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英国パビリオンで「Festival of Flavours」開催!ブラーのアレックス・ジェームズがDJパフォーマンス
大阪・関西万博の英国パビリオンで6月14日(土)から15日(日)にかけて、英国の食文化を紹介する「Festival of Flavours(味の祭典)」が開催されます。注目は初日に英国を代表するロックバンド「ブラー(Blur)」のベーシスト、アレックス・ジェームズによる特別DJパフォーマンスと、20社以上の英国企業による本格的な食品・飲料の試食体験です。
イベント概要と開催日程
英国政府が主催する「Festival of Flavours(味の祭典)」は、日本における英国の食品および飲料に対する認知、イメージ、購買意欲の向上を目的としたプレミアムな食品と飲料のイベントです。このイベントは、英国の食文化の多様性と品質の高さを日本の消費者に直接体験してもらうことを狙いとしています。
開催詳細
- 開催日時:2025年6月14日(土)、15日(日)10時〜19時00分
- 会場:大阪・関西万博会場 英国パビリオン
- 最寄駅:大阪市営地下鉄中央線「夢洲」駅
- 入場:万博入場券が必要
- 参加費:無料(試食・試飲含む)
このイベントでは、高品質な食品・飲料にスポットライトを当て、英国産の肉や魚、チーズなどの試食体験や、新鮮なフルーツや野菜などとアルコールを組み合わせたカクテルを提供するスペシャルバー、さらにはグルメスナックが当たる抽選など、多彩なコンテンツが用意されています。
イベントの背景と意義
英国の食品・飲料業界は、常に新しい味への挑戦を続けており、毎年数千もの新商品を市場に送り出し、世界220以上の国・地域へと輸出されています。今回のイベントは、そうした英国食品・飲料業界の革新性と品質の高さを日本市場に紹介する絶好の機会となります。
ブラーアレックス・ジェームズの特別出演
イベント初日の6月14日(土)18時から18時30分まで、英国を代表するロックバンド「ブラー(Blur)」のベーシストであるアレックス・ジェームズが特別DJパフォーマンスを行います。
※当初15日(日)とアナウンスされていましたが、14日(土)に変更となりました
アレックス・ジェームズのプロフィール
アレックス・ジェームズは、1990年代のブリットポップムーブメントを牽引したブラーのベーシストとして活動する一方で、食と飲料の愛好家でもあり、ワインや受賞歴のあるチーズ職人としても本国で知られています。彼はコッツウォルズで農場を経営し、「Little Wallop」や「Farleigh Wallop」といった高品質なチーズを生産しています。
アレックス・ジェームズからのメッセージ
彼は今回のイベントについて、「多くの方が英国の食といえば“フィッシュ&チップス”や“アフタヌーンティー”を思い浮かべるかもしれませんが、それだけではありません。英国には素晴らしい食材と職人技があり、今回のイベントでその真の魅力を体験していただけることを楽しみにしています」とコメントしています。
※アレックス・ジェームズは、イベントのDJパフォーマンスに出席予定であり、出店及びチーズ販売などは一切行いません。
4つのステーションで楽しむ英国グルメ体験
「Festival of Flavours」では、英国産の食べものやドリンクの魅力を学びながら堪能できる4つの専門ステーションが設置されます。各ステーションでは、英国の職人や漁師たちが丹精を込めて生産した食品、ドリンクの数々のサンプルを無料で味わうことができます。
シーフードステーション
英国各地の新鮮な海産物を紹介するこのステーションでは、イングランドの「ウィスタブル産カキ」や北アイルランドの「ネイ湖産ポーラン(白身魚)」などの試食が楽しめます。英国の豊かな海域で育まれた海の幸の味わいを直接体験できる貴重な機会です。
ミートステーション
高品質な英国産肉類の試食体験ができるステーションです。スコットランドの「アンガスビーフ」やウェールズの「ラム肉」など、各地域の特色ある畜産物を味わうことができます。英国の牧草地で育った動物たちの肉質の良さを実感できます。
チーズステーション
英国チーズの多様性を体験できるステーションです。伝統的なチェダーチーズから地域特産のアルチザンチーズまで、英国各地で作られる様々なチーズを試食できます。アレックス・ジェームズ自身も手がけるような職人チーズの世界を堪能できます。
カクテルステーション
