今年は「イングリッシュガーデン」と「アンティーク」がテーマ！ 帝国ホテル 東京による恒例の「英国フェア」がスタート

帝国ホテル 東京は、イングリッシュガーデンやヴィクトリア時代のアンティークをテーマとしたアフタヌーンティーなどを通じて、英国文化を楽しんでもらう『英国フェア2021』を、9月1日(水)から10月31日（日)まで開催します。

『英国フェア』は2016年から開催している人気のフェアで、特に本館17階「インペリアルラウンジ アクア」のアフタヌーンティーは、毎年好評を呼んでいます。

2021年は、英国文化を象徴する「イングリッシュガーデン」と「アンティーク」をテーマに、古くから英国の人々にとって社交の場であり癒しのスポットとして大事にされている「イングリッシュガーデン」と、古き良きものを大切に受け継ぐ英国の「アンティーク」のふたつをアフタヌーンティーで表現。

「アンティーク」をテーマとしたアフタヌーンティーは、歴史と伝統が感じられる19世紀の銀器や茶器を実際に体験できる、1日1組限定のバトラー付プランとなっています。

このほか、同店では英国のジンやリキュールを使用したカクテルも用意。

また、今回のテーマである「イングリッシュガーデン」にちなんだイベントとして、日本における英国園芸の第一人者、ケイ山田氏によるアフタヌーンティーサロンが9月22日（水）に開催。

9月1日（水）～9月30日（木）には、本館1階ロビーにて同氏監修のショーガーデンを、9月1日（水）～10月31日（日）は、「インペリアルラウンジ アクア」にて英国式寄せ植えが展示されます。

そして、本館1階ホテルショップ「ガルガンチュワ」では、自宅で楽しめる、英国で親しまれている惣菜やパンのほか、英国発祥の「ヴィクトリアケーキ」をモダンにアレンジしたケーキや、アフタヌーンティーで提供されるスイーツが持ち帰り用に販売されます。

“イングリッシュガーデン”アフタヌーンティー

 
イングリッシュガーデンは、古くから英国の人々の生活と共にありました。手入れをした自慢の庭は社交の場であり、癒しのスポットでもあります。

この秋、東京料理長の杉本雄がアフタヌーンティーに小さな英国式庭園を作り上げました。日本初の英国式庭園として開園した蓼科高原バラクライングリッシュガーデン特製スコーンも楽しむことができます。

＜上段＞

抹茶とピスタチオでできた皿一面に広がる“芝生”に、香りも彩りも豊かな3種類のスイーツをのせました。

◇マカロン ローズ

タータンチェック柄のマカロンに、ライチとフランボワーズのコンフィチュールとバラのクリームをはさみました。食べた瞬間、口いっぱいにバラの華やかな香りが広がります。ビネガー入りのソースを詰めたフランボワーズの果実の酸味が爽やかなアクセントに。

◇ジンジャーレモンとチャイのムース

チャイのスパイスの香りが豊かなムースで、レモンと生姜のコンフィチュールを包んだ四角いレモンに見立てたムース。

◇マロン ミラー

ムースマロンに銀箔を飾り、輝く鏡を表現。クッキー生地とマロンクリームにカシスの ジャムをしのばせています。

＜中段＞

◇牛肉とポテトのコテージパイ

英国伝統の家庭料理コテージパイ。帝国ホテル特製ボロネーズソースにナツメグの風味を効かせたポテトのピューレを重ね、ミモザ風に仕上げた一品です。

◇スコティッシュスモークサーモンを華やかに

スコティッシュスモークサーモンの旨みを、小玉ねぎのピクルス、サワークリーム、レモンのジュレの酸味が引き立てます。

＜下段＞

◇キャロットケークサレ スティルトンチーズのクリーム

ニンジン本来の甘味にスパイスを効かせたケークサレ（塩味のケーキ）。英国産スティルトンチーズのクリームと相性抜群です。

◇和牛バラ肉のビール煮込み ヨークシャプディングにのせて

ローストビーフなど肉料理の付け合わせとして知られる英国の家庭料理ヨークシャプディングに、和牛バラ肉のビール煮を詰めました。

ビールとデミグラスソースで煮込んだ和牛は、脂がのっていながらもしつこくなく、口の中で溶けてなくなるような濃厚な味わいの贅沢な一品です。

◇ローストビーフ / キュウリ / チェダーチーズのイングリッシュマフィン

ホテルのベーカリーで焼き上げたふわふわのイングリッシュマフィンに、ローストビーフ、キュウリ、チェダーチーズなどをはさみました。マフィンの柔らかさに、しゃきしゃきとしたキュウリの食感が良く合います。

