図版なども盛り込んでいます。
第2期(2023年夏発行予定)のラインナップ
- アントニーとクレオパトラ(Antony and Cleopatra)[佐藤達郎 編著]
- 尺には尺を(Measure for Measure)[佐々木和貴 編著]
- じゃじゃ馬ならし(The Taming of the Shrew)[前沢浩子 編著]
- 冬物語(The Winter’s Tale)[井出新 編著]
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