ナショナル・ポートレート・ギャラリーで開催された「ポール・マッカートニー写真展 1963-64~Eyes of the Storm~」がついに東京で開幕!

ポール・マッカートニー写真展 1963-64~Eyes of the Storm~  ハリー杉山

2023年にナショナル・ポートレート・ギャラリーで開催されたポール・マッカートニーの写真展がついに東京で開幕。彼自身のカメラで切り取られたザ・ビートルズの貴重な瞬間を、約250枚の写真で振り返るこの展覧会は、音楽ファンはもちろん、写真愛好家にも見逃せない一大イベントです。10月12日(土)からはグランフロント大阪の北館 ナレッジキャピタル イベントラボでも開催されます。




「ポール・マッカートニー写真展 1963-64~Eyes of the Storm~」とは

ポール・マッカートニー写真展 1963-64~Eyes of the Storm~

1962年にデビューし、瞬く間に世界のトップ・バンドとなったザ・ビートルズ。本展はポール・マッカートニー自身のカメラによって撮影された写真を中心に、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターの4人が世界を熱狂させ社会現象となる1963年12月から、「エド・サリバン・ショー」でアメリカを席巻した1964年2月までの約3か月間の記録です。

会場
東京シティビュー(東京都港区六本木6丁目10−1 六本木ヒルズ森タワー52階)
会期
2024年7月19日(金)~9月24日(火)
開館時間
10時~19時 ※金土は20時まで。入館は閉館の30分前まで
入館料
一般2,600円、学生(高校・大学生)1,800円、子供(4歳〜中学生)1,000円

“嵐の目”の中にいたポールが目にした光景を切り取った写真の数々

展示は昨年開催されたロンドン展と同様に、時系列ごとに9つのチャプターで構成されています。世界中に熱狂を巻き起こした、まさに“嵐の目”の中にいたポールが目にした光景を切り取った写真の数々。これまでに見たことのない視点から、世界的スターに駆け上がっていく様子を確認することができます。多くはモノクロの写真ですが、そこには当時の空気が生き生きと浮かび上がってきます。そしてマイアミの青空を見てフィルムを変えたという、珍しかったカラーの写真も見逃せません。ロンドン展同様、訪れた都市からイメージした壁色と作品のコントラストの中、60年を経て訪れた奇跡をぜひ追体験してみてください。



ポール自身が選出に参加した約250枚を展示!

ポール・マッカートニー写真展 1963-64~Eyes of the Storm~

2020年、ポール・マッカートニーが35mmフィルムのカメラで撮影した1,000枚にもおよぶ大量の写真が、ポール個人のアーカイヴから発見されました。これらはザ・ビートルズが進化を遂げる重要な時期にグループの一員として過ごしたポールの個人的な記録であり、これまで60年間ネガやコンタクト・シートのままプリント化されてこなかった写真の中からポール自身が選出に参加した約250枚が公開されています。鏡越しのセルフポートレート、ザ・ビートルズを追いかけるカメラマンやビートルマニアの姿。そして、束の間の休息を楽しむメンバーのオフショットは無邪気な素顔を捉えており、ポールだからこそ撮影できた貴重な写真は必見です。

日本展(東京展)だけの特別な展示も!

ポール・マッカートニー写真展 1963-64~Eyes of the Storm~

ポール・マッカートニー写真展 1963-64~Eyes of the Storm~

エントランスには、東京展(日本展)オリジナルのフォトスポットを設置する他、高さ2メートルを超える巨大なザ・ビートルズのメンバーの写真パネルを掲出。11メートルの吹き抜け、開放的な展望台の窓面にもヴィジュアルなどを配置し、海抜250メートルからの東京の眺望と融合する東京展(日本展)ならではの展示を楽しめます。



日本展限定グッズも!

ポール・マッカートニー写真展 1963-64~Eyes of the Storm~

期間中、さまざまな出展作品をモチーフにした本展覧会のオリジナルグッズも販売。英国展・アメリカ展で販売されたグッズはもちろん、アパレルから小物まで日本展限定のグッズも登場。アコーディオン型の「ミニガイドブック」は、アメリカ・英国会場で注目を集めたスタイリッシュな一品。色とりどりのTシャツには、展覧会に登場する都市名がポール自身による手書きでデザインされています。

ポール・マッカートニー写真展 1963-64~Eyes of the Storm~

ポール・マッカートニー写真展 1963-64~Eyes of the Storm~

また、「シングルフォリオ・プリント」「コンタクト・シート」など数量限定のプリント商品も。また、同じフロアの「レストラン THE MOON」では、展覧会をイメージした3種類のコラボレーションカクテルを提供しています。



ポール自身の声で、展覧会をナビゲート

作品の見どころや当時の背景など解説する音声ガイドは、ポール・マッカートニー自身が担当。当時のエピソードや自らが感じていた時代の変化などを交えながら、展覧会を案内します。今回の展覧会のために収録された音声ガイドは、ポール・マッカートニー自身が担当。利用には自身のスマートフォン・イヤフォンが必要です。

この音声ガイドは、東京展の特別協賛社であるブルームバーグ・フィランソロピーズからの提供により、ブルームバーグ・コネクツ・アプリを使って、無料でデジタルガイドを利用できます。ブルームバーグ・コネクツは、世界中の何百もの博物館、美術館、劇場、その他の文化施設のデジタルガイドを、いつでもどこでも楽しめるアプリです。

ハリー杉山のコメント

ハリー杉山

ユニオンジャックのカーディガンに、ステラ・マッカートニーデザインのTシャツという装いで登場したハリー杉山は以下のようにコメントしました。

    ザ・ビートルズ好きの父親の影響で自身も幼い頃から大のファン。お気に入りの1枚は、マイアミでくつろぐジョージ・ハリスンの写真。すごくリラックスしていて、人生を謳歌しているな! という、本当に心の底からの写真なんです。



ナショナル・ポートレート・ギャラリーとは

1856年に設立された、ロンドン中心部にある世界最大の肖像専門美術館。世界的なアイコンから名もなき英雄まで、肖像画を通して英国の物語を伝え、その世界最大級の肖像画のコレクションを保存・共有することによって幅広い層に向けて世界中の新進アーティストとの出会いを提供し、肖像画との関わりを促進しています。本展はリニューアルオープン記念の展覧会で、2023年6月28日から10月1日まで開催されました。この展覧会は、ポール・マッカートニーの音楽と写真の才能を通じて、英国の文化と歴史を体験する絶好の機会となります。

MPL Communications/© National Portrait Gallery, London. Exhibition curated by Sir Paul McCartney with Sarah Brown on behalf of MPL Communications Limited and Rosie Broadley for the National Portrait Gallery, London, and presented by Fuji TV.

 

Link

https://www.eyesofthestorm.jp/

Share
  • facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Mail

Sponsered Link

Sponsered Link

Recommends
合わせて読みたい

Sponsered Link

Sponsered Link