＜スコーン＞

◇プレーン（蓼科高原バラクライングリッシュガーデン特製スコーン）とアールグレイ
イチゴジャム・ハチミツ・クロテッドクリームを添えて。

※写真は2名分

場所 : インペリアルラウンジ アクア（本館17階）
提供時間 : 11：30～18：00（ラストオーダー）※7月30日現在
料金 : 7,150円 ※サービス料別

ヴィクトリア朝アンティークで楽しむアフタヌーンティー withバトラー

多くの貴重なアンティークを有する穐葉アンティークジュウリー美術館のコレクションからセレクトされた、ヴィクトリア時代の銀器や陶器を使用する1日1組限定の特別なアフタヌーンティー。

19世紀の銀器や茶器、真珠の母貝を柄に設えたカトラリーの上質感は、手に取るとよりその素晴らしさが伝わります。

シルヴァーのティーセットはヴィクトリア時代中期のもの。ティーカップも同じ時代の英国リッジウェイ製で、フィンガーフードをプレートの上に並べて供された当時のスタイルを再現。

アフタヌーンティーの主役といわれるシルヴァーのティーセットを鑑賞しながら、至福のひとときを楽しめます。
 

 
＜プレート＞

◇シュークリーム、レモンケーキ、ベリーのタルト、サンドイッチ3種（スコティッシュサーモン、ローストビーフ、キュウリ）

＜2段プレート＞

◇ぶどう、くるみ

19世紀に使われていたシルヴァーのぶどうの枝切りやくるみ割り器を体験できます。

＜3段プレート＞

◇ベリーの盛り合わせ、スコーン2種（プレーン、アールグレイ）

場所 : インペリアルラウンジ アクア（本館17階）
提供時間 : 期間中の毎週月・火・水曜日（9月1日・20日・22日除く）13時～16時 ※1日1組限定（2～4名まで）
料金 : 25,000円 ※サービス料別
協力 : 穐葉アンティークジュウリー美術館

カクテル

英国のジンやリキュールを使用し、イングリッシュガーデンをイメージして創作したカクテルを用意。

Botanical Rose（ボタニカル・ローズ / 写真右） 2,500円

英国のクラフトジン「ヘンドリックスジン」に、エルダーフラワーのリキュールやグレープフルーツジュース、レモンジュースをあわせてシェイク。華やかな香りと爽やかな味わいを楽しめます。

Imperial Garden（インペリアル・ガーデン / 写真左） 2,500円

英国を代表するリキュール「ピムスNo.1」とジンジャエールをあわせた「ピムス・ジンジャー」を、オレンジやライム、ベリーなどのフルーツやミントで彩りました。

場所 : インペリアルラウンジ アクア（本館17階）
提供時間 : 11時30分～19時30分（ラストオーダー）

イングリッシュガーデン＆アフタヌーンティーサロン

 
英国最古の歴史を誇るチェルシーフラワーショーのショーガーデン部門で3度のメダル受賞歴をもち、国内の数々のガーデニングショーでもショーガーデンをプロデュースしている、ケイ山田氏によるガーデンレクチャーとトークセミナーを開催。

セミナー終了後には「“イングリッシュガーデン”アフタヌーンティー」を楽しめます。

なお、9月1日（水）～9月30日（木）は、本館1階ロビーにて山田氏監修のショーガーデン、9月1日（水）～10月31日（日）は、「インペリアルラウンジ アクア」にて英国式寄せ植えが展示されます。

場所 : インペリアルラウンジ アクア（本館17階）
日時 : 9月22日（水）第1部11時30分～14時、第2部15時15分～17時45分（各部15分前受付開始）
予約開始日 : 8月31日（火）10時 ※各回16名限定
料金 : 15,000円 ※アフタヌーンティー代込、サービス料別
協賛 : 蓼科高原バラクライングリッシュガーデン
協力 : ウェッジウッド
講 師 : ケイ山田
予約 : インペリアルラウンジ アクア 03-3539-8186

自宅で楽しめる英国の味

ホテルショップ「ガルガンチュワ」では、“ご家庭でお楽しみいただく英国の味”をテーマに「インペリアルラウンジ アクア」のアフタヌーンティーでご提供するメニューの一部を持ち帰り用にアレンジしたスイーツやパンのほか、英国で親しまれてきた惣菜などを販売。