英国産食材を使った特別カクテルを提供するバーステーションです。新鮮なフルーツや野菜、ハーブなどの英国産食材とスピリッツを組み合わせた革新的なカクテルを楽しめます。英国のクラフトジンやウイスキーの魅力も発見できます。
スタンプラリーとプレゼント企画
各ステーションでは、本イベント限定オリジナルスタンプも用意されており、4つのステーションを回るスタンプラリーも楽しめます。さらに、グルメスナックが当たる抽選会も実施され、来場者により多くの英国食品を持ち帰っていただく機会を提供します。
参加企業と提供される食品・飲料
「Festival of Flavours」は、英国を代表する20社以上の食品・飲料企業・団体の協力のもと実施されます。これらの企業は、英国食品・飲料業界の多様性と革新性を代表する存在です。
参加ブランド詳細
飲料ブランド
- Belvoir:天然果汁を使用したプレミアムソフトドリンク
- Brit Pop:アレックス・ジェームズが手がけるスパークリングワイン・サイダーブランド
- Bushmill’s:アイルランド最古のウイスキー蒸留所
- Copeland Gin:北アイルランド発のクラフトジン
- Hinch Distillery:革新的なアイリッシュウイスキー
- McConnell’s:ベルファストのウイスキー蒸留所
- Thompson’s Gin:伝統的な製法によるロンドンドライジン
食品ブランド
- Dean’s Shortbread:スコットランド伝統のショートブレッド
- Joe & Seph’s:グルメポップコーンの専門ブランド
- Tunnock’s:スコットランドの老舗菓子メーカー
- Walker’s Shortbread:世界的に有名なショートブレッドブランド
- Tiptree:英国王室御用達のジャム・保存食品メーカー
専門食材ブランド
- Halen Môn:ウェールズ産の「アングルシー産海塩」
- Hilltop Honey:英国産天然蜂蜜
- Karro:高品質な英国産豚肉
- Seafood Scotland:スコットランド産シーフードの推進団体
- Wyke Farms:英国最大の独立系チーズメーカー
ティーブランド
- Pekoe Tea:プレミアム茶葉の専門ブランド
- Suki Tea:ベルファスト発のアルチザンティーブランド
- Taylor’s of Harrogate:ヨークシャー発の老舗紅茶ブランド
地域性と多様性の表現
これらの参加企業は、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4つの地域それぞれの特色ある食文化を代表しており、英国の食品・飲料業界の地域的多様性を体現しています。
英国パビリオンの魅力と今後の展望
英国パビリオンは「ともに未来をつくろう」をテーマに、おもちゃの積み木からインスピレーションを得たデザインで建設されています。来場者は、英国の偉大なイノベーションの過去、現在、そして未来を巡る没入型の旅に誘われます。
パビリオンの構造と体験内容
英国パビリオンでは、マスコットキャラクターのPIX(ピックス)が、蒸気機関車の発明から世界初のカーボンニュートラルな宇宙港まで、姿を変えながらグレートブリテンおよび北アイルランドの文化や技術を案内してくれます。
2階の「ジョニーウォーカー バー」では、スコットランドの代表的なウイスキーブランドの世界観を楽しみながら休憩できます。1階のギフトショップでは、英国の人気キャラクター「ピーターラビット」や「パディントン」、「ひつじのショーン」などのぬいぐるみ、PIXのピンバッジ、LIBERTYのエコバッグなどを購入できます。
英国政府代表からのメッセージ
2025年大阪・関西万博英国政府代表のキャロリン・デービッドソンは、「スコットランドのシーフード、ウェールズのラム肉、北アイルランドの牛肉、そしてイングランドのチーズ。英国の食と飲料は、その卓越した味と品質で世界中を魅了しています。今回の『Festival of Flavours』を通じて、日本の皆様に英国食文化の真の魅力を体験していただき、新たな食の発見をしていただければと思います」とコメントしており、今回のイベントへの期待を表明しています。
英国食品・飲料業界の国際展開
英国の食品・飲料業界は、品質、革新性、持続可能性において世界をリードしており、現在世界220以上の国・地域に輸出されています。今回のイベントは、日本市場における英国食品・飲料の認知度向上と、将来的な貿易関係の強化を目指す重要な取り組みとなります。
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