英国パビリオンが未来の社会をデザイン:2025年大阪・関西万博

英国パビリオン 大阪・関西万博

2025年大阪・関西万博における英国パビリオンの展示が、「COME BUILD THE FUTURE」というメッセージと共に、持続可能な未来社会の構築への参加を世界に呼びかけます。

英国パビリオンの概要

英国パビリオン 大阪・関西万博

英国政府は3月8日、大阪で2025年大阪・関西万博に出展する英国パビリオンの概要を発表しました。このパビリオンは、持続可能な設計原則に基づいて建設され、その立方体のモジュール構造と部品は万博終了後も世界中のイベントや会場で再利用可能です。

未来社会のデザイン

キャロリン・デービッドソン

キャロリン・デービッドソン在大阪英国総領事

「Designing Future Society for Our Lives」という万博のメインテーマに沿って、英国パビリオンは革新的なテクノロジー、モダンなデザイン、新しいアイデアを融合させ、私たちが共有するストーリーを伝えます。#ComeBuildTheFutureを通じて、あらゆる世代の来場者に未来社会の構築への参加を呼びかけることでしょう。

英国の文化と遺産

英国パビリオン 大阪・関西万博

最先端技術を駆使したコンテンツ主導の旅は、英国の思想家、豊かな文化と遺産、大胆な進歩、科学的発見を紹介します。来場者は英国ならではの体験を通じて、創造性と革新性に触れることができます。

積み木のイメージ

英国パビリオン 大阪・関西万博

「偉大なことは小さな始まりから生まれる」という考えを活用した英国パビリオンは、積み木のイメージを随所に取り入れています。これは、小さな積み木やアイデアが偉大なものを作り上げる可能性を秘めており、小さなアイデアの結集が世界を変えるイノベーションを実現できることを示しています。

日英関係の強化

英国パビリオン 大阪・関西万博

英国の万博への参加は、昨年の「広島アコード」合意以来、ますます強固になっている日英関係をさらに強化する機会となります。英国と日本は、包括的経済連携協定(CEPA)の成立、英国のCPTPP加盟への合意、そしてサイバー、デジタル、半導体に関する日英パートナーシップを含む科学、イノベーション、技術の分野への共通の注力によって示されるように、パートナーシップに対する高い志を共有しています。

パビリオンの設計と建設

英国パビリオン 大阪・関西万博

英国パビリオンの設計と建設は、ES GlobalとImmersive Internationalを筆頭に、WOO architects、Max Fordham LLP、Momentum Structural Engineers、Speirs Major Light Architecture、Fira Landscape Ltd.の英国企業が担当。ターナー&タウンゼントがパビリオンの統合デザイン、プロジェクト管理、建設プロセスを担います。

英国の決意と展望

英ビジネス・通商省の万博担当大臣マルコム・オフォード卿は、大阪・関西万博への出展がCPTPP、CEPA、デジタル・パートナーシップを通じた強固な貿易・投資関係を基盤に、日本との関係をより深める英国の決意を示すものだと述べました。2025年4月の開場時に英国パビリオンで来場者をお迎えできることを楽しみにしているとのことです。

ジュリア・ロングボトム

ジュリア・ロングボトム駐日英国大使

ジュリア・ロングボトム駐日英国大使は、万国博覧会がグローバルな課題に立ち向かう団結と協力の象徴であると述べ、来年の大阪・関西万博の英国パビリオンが来場者に英国の創造性と革新性を体験させ、持続可能な未来を築くための英国と日本、そして国際社会との協力を示す場所になると強調しました。英国は日本との幅広いパートナーシップを結んでおり、この強固な基盤の上に共に未来を築いていきたいとの考えを示しています。

英国は、1851年にロンドンで開催された第1回万国博覧会以降、世界各地で開催された歴代万国博覧会参加の長い歴史を誇ります。なお、大阪・関西万博の英国パビリオンの建設は2024年春に開始される予定です。

Link

https://www.expo2025.or.jp/

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