Victoria ～ヴィクトリア～（写真右） 900円

英国伝統の「ヴィクトリアケーキ」をモダンにアレンジ。アーモンド風味の生地に、フルーツビネガー入りのフランボワーズのコンフィチュール、バタークリームを重ね、爽やかな酸味のレモンクリームで包みました。

ホワイトチョコレートのグラッサージュでコーティングし、食用花や金箔・銀箔で可愛いらしく飾り付けた、見た目は現代風ながら、英国伝統のケーキをベースにした素朴な味わいに仕上げています。 ※飾りの食用花は、時期により変更になる場合あり

ローズ ガーデン（写真左） 1,000円

ライチとバラとフランボワーズのジャムをバラ風味のバタークリームで包み、英国をイメージしたタータンチェック柄のマカロンではさみました。

一口食べた瞬間、口いっぱいにバラの華やかな香りが広がり、フルーツビネガー入りのジャムを詰めたフランボワーズが味わいを引き締めます。

イングリッシュガーデンを思わせる見た目と、上品な味わいが特徴。

「インペリアルラウンジ アクア」のアフタヌーンティーで提供するメニューを持ち帰り用にアレンジしたスイーツです。

フィッシュ＆チップス モルトビネガー添え 2,400円

衣をつけてふっくらと揚げたタラのフィレとフレンチフライに、チキンブイヨンで煮たグリーンピースと玉ねぎを添えました。帝国ホテル伝統の自家製タルタルソースと、芳醇な香りとコク深い味わいのモルトビネガーを好みでつけて。

キッパーへリングの香草パン粉焼き 2,400円

キッパーヘリングとは“ニシンの燻製”のこと。ソテーして甘みを引き出した玉ねぎをのせたニシンの燻製に、バジルとあわせたパン粉を振り、じゃがいもの上にのせてオーブンで焼き上げました。じゃがいもと玉ねぎは、ニシンとよく合う食材です。

付け合わせには、トマトソースで和えたレッドキドニー ビーンズ（赤いんげん豆）、きのこソテー、ブロッコリーが添えられています。

ハンバーグステーキ スティルトンチーズ添え 2,900円

やわらかくジューシーなハンバーグステーキに、バターとあわせた英国産のスティルトンチーズをのせて焼き上げました。

ブルーチーズならではの濃厚な味わいと香りが、トマトソースの酸味やデミグラスソースのコクとよく合う一品。

付け合わせにはフレンチフライ、いんげんとしめじのソテー、ラディッシュが添えられています。

ミートパイ 2,700円

お肉の旨みを閉じ込めたボロネーズソースと食感の異なる2種類の生地を楽しめるパイです。

土台のさっくりとしたタルト生地になめらかなマッシュポテトとボロネーズソースを重ね、軽めの食感のパイ生地で包んで焼き上げました。

直径15ｃｍの大きさで4～5名様向けのヴォリュームです。

イングリッシュスコーン（5個入り / 写真中央） 700円

期間限定で、蓼科高原バラクライングリッシュガーデンのスコーンを提供。外はさっくり、中はしっとりと焼き上げました。

紅茶のスコーン（4個入り / 写真右） 650円

スコーン生地にアールグレイの茶葉と、同じく アールグレイから高濃度に抽出した紅茶を混ぜ込んで焼き上げた、香り豊かなスコーン。上記のスコーンは、「インペリアルラウンジ アクア」のアフタヌーンティーでも提供されています。

ホットクロスバンズ（2個入り / 写真左） 550円

イースターの時期に欠かせない、十字の飾りが特徴的な英国の伝統的なパンです。ほのかにシナモンの香るふんわりとしたパン生地に、レーズンやオレンジピールを加えて焼き上げました。

ケイ山田によるショーガーデン

 
チェルシーフラワーショーのメダリスト ケイ山田氏による「イングリッシュガーデン」をテーマにしたショーガーデンを9月1日（水）～9月30日（木）まで本館1階ロビーに展示。

テーマは「トピアリーガーデン」。室内にて、切り花ではなく、根付き植物の組み合わせを展示する画期的なプレゼンテーションです。

ロンドンでは公的な場所にコンテナガーデンが使われることがトレンドになりました。

環境に配慮したイングリッシュガーデンは、心の安らぎや癒しを感じる場でもあります。

日本における英国園芸のパイオニアが創り出すスタイリッシュな演出を楽しめる空間になりそうです。

Link

https://www.imperialhotel.co.jp/j/tokyo/restaurant/imperial_aqua/plan/a_taste_of_britain.html