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18世紀末の英国に根付いたツーリズム“ランブリング”を背景としたブランド「カレドアー(Caledoor)」がデビュー
1962年の創業以来半世紀にわたって、英国由来の商品と文化を日本市場へ伝え続け、BRITISH MADEを運営する渡辺産業株式会社より、新ブランド「カレドアー(Caledoor)」がSS22シーズンにデビュー。
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英国の詩人、ウィリアム・ワーズワースが1850年に発表した『Prelude』に収録されているウェールズへの旅の記憶を綴ったポエム「Tintern Abbey」は人々を歩く旅へと駆り出しました。
産業革命が起こると窮屈な都市部に住む人々は自然豊かで広大な土地の広がるカントリーサイドへの旅を求め、1930年代にはイギリス内で50万人もの歩く旅人が各地を巡ったそうです。
そんな状況は、コロナ禍によって人々が抱いた屋外レジャーへの欲求の高まりや、リモートワークの普及や働き方改革による余暇が増加した現在と、産業革命が起こった1930年代とクロスオーバーします。
「カレドアー」は、そんな18世紀末より英国において大衆文化として根づいたウォーキングによるツーリズム、“ランブリング(Rambling)”を背景としたプロダクトを展開。
英国で脈々と受け継がれてきた歩く旅、ランブリングを掘り下げ、現代の都市生活になじむ“歩くことを楽しむための道具”を提案しています。
英国では公道、私道を問わず国民の通行権を保障する“歩くことを楽しむための道”=Public Footpathが農村部を中心に網の目状に張り巡らされており、アローマーク(矢印)の標識が目印となっています。
「カレドアー」のブランドロゴは、そんな都市から地方へ、地方から都市へのランブリングをイメージして矢印を組み合わせたシンボルになっています。
なお、「カレドアー」では、距離・時間・天候を考慮した素材や機能性を持つプロダクトを、2~3時間のランブルを想定した「Short Ramble」に、1日がかりの長距離ランブルを想定した「Long Ramble」に分けて用意されています。
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