ブレイディみかこ『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の文庫本が本日発売

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』新潮文庫版書影

“ぼくイエ”の愛称で親しまれたベストセラーが文庫化。「新潮文庫の100冊」として刊行されます。

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英国在住のライター、ブレイディみかこの『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』は「Yahoo!ニュース|本屋大賞ノンフィクション本大賞2019」をはじめとする11の文学賞を受賞し、60万部と版を重ねたベストセラー。

ブレイディみかこがアイルランド人の配偶者との間にもうけた息子が、荒れていたことで有名だった「元・底辺中学校」に通うことになり、個性豊かな友人や教員たちと触れ合い、現代社会が抱える問題と直面しながら成長するさまを描いた本作。

文庫化にあたっても、さまざまな著名人から推薦のコメントが寄せられました。

小川洋子(作家)
まさに今の状況を言い当てている。困難の中でも知恵をしぼれば生きていけるのだ。(TOKYO FM「パナソニック メロディアス ライブラリー」より)

仲野太賀(俳優)
心ない言葉に溢れた現代に、この本に出会えて本当に良かった。

イモトアヤコ(タレント)
登場人物のみんなに会って話したくなりました。

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文庫化記念で漫画家のヤマザキマリとの対談を配信

漫画家のヤマザキマリさんとの対談

長い海外生活、外国人男性との間に生まれたひとり息子、そしてなにより「パンク愛!」という、多くの共通点があるふたりの対談をnoteにて配信。

海外での凄絶な恋愛や出産、子育てといった経験から見えてくる日本という国のかたちなど、話題は多岐にわたります。

これまで数々のタフなシーンをくぐり抜けてきたふたりによる、喜怒哀楽の詰まったパンクでグルーヴィーな対話です。

ブレイディみかこ プロフィール

ブレイディみかこ近影

 

1965年福岡生まれ。県立修猷館高校卒。音楽好きが高じてアルバイトと渡英を繰り返し、1996年から英国ブライトン在住。

ロンドンの日系企業で数年間勤務したのち英国で保育士資格を取得、「最底辺保育所」で働きながらライター活動を開始。

2017年『子どもたちの階級闘争』で新潮ドキュメント賞を、2019年『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』でYahoo!ニュース|本屋大賞2019年ノンフィクション本大賞を受賞。

他の著書に『花の命はノー・フューチャー』『アナキズム・イン・ザ・UK』『ザ・レフト』『ヨーロッパ・コーリング』『THIS IS JAPAN』『子どもたちの階級闘争』『いまモリッシーを聴くということ』『労働者階級の反乱』『ブレグジット狂騒曲』『女たちのテロル』『ワイルドサイドをほっつき歩け』『ブロークン・ブリテンに聞け』『女たちのポリティクス』『他者の靴を履く』がある。

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https://www.shinchosha.co.jp/ywbg/

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