注釈を頼りにしながらシェイクスピア作品を英語原文で読む『大修館シェイクスピア双書 第2集』刊行

大修館シェイクスピア双書 第二集

注釈を頼りにしながらシェイクスピア作品を英語原文で読むシリーズ『大修館シェイクスピア双書 第2集』全8巻が12月と2023年夏の2期に分けて刊行されます。

1987年から刊行された第1集(全12巻)に続く第2集で、第1期のラインナップはこちらとなります。

  • ヘンリー四世 第一部・第二部(King Henry IV, Parts 1 and 2)
  • ウィンザーの陽気な女房たち(The Merry Wives of Windsor)
  • リチャード二世(King Richard II)
  • タイタス・アンドロニカス(Titus Andronicus)

対注方式で原文が読むことができ、作品についての解説や文献紹介も充実。

大修館シェイクスピア双書 第二集

シェイクスピア作品の原文に取り組みたい人はもちろんですが、舞台を観てシェイクスピア作品に興味を抱き、その作品の背景やセリフに込められた意味、また当時の文化事情や上演の様子を知りたい、という人も、右ページの注や解説を読むだけでも楽しめる1冊です。

また、函入りで金箔押しの上製本は贈り物としても喜ばれるデザインで、かつ開きやすくて丈夫な装丁です。

本書の構成

対注方式で原文が読める

 

シェイクスピアを原文で読みたい人のために、見開き2ページで、原文と詳細な注を収めています。

原文テクストは、初期版本をもとに編注者が組み上げ編集したものを使用。

大修館シェイクスピア双書 第二集

各場の冒頭にはあらすじを入れ、初期近代英語の文法や語句表現の解説や、当時の文化背景の説明で作品の理解を助けます。

大修館シェイクスピア双書 第二集

作品についての解説や文献紹介が充実

 

大修館シェイクスピア双書 第二集

また、巻頭には、最新の研究成果に基づき、底本となるテクストや、創作年代、材源、作品の時代背景、上演史などについて紹介・分析する「解説」や、より学びたい人のためにそれぞれの本の特徴コメントを添えた「参考文献解題」、また登場人物が一望できる「登場人物一覧」や「関係系図」、また国内外での上演シーンの図版なども盛り込んでいます。

    第2期(2023年夏発行予定)のラインナップ

  • アントニーとクレオパトラ(Antony and Cleopatra)[佐藤達郎 編著]
  • 尺には尺を(Measure for Measure)[佐々木和貴 編著]
  • じゃじゃ馬ならし(The Taming of the Shrew)[前沢浩子 編著]
  • 冬物語(The Winter’s Tale)[井出新 編著]

「大修館シェイクスピア双書 第2集」全8巻 第1期(2022年12月刊行)

ヘンリー四世 第一部・第二部(King Henry IV, Parts 1 and 2)

大修館シェイクスピア双書 第二集

 

著者
ウィリアム・シェイクスピア
編著
河合祥一郎
出版社
大修館書店
定価
4,620円
判型
四六判・上製・函入り
ページ数
502ページ

ウィンザーの陽気な女房たち(The Merry Wives of Windsor)

大修館シェイクスピア双書 第二集

 

著者
ウィリアム・シェイクスピア
編著
竹村はるみ
出版社
大修館書店
定価
3,080円
判型
四六判・上製・函入り
ページ数
242ページ

リチャード二世(King Richard II)

大修館シェイクスピア双書 第二集

 

著者
ウィリアム・シェイクスピア
編著
篠崎実
出版社
大修館書店
定価
3,080円
判型
四六判・上製・函入り
ページ数
258ページ

タイタス・アンドロニカス(Titus Andronicus)

大修館シェイクスピア双書 第二集

 

著者
ウィリアム・シェイクスピア
編著
清水徹郎
出版社
大修館書店
定価
3,080円
判型
四六判・上製・函入り
ページ数
242ページ

Link

https://www.taishukan.co.jp/

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