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ティーカップや紅茶占いからたどる紅茶文化史を紹介する書籍『名画のティータイム』
外国映画や小説に必ず登場するティータイム。「紅茶占い」や「アフタヌーンティー」など、ティータイムにまつわる60の絵画とその背景にある歴史文化を、有名紅茶教室講師が紹介する書籍『名画のティータイム』が発売に。
心躍るティーカップや銀器、さらにティーストレーナーといった「見たことはあるけれども名前は知らないもの」の数々のエピソードを多数収録。「ピクニックティー」などの紅茶にまつわる楽しい習慣も解説します。
豊富なカラー絵画の拡大&トリミングから、天才画家の圧倒的な描写力で描かれた小道具や、屋敷のインテリアなどの魅力も見えてくる。紅茶の香りまで漂ってきそうです。
ティーカップなど、茶道具の拡大でわかる絵の魅力
「ブルー&ホワイト」の項目より、ジョージ・ダンロップ・レスリー《お茶》。
全体図+拡大図で、茶道具のディテールまで楽しめる内容。
「アトホーム(家で喫茶をする習慣)」の項目では、女性画家メアリー・カサットによる《お茶》を紹介。帽子と手袋を外さずにお茶を飲んだティータイムのエチケットも解説されています。
女主人の必須アイテム「シュガートング」の項目では、画家ジョージ・ダンロップ・レスリーによる《アフタヌーンティー》を紹介。当時持ち主のイニシャルが刻まれることもあった道具について解説しています。
そのほかに「ティードレス」や「ティーセット」などのお茶にまつわるモチーフから西洋の喫茶文化史を覗いています。オールカラーの瀟洒な装丁にも注目してほしい一冊です。
名画のティータイム 拡大でみる60の紅茶文化事典

- 著者
- Cha Tea 紅茶教室
- 出版社
- 創元社
- 定価
- 3,520円
- 判型
- 四六判
- ページ数
- 256ページ
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