スコットランドのバックパッカーと捨て猫の旅行記『ナラの世界へ 子猫とふたり旅 自転車で世界一周』が発売に

『ナラの世界へ 子猫とふたり旅 自転車で世界一周』表紙

SNSで話題沸騰! 世界16カ国で発売中の旅行記“Nala’s World”が待望の日本語版『ナラの世界へ 子猫とふたり旅 自転車で世界一周』として5月8日(土)に発売されます。

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『ナラの世界へ 子猫とふたり旅 自転車で世界一周』は2020年9月に刊行された“Nala’s World”の日本語版で、現在、欧州を中心に16カ国で発売されている旅行ノンフィクション。

 

著者ディーン・ニコルソンのインスタグラムのフォロワーは94万人、YouTubeチャンネル登録者は18万人にのぼり、日本国内でも注目されはじめています。

 

 

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スコットランド南東部、北海沿岸のダンバー出身のディーンはラグビー経験があり、アウトドア好き。お酒とパーティに明け暮れた田舎暮らしの日常から逃れるため、自転車で世界一周を計画します。

 

猫を飼ったことはありませんでしたが動物は好き。旅の途中で出会った捨て猫との様子が世界中に広まり一躍有名に。ドローンとGoProを駆使したSNSで旅をリアルタイムに記録しています(現在はコロナ禍で中断)。

 

2018年9月、30歳を迎えたディーンは自転車で世界を巡る旅に出ます。途中、ボスニアの山あいで痩せこけた捨て猫と出会い、自転車で一緒に旅をはじめることに。

 

 

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子猫にはナラと名付け、ペット用パスポートも整え、予防注射も受けさせて、ともに国境を越えていきます。

 

人懐っこくて好奇心いっぱいのナラは自転車の前かごから身を乗り出して風を感じ、風景を楽しみ、一緒に旅を楽しんでいます。

 

そんな様子をアクションカメラやドローンで撮影し、SNSなどに投稿をしていると、ある日、SNSの通知が鳴り止まないほどに。

 

そう、世界中の多くの人々がディーンとナラの旅に共感し、その輪が世界中に広がっていったのです。

 

 

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ある者は過酷な自転車旅行の金銭面でのサポートを申し出たり、またある者は滞在先を訪れたり、部屋を提供したり。

 

もちろん旅には、トラブルや不測の事態が常につきまといます。ディーンとナラは多くの人に支えられながら乗り越えていきますが……。

 

本書はディーンが旅先でナラと運命的な出会いをし、苦楽をともにしながら人々との交流を楽しみ、ときに動物のおかれている過酷な環境やさまざまな社会問題に心を痛めながら、コロナ禍で中断を余儀なくされるまでの旅行記。

 

 

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日本でもペット・動物愛護の問題は深刻です。本書に登場するディーンはナラに限らず、旅の途中で出会う捨て犬などの保護にも奔走するほか、動物保護団体への協力を呼びかけるなど、身近に起こる大小さまざまな問題に真剣に向き合い、自分に何ができるのかを考え、行動していきます。

 

また、ディーンはナラとともに訪問したギリシアでは環境問題、難民問題をも目の当たりし、我々がこの時代に抱える問題を改めて問いかけます。

 

 

■Book info

『ナラの世界へ 子猫とふたり旅 自転車で世界一周』

 

著者 : ディーン・ニコルソン

翻訳 : 山名弓子

出版社 : K&Bパブリッシャーズ
判型 : 四六判
ページ数 : 288ページ
定価 : 1,760円

 

■Link

https://pr.kb-p.co.jp/nalasworld

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